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今晩、新聞のスクラップ記事を整理しておりましたところ、産経新聞(2002年7月11日)の興味深い記事を再発見しましたので、この場にて紹介します。
『レッドデータブック府が上下2巻発行(注)』
(抜粋)
「(略)里山の減少とともに個体数も減っている可能性が指摘されるキョウトゴキブリなど意外な品種も紹介されている。(略)キョウトゴキブリは、府内で発見されたチャバネゴキブリ科の品種でクロゴキブリより小さく一時的に食品工場などで発生する。しかし、通常は平地や低山の樹木に生息し、まれにしか室内に進入しないという。東山のクヌギの樹液を夜に食しているのが観察され、レッドデータブックでは「生息環境が失われつつあり、動向を見守る必要がある」としている。(以下略)」
環境問題に関する仕事をしている知人に聞いてみますと、京都以外の東海や九州、朝鮮半島等に生息しているキョウトゴキブリは立派な害虫だそうです。
さすが、京都の名を冠するゴキブリは品がよろしゅうおますなあ。なお、京都・東山以外の関西では生息が確認されていないようです。
「キョウトゴキブリ」が新種のゴキブリとして確認されたのが、1960年代に京都市内の民家へ入って来たときのことだそうで、まだまだ最近のことのようです。
「キョウトゴキブリ」という名称の由来は、生息地だからではなく発見地だからのようです。
生物学研究員の我が妹によると、「本来のゴキブリという生物は森林の樹液を食する昆虫だったのです。しかし、人間の文明化により失われた森林の代わりに住宅に入り、その生態を変化させ必死に生き延びているのです。なのに、人間にいじめられる『可哀想な昆虫・ゴキちゃん』」と申しておりました。(我が妹ながら、『ゴキちゃん』とは!)
それに対して、我が母は「絶滅危惧種であろうがゴキブリは退治する!。」と戦闘モード。「キョウトゴキブリ」による家族崩壊の危機!
そして、我等が京都人(?)が誇る関西の「キョウトゴキブリ」は、森林の減少やスギ等の針葉樹林の植樹に器用に適応できずに、京都・東山を除いて滅んでしまったのではないかと我が妹は申し添えておりました。
(注:文中の府とは京都府庁のことです。)
「まったけ日記」1〜50は、こちらまで「http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html
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