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◆昨日は実家行きの日。
3月上旬のような暖かい日だったが、父は相変わらず寒がる。
家の中にいると外より案外気温が低い。それでも動いておれば暖かさを感じる。
暖房をつけまくっているので、「12月以来電気代が跳ね上がった」と言うが、仕方がないことだ。
平素なかなか出来ないような作業をした。
実家は古い家なので、広い床の間が物置状態になっている。
それならばとすっきりと片付け、整理ダンスを入れ込んだ。
もう床の間としては使わず、物入れ用に使おうと考えたのだ。
掃除機をかけ、雑巾がけもした。平素なかなか出来ないので、埃が溜まっていた。
水曜日は弟夫婦が来て、すき焼きを作ってくれ食べたという。
父は「肉が軟らかくて美味しかった」と言っていた。
◆話変わって最近読んだ本。やや久しぶりだ。公民館で借りたもの。
椎名誠の「ナマコのからえばり」
毎日新聞社・2008年7月発行
「サンデー毎日」2007年8月〜2008年6月の連載分を
単行本にしたもの。
「週刊文春」に「風まかせ赤マント」という連載があったが、
それは時々読んでいた。今はもう終わっている。
この「ナマコのからえばり」は全く読んだことはなかった。
椎名誠は1944年東京生まれで、今年74歳。
読んでみるとなんとも面白い。
文春の「風まかせ赤マント」は
これほど面白かっただろうかと思うほどだ。
椎名さんといえば「岳物語」が広く知られるが、その系列本になろう。
子供から孫へと移っている。この本も面白かった。
今も新宿の西に住んでいるとのことで、娘が住んでいた関係で私も何度か行った場所だ。
目に映る世界の描写が同じだったので、興味深く読んだものだ。
どこか近くに住んでいたのだろうと思うだけで楽しく読めた。
さてこの本だが、書名は酒の肴の「ナマコ」が好きなので付けたのだが、
「シイナマコト」の名前の中に「ナマコ」が入っているとある人から言われたという。
そういえばそうだ。
あとは読んでのお楽しみ。笑いをこらえることが出来ない場面も多い。
世界中を渡り歩いた冒険家の経験談もたくさん出てくる。
この人は好きなことをして思う存分生きた感じだ。
飾らない人柄で「紳士然としたところのない、おっさん丸出し」のところが楽しい。
それでも、しっかりと仕事はしている。
週刊誌、月刊誌、隔月誌、季刊の文芸誌、男性誌、趣味誌、専門誌、新聞などに連載をしており、
月に最低20本、多い時で24本の締め切りがあるという。何ともすごい量産作家である。
持って生まれた文才と、多くの経験のたまものであろう。まだまだ活躍して欲しい人だ。
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