信州の旅二日目。
朝5時半に起きました。
ホテルを出発したのが6時。
なんでそんなに早起きしたのか・・・・。
なんでそんなに早いのか。
説明によれば、善光寺参りの醍醐味を味わうには、毎朝行われるお朝事にぜひご参詣ください。清新な朝の空気の中、本堂に全山住職の厳かな読経が響き渡り、祈りの聖地として脈々と伝えられてきた善光寺本来の姿にまみえる事が出来ます。
と言う事だそうです。
私達は特に信心深いわけではありませんが、本堂に20人ほどのお坊さんが並んで
一斉に朗々とお経を唱える様子はなかなか聞きごたえのあるもので、朝のピリッとした空気の中、心にしみるものがありました。
善光寺は一つの宗派ではなく、あらゆる宗派のお坊さんが集まって修行するお寺なんだそうです。(知らなかった。)
左にある「お戒壇巡り」致しました。
””奥へ進むと「お戒壇めぐり」の入り口があります。お戒壇巡りは、ご本尊の安置される瑠璃壇下の真っ暗な回廊を通り、中ほどに懸かる「極楽の錠前」を探り当てて、
秘仏のご本尊と結縁する道場です。右手で腰の高さの壁を伝ってお進みください。””
何が何だか分からないまま、この世の物とは思われない真っ暗闇の中を、
前の人にくっついて手すりにすがって進みます。
夢中で歩くのが精いっぱいで、「極楽の錠前」なんてどこにあった物やら、
後ろのオジサンがくっついてくるので「先詰まってますから。」と牽制して触られないように歩くのが一苦労でした。
どうやら極楽には行けそうもありません。

ホテルを出発する時間には曇っていた空から突然、
ボタン雪が降ってきました。
この季節、4月初めにこんなことあるのでしょうか。
冷たい雪の中を歩くのも忘れられない思い出となりました。
すっかり冷え切った体に、ホテルのあったかいお蕎麦の朝食はお腹にしみました。
行く前はいくら長野でも朝ごはんがお蕎麦だなんて、と思いましたがこれが正解。
最初の目的地に向かうべくバスに乗り込むと同時に、空が真っ青に晴れ渡り
添乗員さんの決まり文句「皆さんの心掛けが良いから、見てくださいこの青空!」
1時間半ほど走って安曇野に着きます。
安曇野ちひろ美術館です。
ちひろの絵にあるような可愛いお嬢ちゃんが出てきました。
生誕100周年と言う事でした。ゆっくり見て回り自分にお土産、
外は
広大な土地をゆったり使った公園になっており、もう少し季節が進んだら子供連れの人たちでいっぱいになるだろうと想像できます。
空気は冷たくとも桜が精いっぱい咲いて歓迎してくれました。
今年は長野の桜も例年よりずっと早かったと聞きました。
お昼にはちょっと早かったのですが昼食会場に着きます。
かつては旅館だったという大きな蕎麦処「穂高城」。 城って・・・・。
見た目よりお蕎麦の量が多くて食べきれませんが、勿論しこしことしたおいしい信州蕎麦でしたよ。
半分お持ち帰りする方も何人かいらっしゃいました。
からりと晴れた安曇野は、あちこちにきれいな水が流れる水路が走っていて
目にも爽やかな田園地帯。
アルプスから流れ出る綺麗で冷たい水を利用して、わさびが栽培されています。
ここは「「大王ワサビ農場」
今ちょうどワサビの花が真っ盛りでした。
長野の田舎を走ると田んぼの畔のところに「道祖神」が見えますが、
お土産はワサビ関連のものが多く、ワサビ漬けなどの漬物類も豊富ですが、
とくに採りたての「生わさび」が買えるので楽しみにしていました。
お値段も様々ですが、ま、私は中くらいのを。
最後の目的地上田城に行く途中の山中、丘が真っ白です。
空はうっすらと日の光が透けて見えますが、里山は真っ白で、上に行くにしたがって
吹雪いてきました。
バスの時間が長くて上田に着くまで2時間近く乗ったでしょうか。
上田城の写真が一枚も無いのですが、それにはちょっとしたエピソードがあるのです。
上田の近くに知苑舞でお友達になった84歳のおじさまが住んでいて、
夫が「バスツアーで長野に来ました。」とメールを打つと、行程を聞かれて最後が
お会いできた彼は、「病気がちで5年も知苑舞行ってないので5年ぶりですねえ。」
と、とても喜んでくださって、私達も病気のことが心配だったのでお元気な顔を拝見できてとっても嬉しかったのでした。
せっかくだから城跡を見たらいかがですかと言われましたが、わずかの時間ですから
お話ししましょうと短い逢瀬を楽しみたかったので、写真は撮ってません。
一泊二日の信州は、最後の思いも掛けない出会いで締めくくる事が出来たことも有り
いっぱい見学した場所とともに、忘れられない思い出いっぱいの旅となりました。