荒れるゾウ、村襲うスマトラ島 死者30人 インドネシアのスマトラ島に生息するスマトラ象が農家を襲い、作物や果物を奪うケースが頻発している。ここ数年で少なくとも約30人が死亡し、多数の家屋が破壊された。行政やNGOが象を監視して追い払うが、いたちごっこの様相だ。現場は世界遺産にも登録されている貴重な森林の地域。象が荒れる背景には深刻な環境破壊がある。
妻子踏みつけ家破壊コーヒー農家を象が襲ったのは。5月末のこと。主人のジュリアントさんは長女を連れて家から飛び出したが、逃げ遅れた妻と次女は象の鼻に巻かれ、何度も地面に打ち付けられた揚げ句、脚で踏みつけられて死亡した。 「ふだんはおとなしい象が、あんな残忍なことをするとは思わなかった。だれを恨めばいいのか。」ジュリアントさんは肩を落とした。 世界遺産の森 伐採進む なぜ、象が人を襲うのか。90年代からスマトラ象を観察してきた地元のNGO「ランブン保護監視」のジョコ代表は「ここ数年で急速に森林伐採が進んだせいだと指摘した。」本来はおとなしい性質なのに「伐採ですみかが減り、えさが不足して集落の果物や野菜を狙うようになった」という。
04年に世界遺産に登録されたスマトラの熱帯雨林の一部だが、世界自然保護基金(WWF)の調査では、森林の総面積32万4千ヘクタールのうち04年度までに28%が伐採された。その60%が農地に転換された。 「ここまで象を追いつめたのは人間だ。本当は象に罪はないのです。」とジョコさんは嘆いた。違法な開拓 政府も苦慮インドネシア政府も取り組みを始めている。問題の根源は違法な入植者による開拓だが、インドネシア林業省ランブン事務所のアグス天然資源保護局長は「数があまりに多い。畑を耕すなと呼び掛けているが止められない」と嘆く。 国連食糧農業機構の調査によるとインドネシアの森林は00年から05年の間、年平均で2%ずつ減った。【出典】朝日新聞,2007年7月7日朝刊より抜粋 ゾウの棲む地球上の森林を破壊から守ろう!参考サイト*多発するゾウと住民の衝突【WWFジャパン】 *すみかと命を剥奪される、インドネシア・スマトラ島のゾウ【WWFジャパン】 *巨大動物図鑑 *国際連合食糧農業機関公式サイト お時間がありましたら…。 *まったけ日記296―滋賀県庁食堂でブラックバスを食べよう!― *まったけ日記294―カンサイタンポポを探そう!― *まったけ日記287ー京都府レッドデータブック「オオミズナギドリ」― *まったけ日記284―カブトエビを探す団塊ジュニア― *まったけ日記243ーサルと会話ができるか?− *まったけ日記238ー地球最強の猛獣とは?− *まったけ日記234ー38度線は「野生の王国」 *まったけ日記227ー日韓両国の都合で絶滅した『ニホンアシカ』ー *まったけ日記226ーホオジロザメの天敵は人間!ー *まったけ日記162ー京都府レッドデータブック「キョウトゴキブリ」ー *まったけ日記151ーオニバスの花が咲く池ー *まったけ日記150ーアユモドキの棲む水田生態系の調査ー *まったけ日記142ーアユモドキを知っていますか? *まったけ日記136―メダカ再発見 in 亀岡ー *まったけ日記78ー入梅と蝉しぐれー *まったけ日記58ー絶滅危惧種・その名も「キョウトゴキブリ」ー ご意見下さい *みんなで作る知恵の詰まった環境ブログ *いわれひこ様BBS *京都亀岡国際秘宝館・本館 |
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2007年07月11日
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