ロシア・モンゴル

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 難しいテーマですから原則として匿名やむなしと思います。
 しかし、名を明らかにしての御来館の方の全てが納得できる論拠、最低でも複数の論拠がないと判断した場合は直ちに且つ断りなく削除します。
 また、ご面倒ですがmixiからご来館の方や僕の友人でURLをお持ち出ない方は、その旨を記して下さい。
http://x6.hanamizake.com/bin/ll?07686840a
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「我々は自由なやり方で題材を扱う。実際の割合を無視したり、人間を逆さにしたり。つまり我々は、忙しく通り過ぎる通行人を立ち止まらせることのできるものなら何でも使う」

ステンベルグ兄弟
兄:ウラジーミル・アーブグストビッチ・ステンベルグ(1899−1982)
弟:ゲオルギー・アーブグストビッチ・ステンベルグ(1900−1933)


※「まったけ日記」1〜50は、こちらまで「http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html

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 まったけ日記112(7月23日)の今日の独り言で、ロシアの書籍輸入販売やロシア語学習のテキストを手掛けていた出版社であるナウカ株式会社が倒産したことを書きました。ネットでも、ナウカについての情報が全くといっても入ってきませんので、朝日新聞の記事になりました「倒産」という表現しか方法がありません。
 御存じのない方が多数であるとは思いますが、ナウカはロシア語学習をした方ならお馴染みの出版社です。僕は、大学の第2外国語でロシア語を履修しましたが、テキストや参考書はナウカによるものが殆どでした。
 最近は、書店の外国語の辞書やテキストの書棚をみても韓国・朝鮮語、イタリア語、タイ語等の言語が増加し、ますますロシア語は隅に追いやられているような気がします。
 我が大学でも、語学のクラスがAからNまでの14クラスありましたが、ロシア語はNクラスの半分という圧倒的少数派でしたが、何とか講義が行われていました。しかし、現在ではスペイン語、韓国・朝鮮語が設置され、ロシア語のクラスは消滅したとか…、嗚呼!
 この日記でも、72回(5月14日)と80.5回(5月30日)にロシア語学習について取り上げてみました。ロシア語同時通訳の米原麻里さんの逝去等々の暗い内容ばかりです。

 日本人のロシアへの関心が薄れているのかと感じさせますが、微かに明るいニュースもありました。岩波文庫で、プーシキンの『大尉の娘』が、本年3月に重版されました。東大大学院で「ドストエフスキーって、誰ですか?」とアホな且つ悲しい質問があったことを雑誌で読んだばかりでしたので、嬉しい限りでした。

 最近、手にした雑誌によると日本は世界でも最もロシア文学が読まれている国の一つであることを知りました。
 ロシア文学の最高峰はドストエフスキーとトルストイになると思われますが、この二人の文学者については、小説や詩、評論から手紙に至るまで全て翻訳されているそうです。
 他にも、ゴーゴリ、ツルゲーネフ、チェーホフ、アクサーコフ、ソルジェーニィツィン等々の文豪の作品が数多く翻訳されているのも日本が最も多いそうです。
 ロシア文学に関する国際学会で、とあるアメリカのロシア文学者が「ロシア文学の研究をするならば、ロシア語を勉強するより日本語を勉強したほうがいいかもしれない。」というアネクドートを話したようです。米川正夫さんや中村白葉さんらのロシア文学の翻訳に対する世界の評価は非常に高いものだそうです。

 う〜ん、これは殆どのロシア文学を日本語で読むことができるから、日本人のロシア語学習熱は低下しているのか?しかし、ロシア語学習を挫折した僕が偉そうなことは言えへんな。

参考までに…

『まったけ日記72ードストエフスキーって、誰?ー』

 http://blogs.yahoo.co.jp/f4_ttm/4804739.html?p=1&t=2

『まったけ日記80.5ー米原万里氏逝去、日本人のロシア語学習への影響を懸念すー』

 http://blogs.yahoo.co.jp/f4_ttm/6301858.html?p=1&t=2

「まったけ日記」1〜50は、こちらまで「 http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html

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 ロシア・サンクトペテルブルグでサミット(主要国首脳会議)が開催されています。『災難と驚嘆のサンクトペテルブルグ館』で紹介しましたとおり、僕にとっては様々な意味で想い出深い街です。
 テレビでサミットのニュースを見ると違和感がありました。
 僕の記憶にあるサンクトペテルブルグの街の「色」は、くすんだ「グレー」です。これは、モスクワのクレムリン周辺を例外として、ロシア全土で感じた印象でした。
 しかし、テレビのサミット関連のニュースを見ていると色鮮やかな印象を受けました。
 僕がロシアを訪問した季節が冬であったことも影響しているとも思われますが、違和感は拭えませんでした。

 サミット関連のニュースを見ている中で、個人的なロシアのイメージを思い出させる写真がありました。
 サンクトペテルブルク近郊で開催された米ロ首脳会談で、プーチン・ロシア大統領が学生時代に初めて買った自動車を披露するものです。
 おそらく、車種は旧タイプのジグリ(ラダ)又はモスクヴィッチかなあと思われますが・・・? 

 変なおっさんが邪魔で、クルマがよう見えへんがな!一体、誰やねん。


『災難と驚嘆のサンクトペテルブルグ館』
http://www.geocities.jp/f4_ttm/kh11.html

「まったけ日記」1〜50は、こちらまで「 http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html

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下記内容の新聞記事を目にしたとき、驚きを隠せませんでした。本来ならば喜ぶべきことなのでしょうが、戸惑いを隠せないのも事実です。

ロシア、パリクラブと債務返済条件で合意=ロシア財務省 2006年06月23日

【モスクワ,22日,ロイター】ロシア財務省の報道担当官は22日、ロシア政府がパリクラブ(主要債権国会議)との債務返済条件に合意し、近いうちに文書に署名する見通しであると発表した。
 ロシアのパリクラブの債務総額は208億ドル。
 クドリン財務相は今週、パリクラブの債権国が、債務の51.4%を額面で、残額を4.8%のプレミアムを上乗せして返済するというロシアの提示した返済条件を受け入れたことを明らかにしていた。【了】

 僕は、15年前に専攻を『ロシア経済史』にすることにしました。
 直ちに、僕はフィールド・ワークの為に、ソ連大使館にヴィザの申請を行いました。すると、後に『世界を震撼させた三日間』と呼ばれることになるゴルバチョフ・ソ連大統領が、クリミアで軟禁されるクーデターが起き、さらに1991年12月25日に完全にソ連が解体されました。
 結局、ヴィザが交付されたのはロシア大使館からで、(しかも、大使館からの宅急便で出国する新潟空港で受け取りました!)、出発は極寒の2月になりました。

 当時の日本は、バブル景気が弾けた直後でしたが、その余韻はありました。さらに、ロシアでは物不足と物流体制の崩壊を原因とする極度のインフレーションと報道されていました。
 ロシア・ルーブルと日本円の為替レートは、公式には「1ルーブル=230〜240円」の固定相場でしたが、ルーブル暴落で「1ルーブル=1円」で取引されていました。その為、サンクトペテルブルグにあるプーシキンが決闘死する直前に最期の食事をとったという、(当時の)最高級レストラン「文学カフェ」のコースでは、日本円にして500円にも満たないものでした。

 シベリア鉄道での僕たちのコンパートメントには、比較的に富裕層と思われるロシア人から「何でもいいから日本製の物を売ってくれ。」という訪問が絶えませんでした。
 極寒の停車駅では、食堂車に人だかりができていました。車掌に何ごとかと尋ねると「シベリアでは極度の食糧不足で食べ物を求めて集まっている。」とのことでした。
 モスクワの外国人専用ホテル「インツーリスト」の前の道には、大勢の市民が立ち並んでいました。ホテルのフロントによると、彼等は外貨を得る為に外国人目当てに日用品を売ろうとしているとのことでした。


 シベリア鉄道の車中で一緒になりましたサンクトペテルブルグの工業高等専門学校のミハイル先生は、紳士でした。僕が用意していた日本製ビールをご馳走すると、ヤロスラヴリというロシアで最も美味しいビールを製造する街の駅でビール(注:1)をご馳走してくださいました。そこで、ソ連時代の話を聞くに及び筆舌に絶えないことが数多くありました。

 また、ミハイル先生の直前にご一緒した、オムスクの元中学校の数学の先生であったニーナおばさんはとても親切な方でした。日本茶と日本のお菓子をご馳走したところ、日本茶の渋さに驚いていらっしゃいました。「チャイ(お茶)だけは、ロシアのほうが美味しいわ。そうだ、チャイの作り方を教えてあげるわ。」と各車両に設置してあるサモワールでロシア式のお茶の作り方を教わりました。

 モスクワ滞在中には、ちょうど「国際婦人デー」の祝日になりました。モスクワの繁華街であるアルバータ通りに足を向けると大勢のモスクワ市民が外国人目当てに即席の露天商をしていました。
 そこで、アンドリューという若者のグループに声を掛けられ、(不味い)モスクワのビールをご馳走になりました。
 彼らの好奇心は日本製品です。「ホンダの車は?」、「ソニーのテレビは?」、「ヤマハのバイクは?」、「パナソニックのVTRは?」と価格の質問が矢継ぎ早に・・・。おおよその値段を教えると彼らは口を揃えて「高すぎる!」と繰り返しました。
 別れ際に、アンドリュ―は熱く語り始めました。「今のロシアは重い病人だ。しかし、僕たちが頑張って働いて、いつかは日本のような豊かな国にするんだ!」

 ミハイル先生の優しさ、ニーナおばさんの明るさそしてアンドリューの志し・・・。
 それは、ロシアの将来を鑑みるに暗いことばかり想像していた僕にとってロシアはいずれ豊かさを取り戻すだろうという希望になりました。

 そして、現在・・・。

 ロシアは国土の天然資源を生かして経済成長の段階に入って、ブラジルそして中国、インドと並んでBRICsと呼ばれるまでになりました。
 今年のサミット(主要国首脳会議)は、サンクトペテルブルグで開催されます。それに先駆けて、ロシア財務省が、今年のGDPを6%後半に上方修正しました。
 モスクワで宿泊したインツーリスト・ホテルから「赤の広場(注:2)」までのコンクリートむき出しで子どもが大道芸をしていた無骨な地下道は、改装されて「シャネル」や「グッチ」、「エルメス」等の欧米のブランド製品を売る店が並んでいると聞いています。
 とりあえず、ロシアは物質的な豊かさを手に入れたようです。

 ただ、極度の経済状況の中でも荒なかったロシアの人びとの心の豊かさが失われていないかを心配するのみです。

(注:1)当時のロシア製のビールはお世辞でも美味しいといえるものではありませんでした。ただし、このヤロスラブリのビールだけは例外と帰国してから、ロシア語の教授から聞きました。
(注:2)正しくは、美しい広場です。「赤の広場」とは誤訳。ロシア語では、「赤い」と「美しい」は同じ単語「красивый」を使用します。90年代の天皇賞馬・プレクラスニーの名の由来です。

「まったけ日記」1〜50は、こちらまで「 http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html

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 本日は、ブログを書かずにのんびりと過ごそうと呑気に久し振りにテレビを観ていたら、ロシア語の同時通訳や翻訳を行われ、エッセイストとしても多数の著書がある米原万里氏の突然の訃報が・・・。当然のことながら、ロシア史専攻かつロシア語学習(挫折)者の僕としては、米原氏の存在は大きいものでありました。

 ロシア語学習(挫折)者としては、日本人のロシア語学習の広報的な存在だった米原氏の逝去は残念な限りであります。米原氏の影響を受けてロシア語学習を志した日本人も多いと思われますので、今後の日本人のロシア語学習者の減少に大きな影響を与えるという懸念を感じます。

 最近では、書店でロシア語の辞書やテキストが、中国語、韓国・朝鮮語はもとよりタイ語、イタリア語等によって隅に追いやられていますから、米原氏の今後の活動への期待も大きいものがありました。

 この訃報で最も意外だったのは、我が両親が驚いていたことです。米原氏によるものか?それとも、僕の影響かは、Я не понмаю!

 その後、日本のスターリン・俳優の岡田真澄さんも逝去されたことを知りました。

 南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。

<訃報>米原万里さん56歳=エッセイスト、作家

 ロシア語の同時通訳として活躍し、エッセイスト、作家としても知られた米原万里(よねはら・まり)さんが25日に卵巣がんで亡くなったことが、29日分かった。56歳。葬儀は親族で済ませた。後日、友人葬を予定。喪主は妹の井上ユリ(いのうえ・ゆり)さん。
 父の故米原昶(いたる)氏が共産党の衆院議員だった関係で小、中学生時代にプラハのソビエト学校で学び、83年ごろからロシア語通訳として活躍。エリツィン元ロシア大統領来日時などに随行通訳を務めた。
 エッセイストとしては95年、同時通訳の舞台裏を描いた「不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か」で読売文学賞を受賞。その後も、「魔女の1ダース」で講談社エッセイ賞、「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」で大宅壮一ノンフィクション賞、「オリガ・モリソヴナの反語法」でドゥマゴ文学賞を受けた。
 最近は、サンデー毎日連載のエッセー「発明マニア」で闘病生活を紹介していたほか、週刊文春の「私の読書日記」でも、がん治療法を扱った本の検証をしていた。作家の井上ひさし氏は義弟。
(毎日新聞) - 5月29日20時33分更新

※「まったけ日記」1〜50は、こちらまで「 http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html 」

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