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「本棚バトン」をお渡しした酒競輪さんが、御自分の本棚の写真を公開されているのを見て、2006年にご来館者の方(確か、じょん君)に京都亀岡国際秘宝館の蔵書を公開すると約束をしていたのを思い出しました(皆様も憶えていらっしゃらないでしょう?)。
今さらながらではありますが公開します。 まずは、メインの本棚です。これは大学の先輩が引っ越されるときに譲ってもらったもので、奥行きが深くて2段に入るのです。
右側の本棚は大学の卒論の参考文献や講義の教科書を含めた単行本を、左側の本棚は文庫本(殆どが岩波文庫)と新書本(殆どが岩波新書)を置いています。 この本棚はベッドの枕のところにあって、しかも、本を入れ過ぎて不安定なのですが、阪神大震災のときに倒れなかったので自分勝手に大丈夫としています。 この本棚は環境問題関連の本を置いていましたが、いつの間にか雑多な本棚になっています。右側にある茶色に変色している箱入りの本は宝物の『ビアス選集』ですo(^-^)o。
さらに、左の段ボールには『日経エコロジー』を詰めています。右側に副業用の本棚があるのですが。カットしましたm(_ _)m。 この黒い本棚は机のセットとなっているもので辞書を置いています。右の白い本棚は漫画用の本棚にするつもりでしたが、気がつけば岩波文庫用の本棚になっています。
こ、これは…。
左の白い本棚には、一部、漫画を置いていますが基本的には京都亀岡国際秘宝館の秘宝の蔵書・阪神タイガース文庫です(o^-')b 。 右はタンスですが、気がつけば本立てになっています。 最後はベッドの引き出しです。最初は衣類を入れていたのですが、ここも本に占領されてしまいました。寝ているときに取りやすい位置にありますので、繰返して読む司馬遼太郎などの時代小説を置いています。
注目ブログが、しかし、ここも岩波文庫に占領されていますねf^_^;)。 そうそう、僕が尊敬する野中広務元官房長官の本もここにあります。 *みんなで作る知恵の詰まった環境ブログ 注目アンケート *1900年代後半と今と比べてどちらの部門の方が環境悪化をしていると思いますか?温暖化や公害を問わない@投票・ニュース・日記・ゲームの総合ブログ *記事が参考になりましたら、 をお願いします。ご案内 *京都亀岡国際秘宝館・本館 |
まったけ図書館
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山崎豊子の作品には御意見ある方も多いと思うが、僕は時間つぶしに司馬遼太郎とともに愛読している。中でも『白い巨塔』、『大地の子』そして、松本幸四郎主演でNHK大河ドラマ『山河燃ゆ』の原作となった『二つの祖国』を繰り返し読んでいる。山崎はどうして、ここまで主人公に苛酷な運命を背負わせるのだろうと思っている(財前五郎に、陸一心などなそ)。
『二つの祖国』の主人公である天羽賢治は日系アメリカ人としてロサンゼルスに生まれ、両親の故郷である鹿児島県加治木町で教育を受けて、大東大学に進学するも恋人の父親に「移民の小倅風情が」と結婚を拒否される。 賢治はアメリカへ帰国、邦字新聞『加州新報』記者となる。「ジャップが卑怯な騙し討ち(真珠湾攻撃)」を行ったことを主な理由として日系人収容所に移住。 しかし、日本軍の機密文書解読のための語学兵として対日戦に参戦。戦場で日本軍に召集されていた弟と出会い、誤って拳銃で撃ってしまう。 戦後、東京裁判のモニター(通訳言語調整官)となるが、アメリカ及び日本と祖国と信じてきた「二つの国」に忠誠度を疑われていることを悟り、東京裁判所の建物の中で自殺する。 後書きに、山崎は記している。 この小説は冒頭でもお断りしたように歴史的事実を再構築したフィクションであるが、主人公の原点ともいうべき人物を教えて下さったのは、元陸軍大佐町田敬二氏である。 【引用】山崎豊子『二つの祖国』新潮文庫,1986年,592ページから引用 当然のことながら、このモデルとなった人物のことを知りたくなる。
様々な人に尋ねたところ、デイブ伊丹明(1911-1950)という方だということである。小説では我が侭なお嬢様育ちの妻と違って、現実の伊丹の妻は立派な方とのことである(邦字新聞は『羅府新報』という名だそうである)。 賢治が日本の故郷・鹿児島県加治木の恩人もあるドイツ駐在の外交官の日本への暗号通信の解読も事実に近い出来ごとがあったようである。 山崎豊子の作品がなければ、伊丹の存在は完全に忘れられることになったであろう。 伊丹については、数件の文献と母校である鹿児島県立加治木高等学校、大東文化大学(伊丹が在校時は、前身の大東文化学院)のサイトで僅かながら知ることができる。 なお、実際に日系アメリカ人の中にはオカダさんなど兄弟で日米両軍に分かれて戦った方たちもいたそうである。 【文中敬称略】 今日の独り言 自宅近くに出身大学があるのは便利だわ!参考文献 *島村喬『実録・山河燃ゆ―日系通訳官・伊丹明の生涯』ゆまにて出版,1983年 *木梨幸三『デイブ・伊丹明の生涯―極東国際軍事裁判秘史』ぱる出版,1985年 参考サイト *大東文化大学 *鹿児島県立加治木高等学校 注目ブログ *みんなで作る知恵の詰まった環境ブログ ご案内 *京都亀岡国際秘宝館・本館 |
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むか〜し、むか〜し、酒飲みの友人と世界の文豪について話をした。そこで、僕は迂闊なことを言ってしまった。
「ドイツ文学には、ゲーテ、ハイネ、シラー、トオマス・マン、ヘッセ、カフカ・・・。フランス文学には、ユーゴー、スタンダール、ゾラ、ランボオ、ジイド・・・。 そして、ロシア文学には、ドストエフスキー、トルストイ、プーシキン、ゴーゴリ、チェーホフ、ゴーリキー・・・と世界的な文豪がいる。(※) しかし、イギリス文学には、ディケンズ・・・。ちょっと異端だが、H・G・ウェルズ、バーナード・ショーぐらいしか思い浮かばへんな。」 一度は、友人も「そうやね」と、同意をしかけたのだが、 「シェイクスピアがいるやんか!」と、言われてしまった。とき既に遅し『(屈辱の)失言』だった・・・(T_T) 。 余りにも悔しかったので、なぜシェイクスピアを忘れてしまったのだろうとこじつけを考えた。 シェイクスピアの代表作は、イギリスが舞台とは限らないのだ。 『ヴェニスの商人』、『ロミオとジュリエット』はイタリアで、『ジュリアス・シーザー』は古代ローマ、『ハムレット』はデンマーク、『真夏の夜の夢』に至っては「ギリシア神話」の様な雰囲気がある。 シェイクスピアは、イギリス文学を超越した存在なのであろう。←(¬_¬) 本音:こんだけ、イギリス以外の舞台の作品があれば、しゃあないやろう。 参考:友人の履歴=日本大学法学士、佛教大学文学修士、元愛媛新聞記者、後に浄土宗僧侶となるも、余りの破戒ぶりに僧籍をはく奪され、現在「ニート」)
また、別の酒飲みの友人(=早稲田大学文学部中退、京都大学法学士、神戸大学法学博士)と世界のベストセラーの話になった。 ベストセラーは、もちろん『聖書』である。2位は何だと思うかと問われたので、さんざん考えたあげくにマルクス『資本論』と答えた。今回は、正解でなんとか面目を保った。 ちなみに、シェイクスピアで僕を馬鹿にし且つ勝ち誇った友人(=破戒坊主)は、『コーラン』と答えた(アホー!ざまあ、見さらせo(`へ')○☆)。 再び、ベストセラーの話に戻すと、『聖書』、『資本論』は納得したが、それに続く3位の書籍は何だろうという話題になった。 ネットで調べれば、直ちに分かるだろうと軽く考えていたが、それがなかなか見つからない。もう諦めようかと思った頃になってから発見した。 何と、サン=テグジュペリ『星の王子さま』だったのである。そうか、児童文学が(という手が)あったのかと思った、なるほど! しかし、シェイクスピアで勝ち誇った友人は、「『星の王子さま』に次ぐ4位の書籍は、何や?」と、未だにひつこく聞いてくる。 f^_^;)
(※)『岩波文庫 解説目録2005』を参照 (初出典)『まったけ日記47』【2005/12/27 22:46:34】を加筆修正 京都亀岡国際秘宝館・本館 http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html
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?H1><文化>にルビをつけるとしたら、はにかみである
ー太宰治の言葉である。
人間だってそうだ。控え目で、慎み深く、いつも含羞(がんしゅう)をたたえている人に惹かれる。恥も外聞もない、という人に出くわすと、踏みにじられそうな気持ちに私はなる。(木津川計『上方の笑いー漫才と落語ー』講談社,1984年,189ページから引用) 大学入学直後に「一般教育」で雑誌『上方芸能』編集長でもあった木津川計教授の『芸術論』という講義を受講した。 前期は、上方の都市の人格すなわち「都市格」の講義であった。 その中で、木津川先生は黒板に、ただ「文化」とだけ記されて太宰治の「はにかみ」というルビを紹介された。中学生の頃までには、太宰治の作品はその殆どを読み終わっていたが、「文化」に「はにかみ」というルビの意味が全く理解できなかった。 僕が「知の恩師」と慕っている方に太宰治の言葉ということを隠して印象を聞いてみたところ「とても悲観的な感性の持ち主だね。」という答えだった。 さらに「知の恩師」に文化にルビをつけることを頼んだところ「…、ざんしょう」であった。 僕は、太宰治の遺したルビも「知の恩師」が話したルビの意味も未だに理解できず、自らの「文化」のルビも発見できずにいる。 今日も明日も何時までも自分の「文化」を探し続けるつもりでいる。 【揮毫】しーむす。姫様 今日の独り言 立命館大学名誉教授・白川静先生、お疲れさまでした(ToT) 京都亀岡国際秘宝館・本館 http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html
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