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●このところ、新聞記事を元にしたものばかりが続き少々気恥ずかしいが、新聞記事の中には考えさせられ書きたくなる記事が多いので致し方ないと納得し、自己弁護をしながら書いている。
ーーーーーー<中国新聞 6月23日(金)夕刊より>ーーーーーーー
○今春入社した女性新人社員の85%は「残業を命じられたらデートをやめて仕事をする」と考えていることがわかった。
○財団法人 社会経済生産性本部のアンケート結果
3−4月 同本部の研修に参加した新入社員3900人を対象に実施
○「デートの約束があったとき、残業を命じられたら?」
男女計 80%が「仕事をする」と回答
男性 77%
女性 85%
この設問を始めた1972年以降で最多だった。
○「企業内で女性は依然少数派であるだけに、きっちり仕事をしないと立場が悪くなると考えているのでは」と分析している。
○「最近まで就職戦線が非常に厳しかったこともあり”会社の都合を優先しないと”と言う気持ちが強いのだろう」とも分析。
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●ここ何年も就職戦線の厳しさが伝えられており、この頃の若者は大変だと思う。しかし、そんな中をくぐり抜けてきただけに、皆しっかりしている。特に女性の意識の高さは調査結果によく表れている。
昔は、女の人は会社ではお茶くみやコピーとりばかりさせられ、結婚前の腰かけなどといわれ、結婚したら辞める”寿退社”などという言葉が広く言われてきたものだ。
男女雇用機会均等法などというものは私の頃にはなかったが、男女が平等に扱われることは理想的に思われる反面、現実は女性にとってこれほど大変なものはないと思う。体力一つを取ってみても男女には差がある。それでも同じように仕事をこなさなければならない。勢い女性は男性以上に頑張らなければならないのである。女性であることを言い訳にはできないのである。厳しい時代である。
●そんな中、娘もまさにこの現実の中で仕事をしている。入社2年目に入り少しは慣れてきたとはいえ、見ているだけでも大変さが伝わってくる。何度もくじけそうになり、挫折寸前までいった。一度は辞表を出したが、
「疲れているのだから休んでよく考えてみたら。」
と1週間休暇をもらった後、又仕事を開始した。会社とて一人を一人前にするまでかなりのお金を使って育てているのだから、そうおいそれと辞めて貰っては困るのだ。簡単に代わりができるものではない職種のためでもある。
それでも、この不況下に、辞めたくても辞められないなど贅沢に思える。全国にはリストラにあえぐサラリーマンが果たして何人いることだろう。
●2年目ぐらいではまだまだ仕事を覚えることで精一杯。デートに励むことなど考えられない。それどころかデートをしたいと思う人にすら出会う機会もない。会社は男社会で男の人は多いのに、この人はと思う人は一人もいないらしい。それでも、合コンなどというものに行くくらいなら少しでも体を休めたいという。
なんとも味気ない青春で可哀想に思えるが、職場には30代でも独身の女性が何人かおり、皆バリバリと素敵に仕事をこなしている姿を見ているので、自然とのん気にもなるのである。
「お母さんはこの年には結婚していたよ。」
というと、
「それがどうしたの?」「今結婚など考えられない!」「お母さんは何が言いたいの?」「結婚結婚とうるさいね。」
と反発する始末だ。
それでも時には
「どこかにいい人はいないかな?」「藤井隆のような真面目そうな、家庭的な人がいい!」(??)
「子どもは可愛いので育ててみたい。」
等と言っている。
今は全くの親掛かりで、仕事のみにかかりっきりのため
「お母さんがいないと私は生きていけない。」「お母さんのような男の人がいないかな?」
などとわけのわからないことを言っている。
外で男の人と肩を並べて働く分、しんどいことも多いようだ。家では完全に馬鹿になりきっている。
「家でのこんな姿を、会社の人が知ったらどう思うかねー?」・・・・・・
●子どもに甘い親だと思う。でもいつかは離れていく身。あと何年一緒にいられるのだろうか。今をたっぷりと一緒に過ごしたい。今に、親よりも大切な人が現れることだろうから。
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