最近、友人から「環境&地球温暖化『京都議定書』の書庫に鉄道の記事ばかりを書いとるが、公共交通機関や鉄道の書庫を作ったらええやんか。」との指摘を受けた。「これやったら、単なる鉄道ファンの記事やで。」 電車に乗ること自体は好きだから、周囲から見れば「鉄道ファン」かも分からない。 しかし、僕は大学経済学部の副専攻で交通論を学んだために、経済学の研究対象として鉄道を位置付けているつもりである。 しかし、何の根拠や説明もなく鉄道の話題を「環境&地球温暖化『京都議定書』」の書庫に入れていたのは、皆さんの御理解を困難なものにしていたと思います。 m(_ _)m 地球温暖化防止京都会議 1997年に地球温暖化防止京都会議(第3回気候変動枠組条約締約国会議、COP3)が開催されたときに、京都周辺を走る電車の車内で「地球環境に優しい鉄道をご利用下さい。」とのアナウンスが盛んに放送された。
これらのことが重なって、鉄道を含む輸送機関を環境経済学の研究対象にした。 それには、当然のことではあるが宇沢弘文『自動車の社会的費用』岩波書店,1974年や岡並木『都市と交通』岩波書店,1981年等の著書からも影響を受けている。 輸送機関別の消費エネルギー比較前置きが長くなりましたが、上記のグラフ「旅客輸送機関の二酸化炭素排出原単位(以下:旅客輸送機関、上図)」、「貨物輸送機関の二酸化炭素排出原単位(以下:貨物輸送機関、下図)」(出典:ともに『地球温暖化問題への国内対策に関する関係審議会合同会議資料』)をご覧下さい。 まず「旅客輸送機関」であるが、鉄道の消費エネルギーは自家用乗用車の1/9である。新幹線や地下鉄、路面電車、新交通システムもほぼ同様の数字である。 地下鉄が消費エネルギーが最も良いが、その建設にかかる消費エネルギーを考慮しなければならない。よって、旅客輸送には既存の鉄道の輸送力の向上が望ましい。 また、新規に鉄道(軌道)を敷設する場合は、建設の消費エネルギーの負担が軽い路面電車(LRT)が最も良いのではなかろうか。 次に「貨物輸送機関」であるが、鉄道の消費エネルギーは自家用小型トラックの1/100、航空機の1/67である。現代の貨物輸送の主流となっている営業用普通トラックと比較しても1/8である。 鉄道の消費エネルギー効率の良さは、一目瞭然である消費生活では便利性を求めて、輸送機関を自家用車に頼りがちである。しかし、温暖化による地球の脆弱さを配慮して、よりエネルギー効率のよい輸送機関を選択することに心掛けませんか。 お時間がありましたら…。 まったけ日記177ーアル・ゴア『地球の掟』 http://blogs.yahoo.co.jp/f4_ttm/22957942.html まったけ日記188ー甦れ!京都市電ー http://blogs.yahoo.co.jp/f4_ttm/24780745.html まったけ日記206ー関西発「脱モータリゼーション」ー http://blogs.yahoo.co.jp/f4_ttm/26974608.html まったけ日記212−沖縄と鉄道と優しかったおじさんとー http://blogs.yahoo.co.jp/f4_ttm/27316104.html まったけ日記215ー京都市、LRT実験【速報】ー http://blogs.yahoo.co.jp/f4_ttm/27467831.html 京都亀岡国際秘宝館・本館 http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html
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