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僕の住む京都府亀岡市は廃棄物を始めとする『環境問題』の意識が高いと思う。現在では、前述のとおり不法投棄に狙われやすい「街」である。また、隣接する大阪府豊能郡の『豊能郡美化センター』廃棄物焼却施設のダイオキシン問題が発生している。(参照:朝日新聞の記事)
遡れば、タングステンを採掘していた大谷鉱山からカドミウムが流出した事故や大阪府吹田市が亀岡市内に廃棄物の最終処分場の建設を計画したこともある。また、武村正義知事時代の滋賀県では、琵琶湖の水質を守る為の『粉せっけん』使用運動もあった。 それらを受けてか亀岡市は公益法人の「財団法人 亀岡市清掃公社」を設立していた。僕の記憶の限りでは、義務ではなかったが、約25年前から焼却物と不燃物のゴミ袋が作成されていた。 環境担当時代に同僚が産業廃棄物を中心とする環境の仕事をしていたころのことである。同じ亀岡市在住の同僚が職場で発生した一般廃棄物を自宅に持ち帰っていた。 その理由は『京都市は一般廃棄物の分別収集を行っていないが、亀岡市は徹底している。』とのことであった。 確かに、添付の写真のように亀岡市は分別収集の市民参加を徹底させている。この記事を書くために、亀岡市環境事業課に確認すると、現在の基礎となる分別収集を『平成2年度から』実施しているとのことであった。 同僚が職場で発生した廃棄物を自宅へ持ち帰ることに興味を抱いた別の同僚が京都府内44市町村(平成13年度当時)の再生利用率を調査した。 僕も含めて、亀岡市在住の同僚は『亀岡市が最も進んでいる。』と決め込んでいた。 結果は?結果は意外なことに亀岡市の再生利用率は京都府内で最低だった。分析の結果に基づく考察では、他の43市町村と比較して分別収集を始めたのが早過ぎたことだとしか思えなかった。 同僚は自宅に廃棄物を持ち帰ることを止めた。 なお、亀岡市の再生利用率は向上しているものと推測されるので、現在では府内上位に入っている可能性が高いことを付記します。関連用語 *一般廃棄物 *産業廃棄物 *3R *リデュース(Reduce) *リユース (Reuse) *リサイクル(Recycle, 再生利用) *もったいない *ゼロエミッション *廃棄物処理法解説【フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』】 *廃棄物処理法全文 お時間がありましたら…。 *まったけ日記258−エコ・京レンガ− *まったけ日記251−不法投棄が狙われやすい街って?ー *まったけ日記236ー『金属盗難』ー自動車解体業者の視点からー *まったけ日記189ー産業廃棄物処理業者の増加?− *まったけ日記180ー山崎達雄『洛中塵捨場今昔』ー *まったけ日記168ー難しい「廃棄物の種類」入門ー *まったけ日記167ー難しい「廃棄物の概念」入門ー *まったけ日記166ー難しい「廃棄物処理法」入門ー *まったけ日記143ー産業廃棄物と経済学ー ご意見下さい *いわれひこ様BBS 京都亀岡国際秘宝館・本館 http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html
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環境問題は人類に突きつけられた大きな課題だね。俺自身個人として出来ることをやってるかと言われると、全然まだまだだと思う。ゴミの分別くらいはやってるが・・・しかし、いつまでも美味いものを安心して食べたいし、訳のわからん公害病で苦しむのもかなわん。電気も水もなんの心配もなく使いたい。赤恥が騒いでる記事はヤジウマ根性で見てたが、このような記事に出会えたのは良かった。まつたけ氏、頑張ってくれ!
2007/4/23(月) 午前 0:53 [ maj*no_*aku*ai*in20*3 ]
『中畑=赤旗を泣かそう』=『[redpurge2001]=「アカ狩り」=「赤恥」』様★『お邪魔してはるんでおまんにゃわ!(C)竜じい=井上竜夫』ンナラ、さいなら!
2007/4/23(月) 午前 2:46
majono_takuhaibin2003様★助太刀とコメントを賜りありがとうございます。環境問題の中でも廃棄物とゼロエミッション問題は、個人のアイデアの積重ねと「気づいたことからコツコツと」の心がけが大切だと思います。捨てる前に「もったいない。何か使い道はないか?」と考えてからでも遅くはないと思います。「ゴミ」こそ資源なりです。
2007/4/23(月) 午前 7:38
転載しました。
2007/4/23(月) 午後 1:40 [ eco**tyle_*rg ]
eco_style_org様★いつも転載をしていただきありがとうございます。
2007/4/23(月) 午後 5:22
自分の会社ではISO14001を取得をしており、ごみ分別をしています。まったく理解していない人が多くなぜ分別しなければならないの?ってことが全然分かっていないようで困っています。4月に雪が降ったり1,2月が暖冬 だったりと環境が怒っていることがなぜだか分からない人が多すぎますね
2007/4/28(土) 午後 4:45 [ シャビ ]
あーくん様★一人一人の意識や小さな行動で「地球温暖化」防止ができることを知ってもらいたいですね。僕も副業では「両面コピー」、「これは再生利用できる紙!」、「空き缶とペットボトルを混入するな!」と、怒鳴りちらして煙たがられています。
2007/5/11(金) 午後 8:50
はじめまして^ー^訪問履歴からこちらを知りました。
環境問題について大変お詳しいみたいですね。よろしければ、ゴミの分別について意見を聞かせていただきたいです。よろしくお願いしますm(_ _)mhttp://blogs.yahoo.co.jp/miginejike/48558505.html
2007/7/16(月) 午後 4:24 [ - ]
miginejike様★京都亀岡国際秘宝館へようこそお越しやす。ペットボトルのリサイクルはコスト(環境コストを含む)がかかるため、可燃ゴミの助燃剤として焼却処理に利用した方がよい等という考え方が急速に広がっていますが、余りにも急ぎ過ぎる判断です。ペットボトルの流通増加の速度にリサイクル技術の向上が追い付いていないのが現状です。ペットボトルの流通及び消費は今後も拡大すると思われ、リサイクル技術の向上は大きく期待されています。【続く】
2007/7/16(月) 午後 5:05
【続き】現在のコストは高くとも将来の予想されるペットボトル系の廃プラスチック類のリサイクル技術向上の『投資』を放棄することは、地球にとって将来の大きな『不都合な真実』となりかねません。焼却技術が向上してペットボトル処理の無害化できても焼却灰、ばいじんは依然として大量に発生して最終処分場へ埋立処理する必要があります。最終処分場の埋立残余容量は切迫しており、新規の埋立処分場建設は大きなコスト(処分場の土地の用地買収、周辺住民への理解等を含めて)を伴い、更に山岳、森林等の様々な生態系も失われます。【続く】
2007/7/16(月) 午後 5:25
【続く】また、最終処分場は閉鎖後も周辺環境の汚染を監視し続けなければなりません。閉鎖後、何十年も経過してから有害物質が発見されることもあります。さらに、フロンガスのように、その後の科学技術の進展で有害性が発見される場合もあります。かつて、ガソリンは製油過程で廃棄されていた物質がリサイクルされるようになったものです。その排気ガスの有害性を考慮されていませんでしたが、地球温暖化の温室効果ガスの発生原因の主たるものの一つです。ペットボトルを始めとして全ての廃棄物のリサイクル技術向上が求められている理由はここにあります。【了】
2007/7/16(月) 午後 5:25
ご丁寧なお答え有難うございます。しかし、すっきりしました!とは思えないので、もう少し教えてください。「ペットボトルの流通及び消費は今後も拡大する」の原因が、リサイクル、ゴミの分別によって加速されているという意見がありますが、どのようにお考えですか?確かに、逆説的に安心して捨てられる、だってリサイクルされるもん、っていう事はないですか?ゴミの分別より先に、ペットボトル商品にいっぱい課税して、消費量を抑えるのが先じゃないですか?政府が本当に環境を第一に考えるなら、本当に深刻なら。分別より先にすることいっぱいありません?
2007/7/16(月) 午後 5:40 [ - ]
廃棄物処理市場は大きいマーケットですが、外部不経済の影響を受けやすいものです。かつては、金属くずは再生利用できる有価物でしたが、阪神大震災によって大量のがれき類が発生して有価性を失いました。日本で野焼きや不法投棄が大量に発生した要因の一つです。しかし、アジア諸国の近代化で再び金属くずが価値を持ちはじめ、金属の盗難事件が発生する状況になっています。非常にコントロールが難しいものです。リサイクルやゴミの分別は、その外部不経済を内部化するための手段であり、直ちにペットボトルの流通や拡大に繋がらない。例えば、ビン類や缶類ペットボトルよりリサイクル率は遥かに高いですが、その流通や消費は拡大をしていません。ペットボトルの生産量のみが拡大してビン類、缶類の需要を奪っています。【続く】
2007/7/16(月) 午後 6:58
【続き】リサイクルするから安心して捨てられるというのは、確かに幻想です。廃棄物処理は収集運搬、中間処理(破砕・焼却等)、最終処理(埋立)の行程に分けられます。廃棄物処理法上の産業廃棄物の処理責任は産業廃棄物処理業者ではなく、排出事業者責任です。その責任は、かつては中間処理まででしたが、規制強化で最終処分までの責任を負うことになっています。家庭ゴミ(一般廃棄物)は、同法上は市町村責任になっていますが、中間処理の段階で分別を行うことは余程の技術向上がない限り「外部不経済」が発生して現実的ではありません。分別されないまま収集すればPCB等の有害物質が混同されたり、再生資源として有価性があるものを処理をして最終処分を行うことになります。【続く】
2007/7/16(月) 午後 7:10
【続き】ペットボトルに環境目的財源として課税することは大賛成ですよ。もちろん、リユース・リサイクルよりリデュースを優先させるベきです。僕なんかは自動車取得税、自動車税、軽自動車さらにガソリン重量税等の自動車関係税は全て環境目的財源にして、自動車の個人所有自体も都道府県知事の許可制にすべきと思います。ペットボトルも自動車も含めて日本の産業界は、製造者側の力が消費者、処理業者よりも発言力が余りにも強いのが現実です。自動車は特殊なので自動車専門の解体業者が必要ですが、自動車業界の一部とは見なされていない部分もあります。そのような圧力が厳しい中で旧厚生省、環境省は各種リサイクル法を公布・施行しました。『環境法が一つ成立する度に一人の死者がいる』という都市伝説もあるぐらいです。それに対して、政府(=前K及び現A内閣)は環境問題について「逆コース」を歩んでいます。米国に対して京都議定書批准を迫らないので明らかです。K内閣が始めた「クールビズ」なんて環境行政への失政のまやかしです。【了】
2007/7/16(月) 午後 7:29
なるほどぉー。環境問題に関しては、逆コースを進んでるんですね。それじゃ、ゴミの分別も行政主導ですけど、正しいのですか?そのご説明だけでは「まとめて燃やしちゃった方が効率的」という考え方の方が納得できるのですが…(もちろん、PCB等を含む製品は別ですよ)どれくらい技術が進歩しても、ノーコストでリサイクルするのは不可能ですよね?でしたら、ペットボトルの消費量を半分にする、不買運動をするほうが、そちらを啓蒙するほうが、環境には良くないですか?ペットボトルはもやしちゃえばいいんですよ♪有害物質も出ないし、分別のコストもかからないし。ノーコストで、リサイクルできる可能性があるなら別ですけど…
2007/7/16(月) 午後 8:02 [ - ]
「逆コース」を歩んでいるのは小泉前総理と安倍総理であって、環境省や地方公共団体は努力していますよ。また、何が入っているか判らない混合廃棄物の処理は焼却炉の維持・管理に莫大なランニングコストがかかります。焼却炉は年に1乃至2ヶ月はメンテナンスをする必要があり規模によっては数億円も費用がかかります。さらに、埋立処理の最終処分場を所有できない地方公共団体は民間の最終処分場へ依託する必要があるのですが、最終処分場の規制強化の中で混合廃棄物の受入を拒否するところが増えます。【続く】
2007/7/17(火) 午前 8:23
【続き】高温度処理の焼却炉や最終処分場の投資やランニング・コストにかけるならば、リサイクル技術の向上のほうが遥かに金銭や環境面でのコストが安上がりですし、将来ある次世代の人類のために、人類と共生する生命のために大きく貢献します。一度、お住まいの市区町村に中間処理施設、最終処分場の見学を申込まれてはいかがですか。さらに、産業廃棄物処理業者への見学もお薦めします。特に産業廃棄物焼却施設の場合は、事前分別を見ることができる施設もあります。その作業の多くは手作業ですが、従事者にとって健康を害しかねない職場環境にあることをご覧いただけることができます。【了】
2007/7/17(火) 午前 9:15
miginejike様★今度はこちらから質問をさせていただきます。「ゴミ分別」が環境に悪いと判断された出典資料のご教示をお願いします。その資料を検証させていただきます。例えば、ペットボトルそのものには高温度での焼却で無害化処理できても飲み残しの混合物や付着物(=飲み残し等)でによって有害化が発生する場合があります。例えば、コーラは一般の廃棄物ではなく特別管理廃棄物になります。【続く】
2007/7/19(木) 午前 10:05
【続き】僕の資料は、行政はもちろん植田和弘京大経済学部教授や寄本勝美早大教授といった気鋭の環境学者が検証や監修されたものが中心です。米国が京都議定書を批准しないことや環境問題の取組みに反する(いいかげんな)内容の書籍が出版されては売れる等の背景があります。ネット界でも出鱈目な情報をよく見ます。以上のことを前提として僕が納得できる出典資料のご教示をお願い申し上げます。 【了】
2007/7/19(木) 午前 10:05