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最近読んだ本4冊(3冊は公民館から借りたもの)
1・「女の一生・2部サチ子の場合」▼
遠藤周作著・新潮文庫・昭和61年初版、平成14年18刷
朝日新聞昭和55年11月〜57年2月連載・昭和57年3月朝日新聞社より刊行される
自宅にあったもの。次女が読んだもののようだ。以前よく話していた内容だったから。
長崎を舞台にキリスト教徒のサチ子と修平の愛、特攻隊員としての死、原爆、
ポーランドのアウシュヴィツ収容所見学で受けた衝撃からコルベ神父を登場させている。
信心のない私だけれど、これほどまでに信仰心を持ち続ける事が出来るものなのだ。
宗教というものを考えさせられた。
著者は「心の故郷である長崎への恩返しのために書いた作品」と言っている。
私も訪れたことがある東京・四谷の上智大学が出てくる。
2・「命ある限り」三浦綾子著・角川書店・平成8年4月初版▲
偶然だがこの本もキリスト教に関係したものであった。長崎も出てくる。
「茂木」と言う地名が、上記の「女の一生」にも「茂木蜜柑」として出てくるのも偶然か。
「氷点」が懸賞小説に入選してからの出来事を書いている。
夫婦はともにキリスト教徒であり、生活のあらゆる場面にそれらに関する事が出てくる。
夫の献身はすごいもので、後年のほとんどが口述筆記でそれを旦那さんが引き受けている。
病弱ながら取材旅行にも出かけ、全国各地を講演もしている。
体のために次第に遠方には出かけなくなっていたが、京都の同志社大学にも講演に来ている。
三浦 綾子(みうら あやこ、1922年4月25日 - 1999年10月12日)は、
日本の女性作家、小説家、エッセイスト。北海道旭川市出身。旧姓堀田。
結核の闘病中に洗礼を受けた後、創作に専念する。
故郷である北海道旭川市に三浦綾子記念文学館がある。
作風が通俗的であるということで文壇での評価は低く、
また信仰が基礎にあるということで大衆文学界でも評価を受けることが難しかったが、
生き方や人生の様々な問題に悩む方の助けになれば、
と身近なテーマについて描き続けることをやめなかったと言われている。
また『氷点』については、殺人犯の娘であることが氷点・罪であるとする設定が
差別的だと小谷野敦から批判されている(『軟弱者の言い分』)。
なお唯一の作家論として黒古一夫『三浦綾子論』がある。
3・「病気が逃げ出す生き方」▼
安保徹・石原結實共著・講談社・2008年5月第1刷・11月4刷
「病気は自分で治す」「免疫革命」「ガンが逃げ出す生き方」などの著書がある安保さんと
「断食道場」を主宰し、「体を温めると病気は必ず治る」「半断食健康法」「東西医学」「ガンが逃げ出す生き方」の著書のある石原さんとの、体談形式の本だ。
・病気になる生き方とは・食べ過ぎ、ストレス、血液の汚れ、低体温
・医学の常識は健康の非常識・西洋医学が抱える矛盾、対症療法の薬は2週間以上飲むな、発熱・痛み・だるさは自然治癒の症状、抗がん剤は最も発がん性の高い薬、
・間違いだらけの健康ブーム・減塩、高タンパク、1日30食、カロリー、水、寝酒、コレステロール、たばこ、長寝より早寝を
・食事法・歯や腸にあった食事、酸性食品と甘いものには要注意、陽性体質か陰性体質か、根菜類、人参・リンゴジュース、しょうが紅茶、玄米、ピーマン、朝食、断食
・病気が逃げ出す生活法・交感神経が緊張しやすい人、不眠症、自律神経のバランスを整える、湯船に浸かる、微量な放射能、激しい運動は免了疫力低下に、アイソメトリック運動、片足立ち、爪もみ、鼻呼吸、民間療法パワー
本の中に流れるのは、現代医療よりは昔から受け継がれてきた民間療法であり、
西洋医療よりは東洋医療の良さである。
もちろんその片方を全面否定するのではなくて、良さを認めてそれを実践するという方法だ。
行きすぎた医療や考え方に警鐘を鳴らしている。
4・「私は日本のここが好き!外国人54人が語る」▲
加藤恭子編者・出窓社・2008年2月初版、2008年9月第4刷発行
「文藝春秋・特別版・私が愛する日本」(2006年8月臨時増刊号)に掲載
世界は広いので、反日運動や経済バッシングを受ける日本の姿も報道されるが、
これほどまでに日本の良さを見抜き、日本人以上に日本にほれ込んでいる外国人達に
逆に教えてもらった気がする。
日本人でも深く知らないような伝統文化の良さを知っているのには、
感動と共に日本人として反省もしたほどだ。
インタビューのほとんどは、編者の講座である
上智大学コミュニティカレッジ(公開学習センター)の受講生たちが受け持っている。
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