|
【悲しくて、悲しくて、】
【とてもやりきれない。。】
ふと気付くと夜。
ベッドにもぐりこんで丸まっているうちに
眠ってぃたらしい
間接照明を灯して
チビ金魚の様子をみる
大きい子が居なくなってから
よく寄り添って
なんだか親子みたいに
元気良く泳ぎまわってたチビ
僕と一緒で
なんだか
元気を無くしてしまったようにみえる
大きい子、来た時から
孕んでるのかな…って思うくらい
お腹が異常に大きくなってたから
心配だった
死に後は、お腹に赤い傷のようなものが見えた
内部破裂したのかな…?
チビはいじめてないよね…
酸素、間に合わなかったから?
口をパクパクして
金魚鉢の円を
同じ方向に何度も何度も
ゆっくり泳いでた
金魚は死んだら浮く
でもあの子は沈んでた
おデブちゃんだったから、
お腹痛かったから、
浮けなかったの?
見付けた時は まるで眠っているようで…
まだ息があるんじゃないかと
別の簡易容器に移して
酸素の石をいれて
エラ、動け
口、動け
って
でも、妹が
「死んじゃったんだね…」って。
僕は
ぽたぽた
両目から涙落ちた
そっか、
死んじゃったんだ
妹に誘われて
暗くなった夕方、
お庭に埋めた。
『バィバィ…』呟いたら
妹が
撫でてくれた
「屋台に残ってたらもっと悲惨な死に方してたよ」
……そっか。。
《連れていって》と云わんばかりに
妹の所へ飛び込んできた子。
最期が僕の家で、
僕と妹の部屋で、
良かったの、かな…?
来てくれて、ありがとう。
一日一緒に生きてくれて、ありがとう。
今日はネ、
こんなに不思議な
空模様だったよ。
…おやすみ。
|