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私は、脱原発には賛成しかねます。
今の時代に、つまはじきされそうですが・・・
でも、選挙で脱か、卒か、を言う前に事故の検証を良くすべきだと思うのです。
東京電力の、対応のまずさがまだまだ明らかにされていない。
そして、今の原発は又格段に進歩している。どうすればあの事故は起きなかったのか・・・
日々進歩している、人間の技術を信じたい。
最新の英知を集めて、アフリカでも原子力を推進すべきだと、私は思う。
脱・卒と叫ぶ党より、良く考えようと言う自民党が過半数になりそうだと・・・・おかしな話だが、もっともだとも思う。ただ、公共事業にどんどん金を回すのは止めて欲しい。
時間のある方は、下も読んでくださいね・・・・・
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出典の明記「マガジン9:http://www.magazine9.jp/」より
「アフリカに原子力を推進するために、福島原発事故の汚染を住民が受け入れることが必要」という
OECD/NEAアジア会議の件。 11月6〜8日はOECD/NEA主催の会議に取材に行ってきました。
OECDとは経済協力開発機構でしょ、なんか世界の経団連みたいなものかしらね、NEAとはOECDの原子力機関とのこと。わーお、世界の原子力推進機関みたいじゃない?
会議の名前は「第3回放射線防護における科学と価値に関するワークショップ及び第6回放射線防護体系の進展に関するアジア会議」。
ファイナルアジェンダと動画はこちらです。
この会議は申込みから驚きました。日本での会議ですが、申込みサイトは英語のみ。そして「ビザは持っているか?」「ビザが無ければこの窓口で緊急発行を」などなど。
あら? 海外の方しか募集してないの? 海外の研究者の方々が福島原発事故の現状を、日本にヒアリングしにくる、みたいな感じでしょうか。返ってくるメールも全て英語です。日本人同士でやりとりしてるのにね。
でも、報道として登録でき、9時〜18時まで3日間、みっちり取材してきましたよ!
プレスの腕章をさせられ、取材にきたのは読売新聞とおしどりのみ。でも読売さまは1日目の午前中で帰られて。いいの? あと、おしどりしか取材しないわよ? というわけで、裏話も全て公開しちゃいます!
思ったとおり、なかなかの原子力推進会議でした。
全体セッションのあと、3つのパラレルセッションに分かれ、最終日にそのまとめをする、という形式。
(1)住民の低線量被曝の評価と管理
(2)子供と自助行動への保護
(3)がん以外の影響
となっていて、わ、全部参加したい! と思ったけれど無理なので、私は(3)へ、ケンパルは(2)へ。あー、おしどりがコンビでなくトリオだったら3つとも制覇できたのにな!
内容はなかなか興味深かったです。
子供の放射線防護の線量限度について、え? 口論? くらいの激しいやりとりがあったり。ここは、私が最も「ヒドイ!」と思った部分の1つなのですが、誰が何を言ったか、完璧にお伝えしたいので、書き起こしている最中です(ケンパルが)。
それが終わったら記事にしようと思っていたのですが、急いでお伝えしたいことがあるので、書いている次第。
そして、私が「良いな!」と思った発表は徹底的にこき下ろされていました。例えば、日本保健物理学会の若手部の方の発表。原発事故後、若手部でサイトを立ち上げ、一般からの質問に丁寧に回答していった成果をまとめたものでした。
「大丈夫です、と一言で片づけるのではなく、その判断の根拠は何か、そしてその根拠となる元の論文や研究は何か、1つ1つアドレスをはり、サイトを見た方がたどれるようにしました。計算式や考え方も書きました。で、我々はこういう判断をした、というように回答し、住民に我々の判断を押し付けるのではなく、住民が判断できるようにしました」
あらー良いことおっしゃるじゃなーい! 30代そこそこのお若い学者さまです。しかし彼は発表のあと、日本、海外の研究者からこき下ろされるのです!
「住民にそんなこと説明してもわからない」
「住民に専門的なことを言わなくてもよい」
「単位すらわからない住民に何がわかるのか」
しかし、若い学者さまは丁寧に反論されてました。
「事故後、住民は非常に勉強し、大丈夫の一言で納得するほど単純ではない」
「事故後こそ、住民と一緒に学ぶことが必要」
でも、7対1くらいで反論攻めに遭って。
「私は住民の取材をたくさんしましたが、彼の言うとおりですよ!」と言ってやろうと私も挙手してましたが当たりませんでした。
でも、発表後の彼に駆け寄って、仲良くなり、お昼も一緒に食べましたけどね!
小出先生のお名前を出して発表された大学の先生もいらしたのですが、この方の発表は何も質疑がなく、スルーされた感じでした。しかし、この先生にも私は走っていって、ご連絡先を伺いましたよ!
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急ぎでお伝えしたいことのひとつは、3日目の最終まとめの「福島の方々の話を聞いて」です。
「我々は福島の住民の話を伺えた(伊達市長と伊達の元小学校校長も出席していたのです)。福島の方々は、原発事故にあったが、ある貴重な価値観に巡り合えたと言う。それは、故郷を大切にしたいという価値観だ。自分たちの故郷を自分たちの手で除染して、住み続けたいと」
えええ!? なんか美談にして、いいように解釈していません? そんな話を世界に発信するの?
一番の驚きは、たびたびあるコーヒーブレイクのときのことです。会場の外にコーヒーが用意してあり、みなさんで談笑するのです。もちろん全て英語ね!
で、プレスの腕章をしているのは私たちだけなので、めちゃくちゃ話しかけられて。
「あなたたちは何を学んだか?」「どういう記事を書くのか?」などなど。ほほう、気になるのね、でも私たちは今も聞き出す気満々ですよ!
ややこしい単語の通訳をしてくださった国立保健医療科学院の研究官の方と話をしていたときのこと(学者以外にも政府関係者や官僚も出席していたのです)。
「でもね、喫煙やフライドポテトのアクリルアミドなど、日常の中にたくさんリスクがあるでしょ?」
――でも、自己選択できるリスクと原発事故のリスクは比較対象になりませんよ?
「じゃ、原発のリスクを住民に説明するのに、何が適切ですか? 教えてくださいよ。この会議の裏の目的はね、アフリカに原発を推進するのに、住民にどうやってリスクを説明して受け入れさせるか考えてるんですよ」
(えええ!? もっと聞き出そう! と喋らせモードに入りました)
「本当はセネガルに原発を作るはずだったんですが、福島の事故でキャンセルしてきたんです。なので、福島の原発事故のリスクを、除染して住む、と福島の住民が受け入れ、それを発信することは重要なんです。アフリカや韓国、中国にもまだまだ原発はできますからね! それを踏まえて、記事に書いてくださいよ!」
――(あら? 私たちを先に帰られた読売新聞さまとお間違えなのかしら?)もちろんです!!(全部、書きます!!)ニッコリ。
このアジア会議のあと、ICRPのメンバーが伊達市に行き、住民とダイアログセミナーをしていました。この会議に出席していた良心的な学者さまはそのことを「アリバイ作り」と呼んでいましたけどね。
去年からあちこち取材をしてきた私は、この会議で知り合い、顔見知り、情報提供してくださった方々などにもお会いしました。
その中の一人が近づいてきてこう言われました。
「マコさんね、あなたヨウ素のことを気にしているでしょ、半減期が短いから。でもね、事故直後の初期被曝は、ヨウ素より希ガスのほうが問題なんです。どこもそれを取り上げない。まぁ、去年、ヨウ素のことをキリキリと取り上げていたのもマコさんくらいでしたけどね。事故直後の放出された核種は、ヨウ素より、キセノン、クリプトンなどの希ガスがずっと多いんです。そして希ガスなので捕捉しにくいから測定されにくい。そして半減期がヨウ素より短いものも多いので、それらの被曝の評価はとても難しいですが、とても重要なことでしょう。そのことを書いていってください」
わ、他の短半減期核種のことは気になっていましたが、もっとちゃんと調べなくては!
他に取材していることもたくさんあるけれど、全力でいきますぜ!
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そして、この、選挙のさなかに気になること!!!!
ここからが急ぎでお伝えしたかったことです。
12月15〜17日にはIAEAの大きな会議が福島で催されます。ちょうど選挙の日にち。
そして、12月は官僚の方々が福島県にたくさん入り、住民にヒアリングをしていくそうです。除染して住むかどうか、というヒアリングです。
なので、住民が自身で線量を測定したデータをつきつけ、除染をして住むのはムリだと声をあげてほしい、と伝えてくれないかという官僚の方がいらっしゃいました。
官僚の中にもなんとかしたい、と思っている人間は少数だがいる、でもそこまで住民の声が届きにくい、そこに声を届ければ、大きく動くかもしれない、とのことでした。あと、郡山市に入る経産省に気を付けてほしい、とかね!
12月のIAEAの会議は選挙と同じ日にちなのです。政治家さんたちがご自分の選挙に夢中なうちに、官僚主導でいろいろなことが進められるのでしょうか? いやあね! ガンガンに注意していきましょうぜ!
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あと半分あります。
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