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ここ最近何度か新聞の書評欄で見かけた本で、何となく興味があった。
高齢化の世の中で、退職後の家庭生活も長いものだ。
お互い仕事をしていた頃は、日々の忙しさに追われるばかりであったが
退職後は他に用事がなければ、それこそ日がな一日中夫婦は一緒の生活になる。
そんな時に参考になる本。
「夫源病」石蔵文信著・大阪大学出版会・2011年11月初版
先日、この本がテーマで著者をゲストに招いて、昼間のテレビ番組でやっていた。
私はほとんど見なかったが、夫はこれを見て
「面白おかしく扱っていておちゃらけた内容だった。」と憤慨していた。
「妻側のこともあれば、逆の場合だってあろうに・・・」とも言う。
みんながみんなに当てはまるものではないだろうが、
多かれ少なかれ当てはまることはあるだろう。
退職後の夫が家にいるようになって、妻の体調が悪くなるということなのだ。
「戦後、更年期障害の原因は姑から夫へ」「中年女性の危機(空の巣症候群)」
「高齢女性の危機(ワシも族と昼食うつ)」「良い夫婦を続けるな(夫婦喧嘩を恐れずに)」
・・など興味ある事例が書かれている。
一見笑い話のような世界だが、病に至る深刻な事例もあるのだろう。
これから先の長い家庭生活にあって、夫婦で読めば良い本であろう。
自分の好きなことを続けながら相手からの理解を得て、
お互い相手に依存しない自立した生き方をすれば良いのだろう。
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読書
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