中国経済が好景気になるとシカゴの穀物市場が高騰する。 12億人、世界の人口の約20%を占める中国人の消費傾向は世界経済と地球環境に計り知れない影響を及ぼす。
例えば、中国大陸では農業技術の進歩により黄河の水量が年々減少している。 現在の黄河の全長は5,464キロメートルで、日本列島のほぼ2倍もある。黄河は数億人の人びとの生活を支え、中国では「母親河」とも呼ばれているそうである。 ところが、黄河の最下流の山東省で水量の減少が見られるようになっている。場所によっては全く水が枯渇し、目の前には河底の砂地が広がるだけという箇所も珍しくなくなっている。 このような現象が発見されたのは1972年のことであり、「断流」と呼ばれるようになった。それ以来、毎年のように断流がおこり、その区間は約700キロメートルにも及んでいる。 流域の観測所のデータによると年間流水量が1950年代には450億立法メートルあったものが、1980年代には350億立方メートル、そして1990年代には240億立方メートルまで急減した。(※ なお、写真は約10年後の黄河流域の予想図) 原因は過度の取水である。中国経済が発展し農業が大規模化したところ、黄河の流水量の9割までが農業用水として取水されるようになったのである。 黄河の水量が減少すると流域の農業用水が不足する。すると、水不足を心配して農家が余計に取水し、さらに水量が減少するという悪循環になっている。 農業人口が多いだけに、流域の農家が水不足を懸念して多めに水を確保しておこうという気運が高まると、その影響は黄河で枯渇する程なのである。黄河が枯渇すると、当然、朝鮮半島や日本への影響も免れない。 追 伸 中国の陝西省と同省西安市の環境問題担当の技術吏員の方と2年間にわたって仕事をしたが、日本人は長江(特に、「三峡ダム」)に関心が高いのは嬉しい。しかし、黄河流域に住む我々にとっては、「黄河の枯渇」についても日本人に知ってもらいたいと言われていました。
今頃になって、記事にしまして 對不起! m(_ _)m京都亀岡国際秘宝館・本館 http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html
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2007年01月12日
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