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 僕も(無駄に?)齢を重ねてしまっています。そして、もうロシア文学に限らず、世界の文豪の作品はもう読めないだろうと勝手に思いこんでいました。
 そんなときに、昨秋に入院していた恩師を見舞ったときに「『カラマーゾフの兄弟』が読みたい。お前なら持っているだろう。」と言われました。高校生のときに、図書館で読んだので蔵書にはありません。そこで、友人から借りて病院へ届けました。
 『カラマーゾフの兄弟』を読む恩師を見ていると、僕も再び読みたくなりました。高校生のときには3日で読んだので何とかなるだろうと思っていたが、5日もかかり友人にはさぞ迷惑をかけてしまった。しかも、相手はドストエフスキー、無駄な文章はあるはずがない。
 しかし、時間がかかってしまったのは読解力が衰えたからではなかったのです。高校生のときには理解できなかった箇所が、齢を重ねて理解できるようになっていたのです。
 次ぎは、同じくドストエフスキーの『罪と罰』を読んでみました。すると、やはり時間はかかるものの、所詮、青臭い書生には理解できていなかったことが変わりました。僕が感じていたドストエフスキーの作品のイメージが再び昇華しました。

これは・・・!

今、僕は仕事をしているので時間がなく、図書館で借りるという読書はできまい。ドストエフスキー、トルストイ、ユーゴー、スタンダール、ジョージ・バーナード・ショー、カフカ・・・、等を蔵書にすべく、休日は古本屋を探し歩いています。

「本は、年をとってからも読もう!」

 さて、どの本に書いてあったか忘れてしまいましたが、東京大学大学院でドストエフスキー論の講義の中で、一人の大学院生が突然こう質問したといいます。

「先生、ドストエフスキーって誰ですか?」

 この逸話を受けて著者は「ついに来るべき日が来たか」という感想を漏らしています。
 この感想が「信じられない」ではなく、「ついに来てしまった」というところに、現代の日本人の憂慮すべき問題があるように感じました。
 つまり、過去から日本人が持っていた「教養」が崩れていくということであり、「最近の若い者はモノを知らない」というジェネレーション・ギャップ的観点から苦言を呈しているのではないものと思われます。
 それによって、もはや自らと価値観の異なる人々への「共通の知識」が得られないのが現状であり、この事実に警鐘を鳴らしたいのであるものと感じました。
 つまり、「教養」とは、人間と人間の対話のための「最低限の共通の知識」であるように感じました。

※「まったけ日記」1〜50は、こちらまで「http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html

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私がロシア文学を読んだのは会社に入ってすぐ位の頃でしたね。やはり、分かったようで分からない印象が残っています。ただ、残念なことに引越しのたび日本を整理するので、今となっては手元に残っていないんですよね。。。

2006/5/15(月) 午前 2:50 [ 知恵の友 ]

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こんにちわ! ミクシィから辿り着きました。 「先生、ドストエフスキーって誰ですか?」 と生徒に訊ねられたら唖然として堪りません。。 私は高校生の時分にロシア文学に読み耽りました・・・ まったけさまの日記を読みましたら、読み返したくなりました!! 様子みて、図書館へ足へ運びたいと思います。 それでは、突然失礼致しました 引き続き良い1日をお過ごし下さいませ。

2006/5/15(月) 午前 11:25 [ マ イーク ]

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知恵の友様 やはりロシア文学は難しいですね。おそらく、人生経験を重ねてこそ理解できる作品が多いものと感じます。僕は中高生の頃は、ロシアに対する憧れだけで読んでいました。まあ、ええカッコしいの文学少年を気取っていたんだと思います。

2006/5/15(月) 午後 9:25 [ まったけ ]

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マ イーク 様、ご訪問スパシーバでございます。この逸話を初めて読んだときは、僕も愕然と来ました。最近では、ロシア文学、特にドストエフスキーは繰り返し読んでも理解が深まらない世界を感じています。例えば、僕は『罪と罰』は、中村白葉や江川卓、工藤精一郎等の数人の訳者の本を繰り返し読んでいます。が、その都度に新たな発見があります。しかし、近頃の東大生は・・・。立命に入学し直した方が良さそうですね。

2006/5/15(月) 午後 9:55 [ まったけ ]

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>立命に入学し直した方が (^^;)教育され直して来い! と叫びたくなりますよね、思わず。。 過去、トルストイに衝撃を受けましたが 今時分どう感じるか… 自分自身、興味ありますね。確かに訳者によっても変わって来ますし、読み捨て本が増加している中、ロシア文学は正に”するめ”ですね。。 それでは『罪と罰』探ってみます。

2006/5/15(月) 午後 10:08 [ マ イーク ]

>ロシア文学は正に”するめ”ですね。 いや〜、全くその通りですね。2006/5/15(月) 午後 10:54 [ まったけ ]

2007/1/15(月) 午前 2:11 まったけ館長

しっかし、本当に寂しいエピソードですね。2006/5/16(火) 午前 0:16 [ まったけ ]

2007/1/15(月) 午前 2:12 まったけ館長

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