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■昨日も暑かった。日中は28度を超えたようだ。30度越えの真夏日の地域もあったらしい。
掃除機をかければ汗だくになった。洗濯物干しも帽子をかぶって行う有様だ。
午後からはリクライニング椅子に座って休んでいると眠気が襲った。
夕方まで何をする気もしなくなり、郵便局に出かける予定が先延ばしになった。
急激な暑さ戻りで体がまいりそう。
■読書『夫婦のルール』
三浦朱門(1926年生まれ)・曽野綾子(1931年生まれ)
講談社、2014年5月第1刷発行
夫婦、人生、介護など色々なことを考えさせられた。
三浦朱門さんは今年2017年2月3日に
91歳で亡くなっている。
妻である曽野綾子さんは、
夫を2015年から自宅で介護をした。
この本は2013年のまだ夫が元気だった頃の夫婦の対談である。
「夫婦の人生はいつも想定外」「夫婦げんかで夫が勝ってはいけない」
「夫婦も親子も<表裏>があっていい」「<子供にとりつく親>になってはいけない」
「何事も<たかが>と思えばうまくいく」「根も葉もあるジョークで<人生をいなす>」
「<社会に迷惑をかけるな>と葬儀は極秘に」「50代から<一人で生きる>準備を始める」
「<人と比べる>ところに、不幸が生まれる」「<死に方>を考えるより、衰えないために何をするか」
子を産み育てるまでが第1幕、妻の母親と夫の両親を看取るまでが第2幕、
そして夫婦としての第3幕を生きる。夫婦は3人の親を看取り、さらに妻は夫も看取った。
4人もの見取りで葬儀は慣れたもので特別のものではなかった。
「夫婦というのは、毎日が学びだ」
「もともと他人なので、生涯、お互いを学び続けなければいけない」
「学ぶことそのものを、思いっきり楽しんでしまえばいい。
それが人生を、とりわけ晩年の人生を、豊かなものにしてくれる」
妻は夫の死後『夫の後始末』という本を出している。
三浦朱門さんは91歳で亡くなるまでほとんど病気をしなかった。
1年半は在宅で介護をした。1月末に入院、その9日後に亡くなった。
日野原先生から「やってはいけない治療は点滴、胃ろう、気管切開」と言われた。
延命治療もしなかった。夫の死後12万円のへそくりが見つかったので、それで猫を買った。
曽野綾子さんの実家は暗かったが、夫婦は何でも話す明るい家で、笑いが絶えなかった。
とはいえ、妻はうつを患ったり、それなりに苦労もあった。
「業界で一番切れにくい人間」と言われた三浦朱門だが、
確認癖、強迫性障害、物忘れ恐怖などもあったと言う。
曽野綾子の発言は時に批判を受けることもあるが、思ったことをストレートに出す人のようだ。
三浦朱門とて文化庁長官時代に舌禍事件を起こしている。2人ともクリスチャン。
60年以上の結婚生活は、何事も苦にしないおおらかな夫に支えられたもののように感じた。
妻もまたある意味でおおらかさを持ち合わせていたようで、
2人の組み合わせはぴったりだったのだろう。相性の良い2人だったようだ。
幸せな夫婦生活だったといえる。
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