琵琶湖とブラックバス ブラックバスは北米原産の貪欲な魚食魚であることはすっかり有名になってしまった。日本では、1925年に釣りが好きな実業家が神奈川県の芦ノ湖に初めて放流したと言われている。
全国内水面漁業協同組合連合会によると、1960年代までは生息水域は神奈川、山梨などの五県に過ぎなかったという。しかし、1970年代に入ってから全国各地に拡大していった。 琵琶湖で初めて見つかったのは、1974年のことである。今では、モロコや琵琶湖固有種で鮒寿司の原料となるニゴロブナなどは激減し、一方でブラックバスは「琵琶湖で最も幅をきかす魚(滋賀県立琵琶湖博物館)」と言われている。 ブラックバスの最大の問題は、在来の小型魚類を大量に食べ、既存の生態系を破壊してしまうことである。 滋賀県庁食堂でブラックバス料理琵琶湖の生態系に影響を及ぼす外来魚を食べて減らそうと、県庁の食堂で、ブラックバスを使ったメニューが週替わりで提供されている。料理を考案した食堂の支配人、井上三郎さん(63)は「生臭さを消し、おいしく食べられるよう工夫を重ねた。ぜひ味わってみて」。8月3日までの期間限定メニューだが、「その後も第2弾として和風料理などを提供していきたい」という。 「びわ湖のブラックバスを食べつくそう」。こう銘打って、2日から食堂で提供しているのは「レモンムニエル」。ブラックバスの生臭さを消すため、塩を多めにして香りのあるレモンを添えた。なかなか好評のようで、県水産課の男性職員(29)は「説明されなかったら、ブラックバスとは思わない。レモン味が効いてさわやか」と話す。 来週以降も、ブラックバスをニンニクやしょうゆに漬けて揚げ、黒酢をたらした「竜田揚げ」▽野菜を加えた特別ソースをかけた「唐揚げチリソース」▽しょうゆやしょうが、ニンニクに長時間つけて揚げた「一口フライ」−などを予定する。 琵琶湖の外来魚は、漁獲量の9割が魚粉として家畜の飼料として使われている。平成14年以降、年間400トン以上が駆除されているが、一向に減る気配はない。こうした状況に、井上さんは「どうせならおいしい料理にして、人が食べればいい」と考え、今年春から仕入れ先の協力を得てメニューの開発に乗り出した。 調理する際に最も気をつかったのは、ブラックバスの生臭さを消すこと。レモンなど香りのあるものを使い、丁寧にじっくり味付けすることで、臭みの解消に努めた。「味見係は食堂のパートさん。『外来魚と聞いてびっくり。とてもおいしい』という評価をもらい、いけるぞと思いました」(井上さん)。 今回は洋風中心のメニューを提供するが、第2弾では和風メニューにも挑戦したいといい、照り焼きやかば焼き、丼ぶり、なれずし、ハンバーグなどの新メニューも考えている。 仕入れ先の川魚問屋「うおい」(大津市)の女将、井上麗子さん(63)は「第2、第3弾も協力したい。せっかく県で捕れる魚なのでPRしたい」。井上さんは「ブラックバスは食べることができると知ってもらい、家庭でも作ってもらえるようになれば」と話している。【産経新聞,2007/07/05】 今日の独り言社民党支持のみでスタートした嘉田知事は、民主・共産両党の協力を受け、自民党からも親嘉田派が。微笑みに隠された強かさに吃驚!参考サイト*滋賀県立琵琶湖博物館(余談だが、かつて嘉田知事が顧問を務めていた) *琵琶湖博物館外来生物図鑑:オオクチバス *モノ、コト、ココロの環境論 お時間がありましたら…。 *まったけ日記294―カンサイタンポポを探そう!― *まったけ日記287ー京都府レッドデータブック「オオミズナギドリ」― *まったけ日記286―「ことりばこ」「コトリバコ」は都市伝説ー *まったけ日記284―カブトエビを探す団塊ジュニア― *まったけ日記243ーサルと会話ができるか?− *まったけ日記238ー地球最強の猛獣とは?− *まったけ日記234ー38度線は「野生の王国」 *まったけ日記227ー日韓両国の都合で絶滅した『ニホンアシカ』ー *まったけ日記226ーホオジロザメの天敵は人間!ー *まったけ日記162ー京都府レッドデータブック「キョウトゴキブリ」ー *まったけ日記151ーオニバスの花が咲く池ー *まったけ日記150ーアユモドキの棲む水田生態系の調査ー *まったけ日記142ーアユモドキを知っていますか? *まったけ日記117―歴代滋賀県知事の環境問題意識の高さに敬服!― *まったけ日記136―メダカ再発見 in 亀岡ー *まったけ日記78ー入梅と蝉しぐれー *まったけ日記58ー絶滅危惧種・その名も「キョウトゴキブリ」ー *みんなで作る知恵の詰まった環境ブログ ご意見下さい *いわれひこ様BBS *京都亀岡国際秘宝館・本館 |
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jinne_lou様★いつもお世話になっております。
2007/7/9(月) 午後 2:33
ジグザグKT様★当記事の補足解説をいただきありがとうございます。ブラックバスの放流に食糧不足対策という背景があるのを知りませんでした。これまで、ブラックバスは「食用に適さない」という誤認があって放置してきた訳ですね。日本国内の湖沼生態系はブラックバスではなく、人間によって破壊されきたという事実を御教示していただいだいたことによって、人間の愚かさを知ることができました。
2007/7/9(月) 午後 2:44
宅配便様★いつもお世話になっております。
2007/7/9(月) 午後 3:06
にっくきブラックバスを献立にだしている滋賀県庁食堂に\(~o~)/
2007/7/19(木) 午前 9:45
undes55様★京都亀岡国際秘宝館へようこそお越しやす。ブラックバスの献立をお考えになった滋賀県庁食堂の方に頭が下がります。食用にも適しているとなれば、駆除にも力が入ると期待しています。
2007/7/19(木) 午前 10:13
もっと宣伝した方がよさそうですね、
後日転載させて下さい!
2007/7/20(金) 午後 8:17
ecodeoyasai様★ブラックバスが調理方法次第では食用になることは大勢の人に知ってもらいたいと思います。転載のお話をいただきましてありがとうございます。
2007/7/20(金) 午後 8:43
こんにちは、滋賀県民です。ブラックバスは琵琶湖博物館のレストランで常時メニューにあります。私はバス丼をいただきました。普通に白身魚の味でした。せっかく獲れるのだから積極的に食べるべきだと私は思っていたのですが、琵琶湖の漁師さんからすると、それでブラックバスがおいしいという評価が定着しては困る、本当においしい琵琶湖の在来魚を味わってほしい、滋賀の食文化を大切にしてほしいという想いをお持ちのようです。その気持ちもよくわかるので複雑な気分です。
2007/8/5(日) 午後 9:40 [ くうのる ]
くう様★コメントありがとうございます。琵琶湖博物館でもブラックバス料理のメニューがあるのですか。そうですね、琵琶湖の漁師さんやくう様が複雑な気持ちでいらっしゃるのも解ります。滋賀県の食文化の象徴的な鮒寿司の材料となる「ニゴロブナ」が絶滅危惧種になる時代ですから、僕も一層に複雑な気分です。
2007/8/5(日) 午後 10:59
琵琶湖博物館で「なまず天丼」を食べたことがあります。
ここでは「ブラックバスハンバーガー」も売っていましたが、高かったです。
2009/1/12(月) 午前 0:48 [ White fang ]
ホワイトファング様★いつもコメントありがとうございます。
僕が最後に琵琶湖博物館を訪れてから、8年になります。かつては、味気ないメニューばかりでした。
「なまず天丼」とは豪勢でしたね。折角の体験学習の要素のある博物館のレストランなのですから、ブラックバス料理のメニューを増やして、安価にしてほしいですね。
滋賀県庁に知人がいますので話しておきます。
2009/1/12(月) 午前 1:40
少し昔の話です。五年ほど前です。
県庁に知がいるのでしたら、ブラックバスについて「別の話」をしたいです。
2009/1/12(月) 午前 1:49 [ White fang ]
確かに、ブラックバスは害魚ではあると思います。
滋賀県はブラックバスの処理として、琵琶湖でのキャッチアンドリリースを禁止しましたが、
滋賀県が処理したブラックバスを早く回収に来ないため、釣り場がとても臭い。一週間以上も放置したままだと聞いています。
私はバサーではありませんが、これではバサーはやりきれないと思います。
バサーはつらい思いをしてブラックバスを処理しているのに、せめて衛生的にも「早く処理箱からブラックバスを回収にいくべきでは」とも思います。
2009/1/12(月) 午前 3:13 [ White fang ]
ホワイトファング様★三たびのコメントありがとうございます。
お話の主旨は解りました。しかし、一つ問題があります。琵琶湖でのブラックバス・フィッシングのキャッチ・アンド・リリースを禁止する「滋賀県琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例」の担当部局は環境担当部局になります。
しかし、琵琶湖の湖岸を管理、即ち、琵琶湖湖岸で発生した廃棄物の排出責任は環境担当部局にはなりません。
また、湖岸によって国または滋賀県、湖岸にある市町村、地主と分かれる可能性があります。よって、環境担当部局そのものは廃棄物行政としての指導する権限はありますが、法的に処理責任はありません。
以上の問題から最も話すのが効果的になるのか熟考する余裕をくださいますようお願い申し上げます。
2009/1/12(月) 午前 6:17
いえいえ、この話でけでも簡単にはいかないとも思っています。
2009/1/12(月) 午後 1:34 [ White fang ]
ホワイトファング様★いつもコメントありがとうございます。
すみません。コメントの主旨が判りかねるのですが。
2009/1/13(火) 午後 7:48
チョット関係ないですが、害のある生物種を絶滅させるのに、
避妊を施した♂なり♀なりを、大量に放つという方法があるらしいですね。
なんと言ったか?
あ、不妊虫放飼でした。
不妊のバスも琵琶湖を荒らすので、ブラックバスには駄目らしいですね。。。
やっぱり食べるしかないのか?
2009/1/29(木) 午前 1:01 [ yhah's papa ]
エコ医局様★いつもコメントありがとうございます。
『不妊虫放飼』という方法は知りませんでしたので勉強になりました。
元々は、ブラックバスは食用として輸入されたものらしいので、どんどん、食べていかないといけないですね。
2009/1/30(金) 午後 6:37
TB有難うござます。
バスや雷魚は、皮膚と身と間に寄生虫がいるといわれてました。
TBしますね!(⌒〜⌒)ニンマリ
2009/1/30(金) 午後 9:52
友釣り大魔王様★いつもコメントありがとうございます。
寄生虫がいると言われていたことで食用に適さないと考えられていたのですか。ありがとうございました。
トラックバックありがとうございました。
2009/1/30(金) 午後 11:39