|
小さいとき、毎年、夏か冬のどちらかには母の田舎へ里帰りした。フェリーで夜、大阪を出発すると朝には四国に着いた。今は瀬戸大橋、明石大橋があるので自動車でも行けたがその頃はなかった。だから船だ。ブオー。ブオー。汽笛が鳴り響く。フェリーは、大阪南港から今治に向かって出発した。「朝にはおばあちゃんの家に着くんだから早く寝なさい。」と母は私に言う。でも、興奮していてすぐに寝れるはずがない。二等室では、広い部屋に皆で雑魚寝だ。夏休みなので満員だ。わいわいがやがやしている。みんな田舎に帰るのを楽しみにしていると思う。おじいちゃん、おばあちゃんは元気にしているかな。何買って貰おうかななんて考えているうちにいつしか寝ていた。
おじいちゃん、おばあちゃんはとても優しかった。昔は二人で洋服屋をしていたらしい。その頃はもう引退していた。おじいちゃんは何の病気か覚えていないが、いつも布団に寝ていた。おじいちゃん達は、商店街のお菓子屋の二階に住んでいた。子供心に少し不思議だった。家を出るとお店がいっぱい。商店街だから当たり前だ。大好きなおもちゃ屋も近所にある。最高だ。おばあちゃんがいつもおもちゃ屋さんに連れて行ってくれた。買うのはプラモデルと決まっていた。マッハGO!GO!GO! のマッハ号、サンバードシリーズが特に思い出深い。それから田舎なので、祭りがある。商店街の二階なので、御輿見学の特等席だ。わっしょい!わっしょい!いつもの商店街が祭り一色だ。やっぱり、商店街は不思議だと思った。
いつの頃か、おじいちゃんとおばあちゃんは、商店街から郊外のこじんまりした一軒屋に引越ししていた。にぎやかな商店街と違い静かだ。思えば商店街はすごく活気があった。私はにぎやかな商店街を懐かしく思った。しかし、郊外は郊外の良さがあった。自然に近かった。よく、弟を連れて近所を散歩した。郊外なので周りは田んぼや森があり、自然も多かった。川が近くにあった。古びた風車小屋や、今にも落ちそうな橋があった。今でもあるのだろうか。
この絵は、3年前、家族で熱海に行ったときのスケッチです。
サイズは、120mm*170mmの小さなスケッチブックです。
海水浴の合間に、砂浜でスケッチしました。
|
優しいおじいちゃんとおばあちゃんの楽しい思い出があって、幸せですね〜!
2006/8/22(火) 午前 9:00 [ noputyan ]
「おじいちゃん、おばあちゃんは元気にしているかな」ってことは、まだご健在なのですね?絵手紙でも送って差し上げたら喜ばれるのでは・・w?ステキな絵ですね。。スケッチブックに「連作」のようにされると絵本みたいですね。
2006/8/22(火) 午前 9:03 [ - ]
素晴らしい思いでがたくさんあられていいですね。幼い頃は商店街に連れてってもらうのが楽しみでした。海水浴げ賑わう模様が楽しく描かれていますね。ステキです。、
2006/8/22(火) 午後 4:41
見開きで広がりがあっていいね^^
2006/8/26(土) 午前 3:08 [ - ]
遊び心のある楽しい絵ですね。色がカラフルできれいで、こんなふうに描きたいなーと思いました。
2006/9/5(火) 午後 5:46
こんにちは。風さんのおばあちゃんは今治に住んでいるのですね。毎日、橋を渡って今治へ仕事で通っています。以前は越智郡でしたが、現在合併して、越智郡も今治市になりました。
2006/9/9(土) 午後 4:34
noputyanさん。こももさん。ecoさん。しゅーまん2号さん。haruwomituketa211さん。小金持ちさん。コメントありがとさんです。
2006/10/16(月) 午前 1:41