極東国際軍事裁判(東京裁判)で絞首刑となった東条英機元陸軍大将が、内閣総理大臣になってもメモを欠かさず、市民のゴミ箱の中身まで『視察』したことは有名な話である。 総理大臣として「せんならんことはぎょうさんあるやろう!」と、皮肉を込めて人びとは『東条上等兵』と呼んでおり、他の人物を含めての日本国総理大臣としては最も低レベルなエピソードの一つである。 コンビニで『東条上等兵』になる!僕はコンビニエンスストアに行く度に、屋外に設置してある「ゴミ箱」に注意して観察している。ゴミ箱に「ホカされている」のは「ゴミ」であり、廃棄物処理法上の廃棄物である。 しかし…、 まったけ日記236ー『金属盗難』ー自動車解体業者の視点からーのとおり、廃棄物処理市場には大きな変化が見受けられる。
周辺アジア諸国の経済の急成長で「鉄屑(金属くず)」の需要が高まり、『廃棄物』であったものが『有価物』となっている。 コンビニエンスストアで「ゴミ箱」を観察すると「家庭ゴミお断り」と貼ってあるものの、空き缶を中心に「ゴミ箱」の中身を調べて持ち帰る人びとが急増している。 数年前の一般廃棄物及び産業廃棄物の最終処分場(埋立。なお、焼却は最終処分ではなく中間処理)では、空き缶を始めとする、かなりの量の「金属くず」が処分されていたので大きな変化である。 「ゴミ」も貴重な資源である。関連用語 *一般廃棄物 *産業廃棄物 *3R *リデュース(Reduce) *リユース (Reuse) *リサイクル(Recycle, 再生利用) *もったいない *ゼロエミッション *廃棄物処理法解説【フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』】 *廃棄物処理法全文 *大阪湾広域臨海環境整備センター(大阪湾フェニックス計画) *大阪湾広域臨海環境整備センター【フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』】 *広域臨海環境整備センター法 *株式会社京都環境保全公社 お時間がありましたら…。 *まったけ日記265ー廃棄物分別収集の難しさ― *まったけ日記258−エコ・京レンガ− *まったけ日記251−不法投棄が狙われやすい街って?ー *まったけ日記236ー『金属盗難』ー自動車解体業者の視点からー *まったけ日記189ー産業廃棄物処理業者の増加?− *まったけ日記180ー山崎達雄『洛中塵捨場今昔』ー *まったけ日記168ー難しい「廃棄物の種類」入門ー *まったけ日記167ー難しい「廃棄物の概念」入門ー *まったけ日記166ー難しい「廃棄物処理法」入門ー *まったけ日記143ー産業廃棄物と経済学ー ご意見下さい *いわれひこ様BBS 京都亀岡国際秘宝館・本館 http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html
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廃棄物とゼロエミッション
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僕の住む京都府亀岡市は廃棄物を始めとする『環境問題』の意識が高いと思う。現在では、前述のとおり不法投棄に狙われやすい「街」である。また、隣接する大阪府豊能郡の『豊能郡美化センター』廃棄物焼却施設のダイオキシン問題が発生している。(参照:朝日新聞の記事)
遡れば、タングステンを採掘していた大谷鉱山からカドミウムが流出した事故や大阪府吹田市が亀岡市内に廃棄物の最終処分場の建設を計画したこともある。また、武村正義知事時代の滋賀県では、琵琶湖の水質を守る為の『粉せっけん』使用運動もあった。 それらを受けてか亀岡市は公益法人の「財団法人 亀岡市清掃公社」を設立していた。僕の記憶の限りでは、義務ではなかったが、約25年前から焼却物と不燃物のゴミ袋が作成されていた。 環境担当時代に同僚が産業廃棄物を中心とする環境の仕事をしていたころのことである。同じ亀岡市在住の同僚が職場で発生した一般廃棄物を自宅に持ち帰っていた。 その理由は『京都市は一般廃棄物の分別収集を行っていないが、亀岡市は徹底している。』とのことであった。 確かに、添付の写真のように亀岡市は分別収集の市民参加を徹底させている。この記事を書くために、亀岡市環境事業課に確認すると、現在の基礎となる分別収集を『平成2年度から』実施しているとのことであった。 同僚が職場で発生した廃棄物を自宅へ持ち帰ることに興味を抱いた別の同僚が京都府内44市町村(平成13年度当時)の再生利用率を調査した。 僕も含めて、亀岡市在住の同僚は『亀岡市が最も進んでいる。』と決め込んでいた。 結果は?結果は意外なことに亀岡市の再生利用率は京都府内で最低だった。分析の結果に基づく考察では、他の43市町村と比較して分別収集を始めたのが早過ぎたことだとしか思えなかった。 同僚は自宅に廃棄物を持ち帰ることを止めた。 なお、亀岡市の再生利用率は向上しているものと推測されるので、現在では府内上位に入っている可能性が高いことを付記します。関連用語 *一般廃棄物 *産業廃棄物 *3R *リデュース(Reduce) *リユース (Reuse) *リサイクル(Recycle, 再生利用) *もったいない *ゼロエミッション *廃棄物処理法解説【フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』】 *廃棄物処理法全文 お時間がありましたら…。 *まったけ日記258−エコ・京レンガ− *まったけ日記251−不法投棄が狙われやすい街って?ー *まったけ日記236ー『金属盗難』ー自動車解体業者の視点からー *まったけ日記189ー産業廃棄物処理業者の増加?− *まったけ日記180ー山崎達雄『洛中塵捨場今昔』ー *まったけ日記168ー難しい「廃棄物の種類」入門ー *まったけ日記167ー難しい「廃棄物の概念」入門ー *まったけ日記166ー難しい「廃棄物処理法」入門ー *まったけ日記143ー産業廃棄物と経済学ー ご意見下さい *いわれひこ様BBS 京都亀岡国際秘宝館・本館 http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html
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エコ・京レンガ下水汚泥を100%使用したリサイクル製品『エコ・京レンガ』は下水汚泥を資源化して積極的にリサイクルを行い、地球環境保全の立場から、資源の有効利用化を進めようという気持ちを表した京ブランドのレンガです。 京都府では、21世紀におけるうるおいある豊かな生活を実現するために、下水道に求められている新しい施策の展開について府民や行政、学識経験者等からなる未来下水道検討委員会から提言を受けた『京都府未来下水道計画(いろはプロジェクト21)』の一環として、桂川右岸流域洛西浄化センターにおいてリサイクル・レンガ『エコ・京レンガ』の製造・販売を開始しました。
『エコ・京レンガ』は、原料として下水汚泥を焼いた灰を100%利用しています。また、製造に必要な燃料は汚泥を処理する過程で発生する消化ガスを利用するとともに、下水処理水についても焼成炉設備を利用する等、下水道から得られる資源を有効に活用しています。【京都府と財団法人 京都府下水道公社が作成したリーフレットを引用】 エコ・京レンガの特長(1)資源の友好利用化を目指した製品下水から発生する汚泥を埋立等で処分するのではなく、レンガとして鋪装等に有効利用する新たなリサイクルである。(2)高品質で丈夫最新の設備による製造施設の中で、高温により長時間にわたり焼固めて製造されるため品質的に安定し、汚泥成分が漏れださずに固くてすり減りにくくて丈夫であり、自然なものであるため色あせがない。(3)滑りにくい雨に濡れても滑りにくく、舗装財として最適。【利用箇所】 *府道向日町停車場線 *一級河川玉川 遊歩道 *木津川上流流域下水道 相楽中継ポンプ場 *二級河川溝谷川 休憩施設整備 他■ 5年前に施設見学に行きました。街で「エコ・京レンガ」を利用した工事に気づいて記事にしま した。 関連用語 *3R *リデュース(Reduce) *リユース (Reuse) *リサイクル(Recycle, 再生利用) *もったいない *ゼロエミッション *廃棄物処理法解説【フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』】 *廃棄物処理法全文 お時間がありましたら…。 *まったけ日記251−不法投棄が狙われやすい街って?ー *まったけ日記236ー『金属盗難』ー自動車解体業者の視点からー *まったけ日記189ー産業廃棄物処理業者の増加?− *まったけ日記180ー山崎達雄『洛中塵捨場今昔』ー *まったけ日記168ー難しい「廃棄物の種類」入門ー *まったけ日記167ー難しい「廃棄物の概念」入門ー *まったけ日記166ー難しい「廃棄物処理法」入門ー *まったけ日記143ー産業廃棄物と経済学ー ご意見下さい *いわれひこ様BBS京都亀岡国際秘宝館・本館 |
Q:不法投棄に狙われやすい街があるのか?A:あります!数年前までは、全国各地で一般廃棄物,産業廃棄物に関わらず不法投棄事件が発生していた。例えば、「香川県豊島の不法投棄事案」、「青森県・岩手県の県境産廃不法投棄事案」に代表される産業廃棄物の不法投棄が全国各地で問題となっていた。 関西とその周辺府県では、「香川県豊島の不法投棄事案」だけではなく,許可業者の不適正処理すら多発していた。福井県では、最終処分場における不適正処理があった。
京都府庁は,周辺府民の安全・安心を守る為に京都府警察本部や宇治市役所、(株)京都環境保全公社そして(社)京都府産業廃棄物協会と会員である産業廃棄物処理許可業者等と協力して不法投棄事件の解決のため行政代執行法に基づき処理を行った。 なぜ、関西周辺で不法投棄が多発したか?例えば、京都府亀岡市僕は3年と2ヶ月間,産業廃棄物問題に関わってきた。僕が退任した直後に、父が不法投棄パトロールに参加した。 互いに情報交換をすると亀岡市内では、かなりの不法投棄が発生していることが解って、原因究明の為の議論を交わした。上記の京都府内における亀岡市の位置図を参照して下さい。 ■ 山林や人目のつかない箇所が多い。 ■ 大阪府,京都市等といった自治体の境界線が多いうえに、近隣に兵庫県もある。 産業廃棄物行政については、国(かつては、旧厚生省。現在は、環境省)から、受託(法定受託事務)した都道府県又は法令で定める保健所設置市が実施する。
都道府県及び保健所設置市との境界を抱える京都府亀岡市は、行政の監視が完璧なものとすることが困難なために、不法投棄が数多く発生するのである! 不幸中の幸いにも京都亀岡国際秘宝館は、平野部にあるため被害はないが、町内の森林等で不法投棄事件は発生しており、何度か保健所や亀岡警察署と情報交換を行った経験がある。 お住まいの街の地図の御確認を!地方公共団体の廃棄物処理行政の強化と廃棄物処理市場の微妙な変化等によって、暫くの間は「不法投棄事件」は減少すると推し量る。 しかし、廃棄物処理市場は変化が激しい!『油断大敵』!関連用語 *廃棄物処理法 *一般廃棄物 *産業廃棄物 *マニフェスト(産業廃棄物管理票) *不法投棄 *不適正保管 お時間がありましたら…。 *まったけ日記236ー『金属盗難』ー自動車解体業者の視点からー *まったけ日記189ー産業廃棄物処理業者の増加?− *まったけ日記180ー山崎達雄『洛中塵捨場今昔』ー *まったけ日記168ー難しい「廃棄物の種類」入門ー *まったけ日記167ー難しい「廃棄物の概念」入門ー *まったけ日記166ー難しい「廃棄物処理法」入門ー *まったけ日記143ー産業廃棄物と経済学ー 【次号予告キーワード】ブックオフ京都亀岡国際秘宝館・本館 http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html |
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全国各地で金属類の盗難が相次いでいる。数年前までは「香川県豊島の不法投棄事案」、「青森県・岩手県の県境産廃不法投棄事案」に代表される産業廃棄物の不法投棄が全国各地で問題となっていたが…。
廃棄物処理法上では金属くずに該当する金属類の廃棄物も例外なく不法投棄に含まれていた。 しかし、突如として金属類が盗まれるようになったのかは、金属類市場の需給関係に変化が生じたためである。その原因として日本の周辺諸国の経済成長によって金属類の不足によって需要が高くなったのである。 ここでは、金属が多く含まれる自動車解体業の歴史を例を3段階に分けて考えてみたいと思います。 なお、戦前・戦中の日本の経済体制は限りなく共産主義に近い事実上の社会主義体制であったため終戦後から考えます終戦直後から高度経済成長期自動車解体業者の多くは、終戦直後の鉄屑業者から転じた事業者が多い。 終戦直後に鉄屑業者が急成長したのは、米軍の空襲により焦土と化した全国各地の都市の復興を目的として金属類の需要が高まったためである。 戦後経済が高度経済成長に移行しても、金属類の慢性的な不足は続いたために、鉄屑の需要は高いものであった。 モータリゼーションオイルショック以降、日本経済が高度経済成長期から安定経済期に移行した頃には、鉄道からモータリゼーションへと交通体系が大きく変化していた。 日本の多くの自動車メーカーや自動車販売業者は、自動車解体を放棄したのである。そこで、自動車解体業へと転じる鉄屑業者が急増した。 ご承知のとおり、日本人のユーザーは自動車に関して『過敏』であった。 (1)故障を非常に嫌う (2)ユーザーの乗り換えが早い(国内メーカーのモデルチェンジが頻繁) (3)事故車に過敏 (4)傷等に『異常な過敏』(バンパーの傷すら気にする) これらを原因として廃車が急増した。自動車解体の事業は、ユーザーが廃車にした自動車の受入れから始まる。
■ 廃車になった自動車を購入 * 国内の市場価値のある自動車いついては販売 * 国内では市場価値はないが、海外で市場価値のある自動車は輸出 ■ 国内外に関わらず市場価値の失っている自動車を解体作業 * 再利用できる部品について販売。(ここまでは、リユース) * 再利用できない部品で自動車以外の目的で利用価値のあるものについては製鋼業者等の他業界へ販売(リサイクル) * 全く利用価値のないものについては、廃棄物として処理(基本的には産業廃棄物処理業者へ処理委託) 安定経済からバブル崩壊までバブル崩壊によって金属類市場が大きく変化する。金属類の市場価格の下落である。 これが、自動車解体業者の経営に打撃的な影響を与える。 廃車自動車の購入価格(仕入)+廃棄物処理費 > 売上これでは事業運営が成り立たない!それにも関わらず自動車解体の需要はある。そこで、当然、自動車解体業者は廃車自動車を購入して仕入するのではなく、解体費用で事業経営を行うことを考える。 ここで問題が生じた。 ■ 自動車解体業者より自動車製造業車及び自動車販売業者が力関係が強い * 自動車解体業者が、自動車産業界の枠組みに入っていなかったこと。(即ち、同一業界と認知されていなかった) * 自動車業界が自動車解体業者に処理費用の支払への反発 ■ 事業実態が産業廃棄物事業となり許可制度になること * 廃棄物処理法上の新たな規制が加わる。例えば、許可の有効期限は5年間であるため、許可の更新が必要となる。 * 零細事業者の淘汰 しかし、自動車廃棄物処理費用を忌避する人が後を立たず、大規模な不法投棄が生じた。 ひどいものになると、夜間に自動車解体業者の事業所前の道路等へ自動車を不法投棄する者も現れた。事情を知らない周辺住民からの苦情は、自動車解体業者へと向けられた。 そして、現在再び、前述のとおり、金属類の市場価値が高まったために、金属類の盗難が相次いでいる。 この市場の変化が、自動車解体業者の事業経営へ新たな影響が生じるのは必至である。 関連用語
*廃棄物処理法 *一般廃棄物 *産業廃棄物 *マニフェスト(産業廃棄物管理票) お時間がありましたら…。 *まったけ日記189ー産業廃棄物処理業者の増加?− *まったけ日記180ー山崎達雄『洛中塵捨場今昔』ー *まったけ日記168ー難しい「廃棄物の種類」入門ー *まったけ日記167ー難しい「廃棄物の概念」入門ー *まったけ日記166ー難しい「廃棄物処理法」入門ー *まったけ日記143ー産業廃棄物と経済学ー 京都亀岡国際秘宝館・本館 http://www.geocities.jp/f4_ttm/index.html |






