墓石の不法投棄?それとも、…先日、河川敷で『墓石の不法投棄』とも考えうる現場の写真撮影に成功した。この写真について二人の環境技師に意見を求めてみた。 A氏『誰がどのように捨てたかにより、一般廃棄物か産業廃棄物か、さらに、その品目も変わってきます。そもそも墓石は宗教色の強いものなので廃棄物にならないことも考えられます。』 B氏『たぶん、廃棄物の不法投棄です。墓石の不法投棄又は違法保管が報道されています。少子化等の影響で霊園等で維持管理する子孫が途絶えたり、連絡がつかなくなった墓が増えています。石材業者等が頼まれて撤去するものの運搬先がない上に心理的な問題もあり、保管というべきか放置というべきかの状態のままのケースが問題になっています。』 僕は不法投棄であるとの見解であるが、これは解釈が難しい案件である。A氏と僕が悩んだのは廃棄物処理法第16条の2第3項の解釈に因るものである。 廃棄物処理法第16条の2(焼却禁止)第16条の2 何人も、次に掲げる方法による場合を除き、廃棄物を焼却してはならない。 一 一般廃棄物処理基準、特別管理一般廃棄物処理基準、産業廃棄物処理基準又は特別産業廃棄物処理基準に従って行う廃貴物の焼却 二 他の法令又はこれに基づく処分により行う廃棄物の焼却 三 公益上若しくは社会の慣習上やむを得ない廃棄物の焼却又は周辺地域の生活環境に与える影響が軽微である廃棄物の焼却として政令で定めるもの 第3項の焼却禁止の例外には「国又は地方公共団体はその施設の管理を行うために必要な廃棄物の焼却」、「震災等の災害の予防、応急対策又は復旧のために必要な廃棄物の焼却」、「風俗慣習上又は宗教上の行事を行うために必要な廃棄物の焼却」、「たき火その他日常生活上を営む上で通常行われる廃棄物の焼却であって軽微なもの」という法解釈である。
墓石は「宗教上の施設」であることが悩まされる。 日本と中国が抱える「人間の死」と環境問題日本 日本では墓石の他にもう一つ問題を抱えている。
日本では葬儀は火葬で行われるのが通常であり、棺には故人にゆかりのある品々を添えることが多い。僕の場合は、やはり阪神タイガースのメガホンをいれてほしいと思う。 しかし、火葬場の施設によっては、廃プラスチック類等を入れるとダイオキシン類の有害物質が発生するというものである。 中国 日本と比べて国土が広い中国は土葬が習慣となっている。
問題は、経済成長に伴って墓が豪華になる傾向になっていることである。いくら国土が広くとも人口が多い中国のことであるから限界がある。 そこで、墓地利用のための開発が進み、多くの森林が失われているとのことである。 人間は死後も環境問題から逃れられないのである関連用語*一般廃棄物 *産業廃棄物 *不法投棄 *不適正保管 *廃棄物処理法解説 *ダイオキシン類対策特別措置法 *廃棄物処理法全文 *墓地、埋葬等に関する法律 お時間がありましたら…。 *まったけ日記278―安倍内閣がフィリピンへ事実上の廃棄物輸出!― *まったけ日記268ー廃棄物(ゴミ)はフェニックスー *まったけ日記265ー廃棄物分別収集の難しさ― *まったけ日記258−エコ・京レンガ− *まったけ日記251−不法投棄が狙われやすい街って?ー *まったけ日記236ー『金属盗難』ー自動車解体業者の視点からー *まったけ日記189ー産業廃棄物処理業者の増加?− *まったけ日記180ー山崎達雄『洛中塵捨場今昔』ー *まったけ日記168ー難しい「廃棄物の種類」入門ー *まったけ日記167ー難しい「廃棄物の概念」入門ー *まったけ日記166ー難しい「廃棄物処理法」入門ー *まったけ日記143ー産業廃棄物と経済学ー ご意見下さい *いわれひこ様BBS *京都亀岡国際秘宝館・本館 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2007年05月31日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]








