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ここ数週間、新型YZF-R6に関する過去ログがアクセスランキングで上位に入っています。
僕も含め、皆さん気になる話題のようですね。

カワサキやトライアンフは、かつての花形だった600ccクラスのスーパースポーツの生産から撤退を表明、
ようやく本業が立ち直ったばかりのスズキはもちろん、
ホンダもCBR600RRの生産を中止するのではないかという噂が広がっているとか。



新型YZF-R6は2017年に登場するのか? | 感染帝国



ご存じのとおり、EUではEURO4排出ガス規制が2016年1月から施行され、
継続生産車に限っては1年の猶予が与えられる関係上、
2017年に新型が発表されない現行車については販売終了が確定してしまうことになります。

そういう意味でも、EICMAをはじめとする今年後半のショーは要注目なわけですが、
ヤマハの好調ぶりが新型YZF-R6という形で結実するのかどうかというのは興味深い話です。



Could a New Yamaha YZF-R6 Be Coming for 2017? | Asphalt & Rubber



Could a New Yamaha YZF-R6 Be Coming for 2017?

ヤマハが由緒あるR6の新型を準備しているというのは筋がとおった話だ。
現行のバージョンは、元々は2008年当時にデビューしたバイクと同じものであり、
2010年のアップデートはトップエンドを犠牲にしてミドルレンジのパワーを増強した簡易的なものだった。

プロダクトデザインと新型車に関していえば、日本のメーカーは本来の姿を取り戻しつつある。
事実、昨年には大幅な改修を受けた新型YZF-R1がデビューしている。次は600ccの番だろう。
そして、日本と欧州では今年後半にも新型YZF-R6がデビューするのではという噂が渦巻いている。

噂の大半は日本の雑誌である『ヤングマシン』誌が出処で、
レンダリングされた新型モデルが掲載されることで有名なものの、正確性については疑問符がつく。

A&Rは、これ以外のレポートからも同様の情報を得ている。火のないところに煙は立たないということか…。

『ヤングマシン』誌によると新型R6は現行のR1と共通点が多く、
関連モデルとの間にブランドの遺伝的な共通項を読み取ってほしいというのは悪くない見解だろう。
レンダリングされた画像は少しばかり近親相姦的だが、
YZF-R1の要素がYZF-R6に受け継がれることを期待してもいいだろう。

スーパースポーツレーシングの制限は今後一層厳しくなるだろうが、
それでも我々はエレクトロニクスがヤマハの大きな特徴になることを期待している。
ヤマハはR1でライディングを支援する制御システムの開発に莫大な投資をしているが、
こうした投資は他のモデルに還元されて初めて意味があるものだからだ。

今後、スーパースポーツセグメントではトラクションコントロールが標準装備されるだろう。
また、"第2世代"の電子制御システムであるところのローンチコントロール、ウィリーコントロール、
エンジンブレーキ制御などが搭載されないとしたら、ある意味で驚きといえる。

もしもヤマハが次のステップへ進み、
YZF-R6の電子制御パッケージにIMU(慣性測定ユニット)を加えたとしたら興味深い。
600ccスポーツにYZF-R1で見られるのと同じ、パワースライドを制御する能力が与えられるからだ。

スーパースポーツ市場の現況を見渡してみると、
今のヤマハには市場を破壊するほど強力な製品を作るチャンスがある。
MVアグスタは依然として最も先進的なバイクを600ccに投入するメーカーであり続けているが、
同社が抱える財政危機は間違いなく販売の足を引っ張るだろう。

ドゥカティも同様の問題を抱えている。
イタリアンメーカーのスーパースポーツ(959パニガーレ)はほぼリッターバイクになっているからだ。
トライアンフのデイトナ675はすでにピークを過ぎている。
ついでにいえば、日本のメーカーにしても状況はあまり変わらない。

スズキは今秋にも新型GSX-R1000をリリースし、翌年は600ccと750ccの各モデルがこれに続くだろう。
ホンダも今年後半に新型のリッターバイクを発表すると見られているが、
CBR600RRがどうなるかは想像するしかない。

カワサキは唯一、2013年と比較的最近にZX-6Rをアップデートしており、
チームグリーンの代わりにトラクションコントロールを追加している。
頂点を極めたZX-6Rはヤマハにとって越えるべき壁となるが、
うまくいけば我々がR1で目の当たりにしたように、うなりを上げる快速球が投げ込まれるかもしれない。



(了)



カワサキはすでにスーパースポーツセグメントに見切りをつけ、
800ccの排気量にスーパーチャージャーを組み合わせた『Ninja R2/R2R』を発表すると噂されています。
排気量という枷をはずし、今後は過給機を中心に生き残りを図っていくんでしょう。

そうなると、ヤマハはYZF-R1で培ったクロスプレーン型クランクシャフトに、
MTシリーズで好評を得た3気筒路線を継承していくのが自然でしょうか。
並列4気筒に比べて部品点数と製造コストも低く抑えられますからね。

一番の懸念は、経営判断という大本営発表に新型が押しつぶされないかということなんですよね。
今のヤマハに新型スーパースポーツをリリースできるほどの体力が残されているのか?
他社の動向を見るに予断を許さない状況のようです。



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Moto2への供給エンジンは現在のところCBR600RRのを
使用しておりますが、今後はどこのメーカーのを使うのでしょうか?
新型CBR600RRはそこがポイントでしょう。

スズキやカワサキにはMoto2にエンジン供給は厳しそうですし
ヤマハも数年間はエンジンのモデルチェンジできないという足枷を
どう考えるか・・・。

昔は600クラスはヨーロッパでは人気クラスだったんですけどね。
色々と電子制御が追加されて車両価格に跳ね返るとリッターSSとの
差別化が難しいので衰退の一途を辿りそうな気がします。

2016/5/29(日) 午後 7:06 [ yukina_chan2002 ]

ヤングマシンのスクープ記事は素晴らしいですね。今月号はスクープ記事別冊付録だったので思わず買っちゃいましたじゃないですか。
スクープが正確とかじゃなく、夢がある、愛がある。そして実際に発売されたら実車より確実にちょっとカッコいいのも○(笑)。

2016/5/29(日) 午後 8:04 がんすけ

>>yukina_chan2002さん

今のところ、2018年までホンダの契約が残ってるんですよね。
2019年以降どうなるのか情報が見つかりませんでしたが…。

過去の入札に参加したのもヤマハだけだったはずですし、
全世界的に中量級クラスは存続の危機に陥っている感じがしますね。
WSSもスーパーストック600と統合されたりしてますし。

いつだったか翻訳した海外記事にも、
スーパースポーツはスーパーバイクと同じ開発コストがかかるにも関わらず、
値札まで同じにするわけにはいかない事情がある…ってフレーズがありましたね…。
スポーツバイクが一部の好事家だけのものになると価格に跳ね返ってくるので、
あまりにも先鋭化し過ぎるのも痛し痒しです。

2016/5/30(月) 午後 8:20 vyrus_empire

>>がんすけさん

僕のなかのヤンマシは、東スポと同じ位置づけですね(笑)。
おお〜、こんな新モデル出るんかよ! マジか!!って楽しむのが正しいという。
そのあたり海外メディアにも浸透しはじめてるのか、
正確性に疑問符がつくが…というフレーズをよく見るようになって来ました(笑)。
ぜひともこの芸風を極めていただきたいです。

それはそれとして、僕もこの予想レンダリングはカッコいい!と思いまして、
リンク先の画像を差し置いて使わせていただきました。
このまま登場するならかなり心が動かされますが…どうなりますかね。

2016/5/30(月) 午後 8:27 vyrus_empire

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とりあえず・・・・・早く発表してほしいです!

そしたら、明日にでもバイク屋さんに予約しに行ってきます!!!

2016/5/30(月) 午後 9:32 [ DAI ]

このセグメントでは久々の目玉ですからね。
DAIさんなら食いついてくれると思ってました(笑)。

まだ登場が確定しているわけではありませんが、
ここまで報じられているということは期待できると考えていいと思うんですよね。
もしも商品として終息するなら、もっと早い段階で噂が出るはずですし。

2016/5/31(火) 午前 0:28 vyrus_empire


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