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私が花粉症になり始めたのは19才ごろだったと思う。
当時はまだ花粉症という言葉は一般的ではなく、ましてやアレルギーが原因で起きるとは知らなかった。
私の場合おそらく杉花粉だと思うのだが、桜の咲くころになると毎年憂鬱になるのだった。
そのころの症状はとてもひどいもので、頭はガンガンするわ、くしゃみはところかまわず出るわ、鼻水は出放題でからだの中の水分が出きってしまうのではないかと心配になったものだ。(本気でティッシュペーパーの製造会社の陰謀かと勘ぐった)
仕事をしていても、汚い話しだが図面を書いているとその図面にポタポタと鼻水がしたたり落ちてしまうこともあった。仕方なく、綿を鼻の穴に詰めてマスクをしていた。
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30代に入った頃から少しづつ症状が軽くなってきて、ここ数年は春先になっても全く症状は出なくなっていた。
(30代後半から年数回海外旅行をしていたのも関係あるのかもしれない)
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ところが、今年は先日から「あの」症状がまた出てきた。
症状は風邪に似ている。
からだがだるく、熱っぽい。でも特に発熱しているわけではない。
頭が重い、くしゃみが立て続けに出る、透明な鼻水がだらだらと出る・・・・など。
若い時の憂鬱が戻ってきたと思った。
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幸いなことにいまのところ、症状はおさまっている。
花粉の飛散が今年は少ないということも幸いしたのかも知れない。
そこで、あわてて「あの方法」をまた始めた。
私の対処方法は簡単。「酢」を飲むのである。
若いころからいろいろ試してみた。
ミント味のチューインガム、仁丹、濃い緑茶、などなど。
たしかに一時的に多少は改善するのだけど長続きしない。
しょっちゅうガムを噛んでいるのも結構辛い。そのうち、アゴが疲れてきてしまう。
あるとき、いくらか症状があるときに「ところてん」を食べた。
食欲がわかないなかで、ところてんの酸っぱさはありがたかった。
食べ終わってしばらくして「おや?」と思った。
頭が重かったのが、軽くなっていた。
鼻水も止まっていた。
まさかとは思ったが、ぬるま湯に「酢」をすこし入れて飲んでみた。
「ところてん」でなくても、「酢」は私の症状の改善に効果があった。
これが「酢」を飲み始めた切っ掛けである。
さすがに、一回でピタリとは止まらなかったが、ぬるま湯に溶かしたコップ半分位の量を一日数回飲んでいると、症状はほぼ出なくなっていた。
私は春先だけでなく一年を通じて、努めて飲むようにしていた。
そのせいか、去年まではすっかり花粉症を忘れていられた。
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今年は転居したこともあり、最近まで「酢」はほとんど飲んでいなかった。
変わりにコーヒー、紅茶を飲んでいた。
そしてとうとう出てしまったようだ。
あわてて「酢」を用意してまた飲み始めた。
お蔭でかどうか、ここ数日調子が良くなった。
*酢は特にこれが良いというものはない。
強いて言えば、「米酢」は酸味がきついような気がする。
コーンなどで作った「雑穀酢」で十分である。
酢の量だが、私は慣れているのでコップ半分の水に大さじ一杯ほどを入れるが、初めはごく薄くして何回も飲むのがいいと思う。
ただ、眠る直前は避けたほうがいい。胃焼けすることがある。
症状がだんだん改善されてくると思う。
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