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【写真出典】大阪府環境農林水産総合研究所・水生生物センター
 現在、アユモドキの保護活動について、皆様にお願いして、御支援・御協力をお願いしているところですが、来館者の方から「外来生物の被害による在来種の減少もありますが、やはり、環境問題のほうが大きいと思います」とのコメントを賜りました。
 僕自身も全く同じことを考えています。京都府内の琵琶湖・淀川水系の地域には、アユモドキの別名が伝わっています。かつて、多くの地域で多数のアユモドキが生息していたことが解ります。
 父や叔父に子どもの頃の話を聞くと「滅多に見なかった珍しい魚」だったと言います。京都府内の琵琶湖・淀川水系の地域の中では亀岡盆地は都市化が、やや遅れて始まりました。
 以上のことを考えるとアユモドキが高度成長期の住宅などの開発により絶滅への危機が始まったと考えます。
 さらに、近畿地方環境事務所・亀岡市に、僕が参加したNPO法人亀岡人と自然のネットワークの協力をえて、京都府が発行したリーフレットを確認することにより、行政の考え方も確認したいと思います。
 ■ アユモドキはどこにすんでいるの?

 現在では、京都府の亀岡市・南丹市と岡山県の一部の川にしかすんでいません。昔はもっと広い範囲にいましたが、すみかとなる川や田んぼの環境が変わってしまったために、少なくなってしまいました。
 6月頃に川の水が増えたときに沈む草地や川からのぼることができる田んぼの中で卵を生みます。
 卵からかえると、8月頃には40mmくらいになり、おとなになると、150mmくらいになります。

 ■ アユモドキの別名(1985年に京都府水産課が調査したもの)

 アユノオバサン、アユモロコ、ヤナギドジョウ、カワドジョウ、アユナギ・アエナギ(木津川(1))
 アイナメ、アユドジョウ(宇治川(2))、アユモトケ(桂川(3))

※ 子ども向きリーフレットのため漢字になっていないかな文字は原文ママにしています。
 リーフレットを拝読するとアユモドキの現状について行政もアユモドキの個体減少よりも河川や水田世帯系の環境が大きく変化したことが原因と考えている。
 地元の亀岡市はもちろん、京都府も例年「アユモドキ・カムバック大作戦」という府民参加の事業を行っている。
 住民・学界そして行政などが一段となった保護活動を継続したいものと考えている
脚注
(1)木津川―三重県青山高原に源流があり、京都府相楽郡・木津川市・京田辺市・八幡市を流れる一級河川。八幡市・大山崎町付近で宇治川(淀川水系本流)、桂川と合流して淀川となる。
(2)宇治川ー琵琶湖を水源とする淀川の本流。瀬田川、宇治川と名前を変える。宇治市・京都市南部などを府内流域とする。
(3)桂川―京都市左京区に源流があり、南丹市・亀岡市・京都市西南部を流れて大山崎町で淀川に合流とする一級河川。上流から上桂川・大堰川・保津川と目まぐるしく名称を変更。保津川下りや嵐山観光でも有名。
バックナンバー
新・まったけ日記51―アユモドキ保護活動デビュー〜子どもと水辺全国フォーラム―
新・まったけ日記47―アユモドキと遊んだクソガキども―
新・まったけ日記28―保津川魚ッチング〜亀岡市文化資料館―
新・まったけ日記26―「アユモドキを守ろう」
新・まったけ日記17―伝統漁法で外来魚駆除〜亀岡市保津町―
まったけ日記150ーアユモドキの棲む水田生態系の調査ー
まったけ日記142ーアユモドキを知っていますか?ー
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「アユモドキ・レポート」書庫の記事一覧

閉じる コメント(18)

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アユモドキいろんな別名があるんですね。自然の用水路のような環境が必要なんでしょうかね。三面張りの水路ばかりになっているんでしょうね

2009/1/14(水) 午後 4:10 やすこ

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アユモドキや、全国で絶滅寸前の各地のお魚達を、どうにかして、昔の川や海の生物達を取り戻したいですねー。
外来種が入って来て以来 各地の地元の川魚の保護と繁殖をですよね。沖縄でも、アユが絶滅寸前ですけど、少しずつではありますが、川を元にもどして繁殖や保護にも地元の方達によって保護されて来てますね。

2009/1/14(水) 午後 5:37 [ - ]

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はじめまして
人間のエゴによる環境破壊は進むばかりです。それが一番の原因だと思います。
めずらしい生物の乱獲もけっこうあると思います。
種の保存法は絶対守ってもらいたいです。
地域特有の個体が絶滅の危機にさらされています。私は原種のイワナをいつか見たいと夢見ていますが、源流までも釣り人によって荒らされ、もう姿はみれないかも知れません。
イワナの場合、放流・交雑・乱獲・環境破壊などなど色々原因があると思っています。
保護活動応援します。

2009/1/14(水) 午後 8:24 いわし

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う〜ん
こういうのもやはり人間への意識改革も要りますな・・・

2009/1/14(水) 午後 10:25 [ oki雪だるま ]

まったけ館長様、こんばんは。
会社の友人に桜井市の人がいるのですが、農薬を使わない耕法の農家
が増えてきているためか、自宅前の川にカワセミを始めとして、野鳥
がやってきては、川の魚を捕獲しているそうです。ホタルも飛んでい
るとのことです。

2009/1/14(水) 午後 11:35 [ ThreeCheersTigers ]

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これが、アユモドキさんですねぇ。はじめてみました!
どじょうさんですねぇ。
どうじょうと言えば、少々汚れたところでも、、、っていう印象がありますが。。。
デリケートなのか、その許容を超えるほど汚れてしまったのか。。。
オイラも、子供の頃、遊んだ川で、魚が取れなくなっていて。。。
寂しいです。。。
川とか工事しちゃうのもいけないんですよね。。。

2009/1/15(木) 午前 0:02 かじら

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近くの川に居るらしい
普通に見ていたのですが いつの間にか居なくなりました
専門家が探せば居るらしいですが 見ませんね
他に 四つ目っうて呼んでた鮒に似た魚やギギも見なくなりました 山女魚なんか子供でも手づかみ出来ていたのですが…
カスミサンショウウオも減っている様です オオサンショウウオはよく見ますよ

2009/1/15(木) 午前 10:40 [ テラノ助 ]

やすこ様★いつもコメントありがとうございます。
これだけ、別名が多くあることは広範囲でアユモドキが生息していた証拠だと思います。おそらく、北摂にもいたのではないでしょうか?(そして、別名も)
やはり、河川と水田を往来する魚だけあって、農業用水路などをコンクリート張りにしたことも大きな原因だと思います。

2009/1/15(木) 午後 3:15 まったけ館長

daichan様★京都亀岡国際秘宝館へようこそお越しやす。
川も海も魚を始めとする水生生物の棲む本来の環境を取戻す活動を人間は行う必要があると思います。
沖縄の生物というと海や山原の生物に注目が集まりがちですが、アユが絶滅の危機にあり、保護活動が行われていると知って大へん驚きました。また、教えてください。

2009/1/15(木) 午後 3:21 まったけ館長

いわし様★京都亀岡国際秘宝館へようこそお越しやす。
人間の暮らしが生物の環境を追い込んでいることを感じさせられます。
種の保存法によって指定を受けた生物はもちろんのことですが、新たに種の保存法の対象となる生物を増やさないことも大切だと思います。
人々が自らの地域に棲む生物のうち危機にあるものから関心を持ち初めていただきたいと思っています。

2009/1/15(木) 午後 3:28 まったけ館長

oki雪だるま様★いつもコメントありがとうございます。
僕も将来のIPCC議長の「人間への意識改革も要りますな」のお考えに従います。

2009/1/15(木) 午後 3:30 まったけ館長

ThreeCheersTigers様★いつもコメントありがとうございます。
環境に優しい農業の成果は少しずつ出始めていると感じています。
昨夏、京都亀岡国際秘宝館(ようは自宅)では、約30年近くぶりにホタルを観察することができました。
いつか、亀岡盆地のアユモドキも生息を元に戻すようになってほしいものと思います。

2009/1/15(木) 午後 3:33 まったけ館長

かじら様★いつもコメントありがとうございます。
このようにアユモドキを見るとドジョウですが、泳ぎ方がアユに似ているようです。
また、生息している川によって縞模様の濃さが変わってきます。
岡山県のアユモドキの写真を見たひとの中にはクルマエビみたい感じた方もいます。

2009/1/15(木) 午後 3:37 まったけ館長

テラノ助様★いつもコメントありがとうございます。
そういえば、岡山のほうにお住まいでしたね。旭川・吉井川流域なのですか?
亀岡盆地にも岡山のように沢山のアユモドキが普通に見られるように頑張りたいと思います。

2009/1/15(木) 午後 3:40 まったけ館長

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yasukoさんのブログから来ました。アイナメという別名は、よく釣りの記事でみかけるアイナメのことでしょうか。
川は人の生活を育んできました。川のほとりに集落が出来ているのを見てそう思います。川は命を育みます。ひとりひとりが川を大切に思うことが大切ですが、今の日本ではそう思うのは少ない人数だと感じています。ひとりでも多く川を大切にする心を持ってもらえればと活動しています。館長さんに応援の傑作を。

2009/1/17(土) 午前 10:31 mississippiflashback

mississippiflashback様★京都亀岡国際秘宝館へようこそお越しやす。
よく、見かける「アイナメ」とアユモドキの別名は違います。僕はアユモドキの別名としての「アイナメ」は「アユマネ(鮎の真似)」が転訛したものと推測しています。
僕の住む亀岡盆地は大堰川・保津川(桂川)の賜物だと思います。アユモドキの絶滅の危機は亀岡盆地の川や水田の生態系が破壊されているという現実の象徴だと思います。
アユモドキの保護には人間が川や水田などの自然を思いやる気持ちが欠かせないと思います。

2009/1/19(月) 午後 0:40 まったけ館長

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転載&傑作

2009/3/1(日) 午後 3:09 [ - ]

俺様★いつもコメントありがとうございます。
転載及び傑作ぽち!ありがとうございます。

2009/3/6(金) 午後 1:56 まったけ館長

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