生態系と自然保護

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 去る2月21日、大阪のきんき環境館で開催された『「その世の魚」展・発表会』に参加してきました。
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 最初に環境省希少野生動植物保護動物推進員で大阪市水道局水道記念館に勤務されている横山達也さんの琵琶湖・淀川水系に生息する淡水魚・イタセンパラを中心とする希少生物の講演会がありました。
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 会場では大勢の子どもたちが熱心に聞いています。
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 琵琶湖・淀川水系のにはオオサンショウウオ、アユモドキ(ドジョウ科)、イタセンパラ(コイ科タナゴ類)などの稀少な生物が住んでいます。
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 淀川には出水によって生じる河川環境、いわゆる「河川氾濫原」があります。普段は河川敷内を細く流れる河川も出水時には川幅一杯に流れます。その変化によって、砂州の凹地に水をたたえて流れのない水域「タマリ」ができます。
 イタセンパラは浅い「タマリ」を好んで住んでいます。
 また、古くから水運が盛んな淀川には「水制」とよばれる石積が築かれ、淀川特有のワンドがあります。「タマリ」や「ワンド」によって淀川に多くのイタセンパラが棲んだのです。
 しかし、1970年代以降の河川改修工事で多くの「タマリ」や「ワンド」が失われ、イタセンパラが激減しています。
 それに、「タマリ」や「ワンド」にポイ捨てされたゴミやブラックバス(オオクチバス)、ブルーギルなどの外来魚の存在がイタセンパラを追い詰めています。
 イタセンパラと同じタナゴの仲間のカネヒラは増えています。カネヒラは繁殖や稚魚の季節にブラックバスやブルーギルが活動しないからです。
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 第2部は人を自然に近づける川いい会・捕獲番長の川島大助さんと博物画家で人を自然に近づける川いい会・大将の小村一也さんのトークショーです。
 今回のイベントは人を自然に近づける川いい会・主宰の石山郁慧さんが『その世の魚100選〈近畿のおさかな〉図録』を発行されたことを記念して行われました。
 横山さんがイタセンパラとアユモドキの講演をされ、残りの98種の魚について川島さんと小村さんがトークを行われました。
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 トークショーは、ホンモロコヒウオ(氷魚、アユの稚魚)、スジエビの佃煮がふるまわれました。
 魚の話を一生懸命に聞いていた子どもたちはふるまわれると佃煮に夢中になっていました。美味しかったかな?
参考サイトなど
人を自然に近づける川いい会
NPO法人nature works
きんき環境館
水道記念館
大阪府水生生物センター(大阪府環境農林総合研究所)
*『イタセンパラ』大阪府水生生物センター
*『ワンドの環境』大阪府水生生物センター
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閉じる コメント(29)

俺様★いつもコメントありがとうございます。
ブラックバスを移入したのも、「タマリ」や「ワンド」にゴミをポイ捨てしたのも、河川改修工事を行ったのも人間です。
僕もイタセンパラを始めとする魚の生息する環境を乱してきたことを自覚する必要があるものと思います。
傑作、ぽち!ありがとうございました。

2009/2/23(月) 午後 10:58 まったけ館長

鳥山忍様★いつもコメントありがとうございます。
精霊を流す風習は、人間と川が共生してきた証の一つだと思います。俺君のおっしゃるとおりです。
しかし、一度に大量に流す歳時などの場合は後片付けをしないといけない時代になりましたね。

2009/2/23(月) 午後 11:03 まったけ館長

やすこ様★いつもコメントありがとうございました。
イベントに参加して、イタセンパラについては想像していた以上に深刻に感じました。アユモドキと歩調を合わせた琵琶湖・淀川水系全体での保護活動が必要だと思います。
トラックバックありがとうございました。

2009/2/23(月) 午後 11:06 まったけ館長

せつら様★いつもコメントありがとうございます。
佃煮をつまんでのイベントは、なかなかないでしょうね。
大人向けの料理だと思っていたのですが、子どもたちが美味しそうに沢山食べていたのに驚きました。ご飯が欲しかったです!
傑作、ぽち!ありがとうございました。

2009/2/23(月) 午後 11:11 まったけ館長

oki雪だるま様★いつもコメントありがとうございます。
やっぱり、事前に誘っておけばよかったね。でも、佃煮の魚の殆どが琵琶湖産でしたよ。

2009/2/23(月) 午後 11:13 まったけ館長

ECOdeOYASAI様★いつもコメントありがとうございます。
僕もイタセンパラが厳しい環境の中で子孫を残す方法に健気に感じました。しかし、同時に逞しさも感じました。
その厳しい環境すら人間が奪ってしまったのですね。淀川で干潟再生の実験が行われているのを車窓から見ることができました。
イタセンパラの環境が甦ることを願っています。

2009/2/23(月) 午後 11:51 まったけ館長

びっくり、川いい会のK島氏はボクの知り合いです。
彼にはナマズとか、色々おいしいものを食べさせてもらったものです(^_^)

2009/2/24(火) 午前 2:16 Takku

Takku様★いつもコメントありがとうございます。
98種類の魚の説明のうち殆どが美味しい食べ方だったような…(o^-')b
でも、川に沢山の魚が棲んでいて皆で美味しく食べるのが本来の自然の姿だったのだと感じます。
ウチの叔父などはアユモドキも食べていたといいますから…。

2009/2/24(火) 午前 11:31 まったけ館長

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トラックバックありがとうございました。佃煮美味しそうですね。こちらでも子供達を集めて川魚を食べる会をやっています。

2009/2/24(火) 午後 0:37 ayu**doki*okay*ma

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時間はわからないんだけど、今度、NHKでアユモドキとかを取り上げる番組をやるみたいです。放送日時、分かります?
見てみようかと思って。

2009/2/24(火) 午後 2:29 かじら

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こんにちは。川いい会の石山郁慧です。
ブログでの紹介、ありがとうございました。
日本の川魚は地味ですが、捕るのも観るのも楽しいです。
そして、食べるのも。
今回のトークショーは食べる話中心でしたが
フィールドでは、捕獲番長も
同定方法などを子どもに伝授しております。
また機会があれば、イベントに遊びに来てくださいね。
今後ともよろしくお願いいたします。

2009/2/24(火) 午後 3:19 [ ふみ ]

かめんた様★いつもコメントありがとうございます。
お越しくださいまして大変うれしく思います。
今の子どもたちの多くは魚はスーパーで買ってくるもので川魚を食べることができることを知らないのではないのでしょうか?
自分で捕まえた魚を食べることによって、川や池が生きているということが実感できるような気がします。

2009/2/24(火) 午後 9:35 まったけ館長

かじら様★いつもコメントありがとうございます。
NHKでのアユモドキのTV番組があることは知りませんでしたので調べてみます。
わかりましたらお伝えします。

2009/2/24(火) 午後 10:09 まったけ館長

石山郁慧様★京都亀岡国際秘宝館へようこそお越しやす。
子どもにとって川は魚や虫などと触れる機会が多い大切なところだと思うのですが、本当に子どもたちが川遊びをしているところを見かけなくなりました。
ひょっとすると、親も川遊びの楽しさを知らないのでしょうか?

農村風景が残っていた亀岡で育った僕は川や農業用水路で網を持って「じゃこ(=雑魚)」穫りをして遊んだものです。【続く】

2009/2/24(火) 午後 10:12 まったけ館長

【続き】
気がつけば農業用水路にはコンクリートの蓋がされ、川も同じくコンクリートで固められてしまいました。今では、虫穫り用も含めて網を買うのにも一苦労しそうな気がします。
もちろん、魚たちを守ることも大切です。しかし、捕獲番長のスライドを拝見すると、子どもたちが川で遊ぶ環境を守ることも大切だと感じました。
川で遊ぶ子どもたちの絶滅の危機は、自然の素晴らしさを教えていないということかも分かりません。
僕も甥っ子が、もう少し大きくなるまでの間に「川遊び」の勉強をしようと思っていますので今後ともよろしくお願いしたいと思います。【了】

2009/2/24(火) 午後 10:16 まったけ館長

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まったけ館長様
川いい会の捕獲番長です。
先日は遠方よりご参加頂きありがとうございました。
第1部はとても勉強になる話、第2部は雑談的な私の趣味的な話となってしまいました。
私自身、川好き・魚好きになったのは、川で魚を捕る楽しみ、食べる楽しみでした。そんな体験をしていると食べているばかりではなく自然に川・魚を守りたい!という気持ちが芽生えてきます。
そんな私の体験を子供達に伝えて、川のすばらしさを知ってもらえたらと・・・今後も活動していきます。
今後ともよろしくお願いいたします。


TAKK様にナマズを強引に持ち帰らせたのは私です。

2009/2/26(木) 午後 1:01 [ dm2*021*10*00* ]

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川の素晴らしさが伝わりました。僕のブログへのコメントも宜しくおねがいします。

2009/2/27(金) 午後 9:57 [ - ]

川いい会の捕獲番長様★いつもコメントありがとうございます。
「その世の魚」展・発表会では多くの川魚の楽しい話をお聞かせくださりありがとうございました。
僕は、亀岡盆地の川と水田の生態系が豊富に残された環境で育ち、父や叔父に連れられて川遊びをしました。ただし、コイとアユ以外の魚は「ジャコ(雑魚)」と教えられてきました(笑)。
しかし、その亀岡盆地も年々と河川改修工事や農地改良工事が行われており、「ジャコ」ですら見かけることが少なくなりました。
絶滅の危機にあるのはアユモドキやイタセンパラだけではなさそうです。川遊びをする子どもたちや、子どもたちが川遊びをする環境の減少も深刻な事態であるように感じます。
そのためには、僕自身の川遊びの修行を再び行わないといけないと思っておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

2009/3/4(水) 午後 7:25 まったけ館長

阪神最高!!様★京都亀岡国際秘宝館へようこそお越しやす。
川の素晴らしさを知ってくださいまして嬉しく思います。また、ブログへも訪ねさせていただきます。

2009/3/4(水) 午後 7:27 まったけ館長

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「生物多様性って何 ?、淀川の生物多様性の変遷、現状、これからについて、

わかりやすく話していただきます。

日時 2012年4月 22日〈日) 10:00〜12:00

9:30 開揚、受付開始

会場大阪府立環境農林水産総合研究所 水生生物センター

寝屋川市木屋元町 10・4

-講師上原一彦さん〈水生生物センター〉

・参加申し込み

主催 淀川管内河川レンジャー事務局
TEL 072・861・6801
玉井理恵

2012/4/21(土) 午前 1:36 [ 高砂のPCB汚泥の盛立地浄化 ]

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