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水中の種の多様性に感動

旬の魚を食べて水産資源を守る

 魚との出合いは小学校2年生のとき。友達がノートに落書きしたタコ対ウルトラマンの戦いを見たのが最初でした。「なんだこの生き物は!」と、その不思議な姿に衝撃が走りました。タコに思い焦がれて、魚屋や水族館、親戚のいる千葉県白浜の海に通ううち、多くの魚と出合ったのです。
 同世代の友達がプロ野球選手に憧れるように、私にとっては魚が憧れの対象でした。図鑑をぱらぱらめくって知らない魚を見つけては、水族館や魚屋で実物を探しました。これまで出合った魚は1500種類。日本には4000種類の魚がいるので、まだ半分にもいっていません。4000種類すべてに、その種にしかない魅力があります。初めて出合ったのが、どこで、どの季節で、どんな味だったのか。すべてが感動で、記憶に強く残っています。
 海の環境は、場所によって違います。東京の湾内でもいろいろです。「どうぶつ奇想天外!」の撮影で、姉ヶ崎や横浜・山下公園などに潜りました。右も左も上下もわからなくなるほど濁っていたり、足がずぶずぶと沈むほどのヘドロだったり。美しいサンゴの海と同じ海なのかと衝撃を受けます。人がここまで汚してしまったということを多くの人に知ってもらいたい。ですが、環境問題は正面から伝えるのが難しいテーマ。イラストやテレビを通じて、どうしたら伝えられるか考えています。
 もうひとつ、魚の産地や旬の時期をもっと知ってもらいたいと強く感じています。例えば、マグロの絶滅が懸念されるようになったのは、漁具や漁法が発達し、いつでも食べたいときにマグロを食べられるようになったからです。人工衛星でマグロの居場所を突き止め、小さい個体でも大きな個体も根こそぎ穫ってしまう。原油高で燃料代が上がった分をカバーしようと、漁獲量は増える一方です。日本だけでなく、欧米や中国でのニーズも高まりも拍車をかけています。
 本来、魚には旬があります。一番おいしい旬の時期には、大きな個体が多く穫れる仕組みになっています。旬を無視して、マグロやカツオ、アジ、イワシといった名前の知られている魚ばかりを穫っているのが問題です。魚は種の多様性がものすごく豊か。水産資源を永続的に利用するためには、いろいろな種類の旬を迎えた魚を食べるのがいんです。(談)
                                             
                        聞き手は山根小雪・本誌『日経エコロジー』2007年12月号

さかなくん:1975年東京生まれ。高校3年生でテレビ東京系「第3回魚選手権」に初出場で準優勝。第4回から現在まで、5連覇。2001年から「どうぶつ奇想天外」などのテレビ番組に出演。魚の種類をウロコや味だけで見分ける。東京海洋大学客員准教授、お魚らいふ・コーディネーター
 僕は、阪神タイガース戦中継と報道以外のテレビ番組は見ないので、家族が見るバラエティ番組に登場するときにさかなクンを偶然に見かけたことしかないので、「魚マニア」のユニークなタレントなのかという印象を持っていた。しかし、この記事を読んで「単なる魚」マニアというものではないと考えを改めさせられた。
 「旬の魚」を食べる。かつては、アジにサンマ、カツオにタイと食卓に並べられる魚を見れば「季節」が感じられたはずである。魚だけではないだろう。野菜も果物も季節に関係なく、食べたいものを、今、食べるという習慣が我々には根付いている。
 現代の子どもたちはサンマを食べて秋を感じるだろうか?ナスを食べて夏や秋を感じるだろうか?
 化石燃料を消費して世界各地へ魚を穫りに行き、露地ではなく野菜や果物をハウス栽培する。
 地球環境を甦らせることは、先ず、食卓から季節感を取戻すことから始まると感じさせられた。

亡き伯父の思いで…

 僕の亡き伯父は漁師をしていたが、いつも旬の新鮮な魚を舞鶴から届けてくれた。伯父の笑顔からは「季節」が感じることができた。°・(>_<)・°。(まったけ日記348―丹波グルメ番外編〜舞鶴港の松葉ガ二と伯父―参照)
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