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思いっきり高騰してた原油価格がこのところ下がってきた。
原油バブルの崩壊と言ってもいいかもしれない。
この先どこまで下がるのか、いろいろな見方があるようだが、おおむね1バーレル80ドルくらいで落ち着きそうである。
個人的には原油価格に比例してガソリン価格が下がってこないのが不満なのだが、上がる時は素早く、下がる時はゆっくりは世の常か。
今回の原油バブルを機に個人レベルでエネルギーを備蓄する方法にはどんなものがあるか考えてみたい。
個人では原油は入手できないとされているので、それは諦めるとして、ほかには何があるか。
まず、エネルギーの種類と特徴から。
1.電気:一番扱いやすそう、ただ蓄えるとなると電池位しか思い浮かばない。
2.熱:エネルギーの最後はみんな熱になる。長く熱を溜めるのはむずかしい。
3.位置:山を持っている人はダムでも作って水を溜めてください。
4.化学:灯油を燃やして熱を得るのもじつは化学反応。石油の買いだめが簡単。
5.原子力:個人ではムリ。管理もできない。唯一腕時計の夜光塗料が原子力。
6.光:光そのものを溜めるのはムリ。熱や電気に変換して溜める。
7.その他:遠心力が研究されているそうだ。つまり「はずみ車」。
このなかでは、1,2,4くらいでしょうね。
ちょっと詳しく考えてみる。
1、電気:電圧と電流の積が電力になる。高い電圧の代表は雷。電圧はバカ高く、電流もかなり流れる。元は細かい氷の粒が擦れて起きる静電気。ただし一瞬で流れ去ってしまうのと、雷雲を「作ったり」「蓄える」のはムリ。
では電池はどうか。車に積んであるのや、ノートパソコンに入っているのは全部化学変化で電気を充放電している。電池に電気を溜めるのは比較的簡単だが、充電・放電それぞれにロスが多い。
電気二重層蓄電器と言うのがある。これは電気を電気として溜める。充電放電のロスも少ない。ただ、高価で形が大きい。まだこれからの技術。
電池というのは電気エネルギーの入れ物だが、入れるエネルギーに比べ高価でかさばる。
2.熱:熱を溜めるというとおおげさだが、ゆたんぽもサウナで使う熱い石も熱エネルギーを一時溜めて使っている。
そう考えると、地下に大きな石を埋めて何らかの方法でガンガン暖め、欲しい時に
取り出すのは簡単に出来そうだ。
ただし長いこと蓄えたければ断熱が必要。これがたいへん。
4.化学:化石燃料・・・灯油とかガソリン、LPガス、ろうそくからボロ布に至るまでこれらはすべて熱エネルギーの貯蔵庫だ。取り出すのは簡単マッチで火をつけるだけ。
一番お手軽で貯蔵も割りと楽だ。それで大量に使われるが、みんなが使えば値段も上下し、空気も汚れる。
ただし、蓄えるという意味からはエネルギーを与えてガソリンが増えるわけではない。すでに入っているのを取り出しているだけだ。
・・・・個人レベルで溜められるものはなんだろう?
少しの量なら電池か?使い捨ての電池をやめて、充電式を使うことくらいか。
中くらいなら熱か。屋根に温水タンクをつけて太陽熱を蓄えるとか。
ある程度まとまった量というとやはり灯油や薪などの備蓄ですか。
ガソリンやガスは個人で備蓄は危ないでしょうね。
将来的には、7.の「はずみ車」も有望だそうですよ。つまり「重力」ですね。
最後にいちばん簡単で確実な方法があります。
それは「貯金」です。
まあ、実現がもっともむずかしいものですが。
いいお知恵があったらご披露願いたい。
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