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関西におけるJNN系列の夕方のニュース番組『VOICE(毎日放送=東京地方はTBS)』]はユニークな企画が多い。「憤懣本舗」という特集で初めて大阪市の職員互助会問題や奈良騒音傷害事件などを取上げた。
「憤懣本舗」ではなかったが、昨日の『VOICE』は外来種生物特定外来生物である「アゾラ」、「スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)」、「スマトラオオヒラタクワガタ」を取上げた。 アゾラ「アゾラ」という浮き草の名は「アカウキクサ」という種の学名に由来するようである。日本原産のアカウキクサは2種あるが、環境省のレッドデータブックに絶滅危惧種で記載されている。 さて、問題の「アゾラ」は空気中の窒素分を蓄える能力が高く、東南アジアでは昔から水田の「緑肥」として利用されてきた。日本では、これに注目して「環境保全型農法」の一つとして輸入されたものである。 しかし、そのアゾラが自然繁殖を始めて日本の水田や池の生態系を侵し始めている。兵庫県の池ではアゾラがオニバスを圧迫しているという。京都の深泥池でも生態系を侵す繁殖を始めているようである。 ジャンボタニシ「スクミリンゴガイ」はジャンボタニシという名称が定着したようである。食用として輸入されたのが不味いために廃棄されたというが、繁殖力が強く水田生態系に侵出を始めた。 巻き貝ではあるもののイネの苗を食い荒らしている。中国地方では田植えが終わったイネの四分の一から三分の一ほどまでに育たない苗がある。ジャンボタニシのタマゴはショッキング・ピンク色で毒々しいものがある。 岡山市の農業者がアヒルを用いてジャンボタニシの駆除をする試みを行った。アヒルの雛にジャンボタニシのタマゴを混ぜて食べさせ始めたのである。 ジャンボタニシのタマゴの味に慣れたアヒルは水田でも食べ始めた。今後のジャンボタニシの駆除において注目に値する結果であった。 ヒラタクワガタの交雑最も深刻なのは「スマトラオオヒラタクワガタ」である。日本の野生種「ヒラタクワガタ」と交雑を始めたようである。この雑種はとんでもなく大きなものに変貌を遂げており、今後に森林生態系に与える影響が懸念される。関連用語 *外来生物法 参考サイト *VOICE お時間がありましたら…。 *まったけ日記328―クワガタムシは源氏、カブトムシは?― *まったけ日記325―関空に「スナメリ」集合!― *まったけ日記322―鮒寿司の危機に滋賀銀、動く― *まったけ日記321―絶滅種「レンリソウ」が除草作業で全滅― *まったけ日記319―中国の秘策『シロクログマ(パンダ)』でリサイクル― *まったけ日記317―今夏はセミの当たり年?― *まったけ日記315―アカウミガメが神戸空港に!― *まったけ日記312―奄美大島・アマミノクロウサギ― *まったけ日記303―我が家のミニ・ビオトープの訪問者ー *まったけ日記300―スマトラゾウの不都合な真実ー *まったけ日記296―滋賀県庁食堂でブラックバスを食べよう!― *まったけ日記294―カンサイタンポポを探そう!― *まったけ日記287ー京都府レッドデータブック「オオミズナギドリ」― *まったけ日記284―カブトエビを探す団塊ジュニア― *まったけ日記243ーサルと会話ができるか?− *まったけ日記238ー地球最強の猛獣とは?− *まったけ日記234ー38度線は「野生の王国」 *まったけ日記227ー日韓両国の都合で絶滅した『ニホンアシカ』ー *まったけ日記226ーホオジロザメの天敵は人間!ー *まったけ日記162ー京都府レッドデータブック「キョウトゴキブリ」ー *まったけ日記151ーオニバスの花が咲く池ー *まったけ日記150ーアユモドキの棲む水田生態系の調査ー *まったけ日記142ーアユモドキを知っていますか? *まったけ日記136―メダカ再発見 in 亀岡ー *まったけ日記78ー入梅と蝉しぐれー *まったけ日記58ー絶滅危惧種・その名も「キョウトゴキブリ」ー 注目ブログ *みんなで作る知恵の詰まった環境ブログ ご意見下さい *いわれひこ様BBS *京都亀岡国際秘宝館・本館 |
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お久しぶりです。yumikoです。
外来生物本当に嫌ですね。
私の田舎は、外来生物どんどん増えています。
しかもそれらは、日本の生態系を崩さないものはいません。
1番有名なのは、沖縄のマングースでしょうか。
ハブ対策のために放たれたけれど、
昼間寝ているハブにマングースが出会う確率は低いのだとか…。
本当に百害あって一利無しですね。
私の田舎ではいるはずのないハクビシンやアライグマが山に住み着き、
廃屋などに入り込んだり、農作物を食べたりと被害が出ています。
また、タニシも大型の外来種が入り込んでおり、卵はグロテスクなショッキングピンクでとても気持ち悪いです。
普通のタニシがいなくなると、蛍が絶滅します。
私の田舎は、未だに蛍が見られる地域なのでとても心配です…。
2007/10/19(金) 午後 5:40 [ yumiko ]
ジャンボタニシのほかに、不味いという理由でほかされた生き物が
いましたね。
確か、ウシガエルもその一種だったような・・・。
2007/10/19(金) 午後 10:03
お祭りで買うミドリガメが日本のイシガメを追いやっているそうですが、近所の神社の池にいたのが、そのミドリガメばかりなのを見ると、さすがにまずいと思いました。
でも生き物に罪は無いわけで、人間が自然をコントロールできると思っている、その過ちを正さなくてはいけませんね。
2007/10/20(土) 午前 3:06
yumiko様★こちらこそご無沙汰しており申し訳ありません。記事中やハクビシン、アライグマも問題ですが、至急対策を要するのはマングースです。奄美諸島のマングースは貴重な固有種であるアマミノクロウサギ(環境省レッドリスト=絶滅危惧IB類(EN)、特別天然記念物)を襲うことです。マングースの糞の中にアマミノクロウサギの体毛が確認されています。
2007/10/20(土) 午前 7:47
シリウス様★いつもコメントありがとうございます。ウシガエルも全くジャンボタニシと同じ理由で繁殖しており、外来生物法により特定外来生物に指定されています。ただ、ウシガエルの場合は生物実験という利用法があるようです。それによって、歯止めがかかればよいのですが…。
2007/10/20(土) 午前 7:51
酒競輪様★いつもコメントありがとうございます。確かに、ミドリガメも問題の生物です。アゾラ、ジャンボタニシ、スマトラヒラタクワガタ、マングース、ハクビシン、アライグマ、ウシガエル、ミドリガメ、タイワンザル、ブラックバス、ブルーギル…。危険な外来生物は沢山いますが、御指摘のとおり彼らには罪がありません。問題なのは人間です。自然をコントロールできるという過ちを早く自覚すべきですね。
2007/10/20(土) 午前 7:57
外来種とも混血は止めなくてはいけないですね。クワガタ類などは企業の金儲けのために輸入されたものばかりです。規制できないのもお金が絡んでいそうですね。
2007/10/21(日) 午前 8:52
いわれひこ様★いつもコメントありがとうございます。テレビで見たヒラタクワガタの交雑はとんでもないものでした。クワガタについてはペット用に輸入したものですから御指摘のとおりです。後、もう一つ深刻なのは、紀伊半島を中心としたニホンザルとタイワンザルの交雑です。テレビでコメントしていた生物学者はクワガタの交雑について「考えられない交雑。ヒトとチンパンジーのようなもの。交雑して生まれた種は、普通は弱い」といったものでした。【続く】
2007/10/21(日) 午後 1:01
【続き】大学の講義で通称「今西学」の京大霊長研の講師がいうには、ヒトとチンパンジーの交雑は容易いと学んでいたので「ホンマカイナ」という思いを持ちながら聞いていました。学術的な交雑の可能性を云々するよりも、現実で起っていることであり、早急に対策を講じなければいけないと思いました。【了】
2007/10/21(日) 午後 1:05