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2月1日(木)NHK「クローズアップ現代」(7:30〜8:00)を視聴して 精神疾患で休職している教師の数は、この10年で3倍にもなっていると言う。 親からの非常識な要求に、教師も困惑しているのだ。 その要求とは、例えば次のようなことだ。 ・仲の悪い子と同じクラスにするなと言ったのに学校は聞いてくれない。 ・授業中に騒ぐので、廊下に立たせた子の親が、担任の交代を要求した。 ・廊下に立たせたことにより、教育を受ける権利はどうなった。 ・わが子は怪我をさせられて学校を休んだのだから、相手の子も休ませろ。 ・子どもが朝起きないので起こして欲しい。 ・「まだ学校から帰らないのだが、どうなっているのか!」 ・給食費を払っているのだから、欠席した日の給食を家にもって来るべきだ。 このような理不尽な要求をする親ために、クラスが崩壊したり、 校長や担任が退職した例もあるという。 精神的に追い詰められ、心を病む例や、ひどい場合は自殺した教師もいるのだ。 東京学芸大学教授の小林正幸教授も分析していたのだが、 保護者は現代社会の中で忙しく、子育ての時間もなかなか取れない。 そのため子育ての不安があり、学校への要求へとつながるのだ。 親はもちろんのこと、教師や学校も、両者とも子どものためにということでは一致しているのに、 それがかみ合わず、お互いの要求がわからなくなってくるのだ。 教師も、親の不快な思いの本当の願いを汲み取ることが必要である。 ●私もこのような経験をしているのでよく理解できる内容だった。 教職も30年以上を経験した中で、1回だけ似たようなことがあった。 そのときは、仕事を辞めたいと思ったし、朝になったら仕事に行きたくないと思うこともあった。 胃がきりきりと痛み胃潰瘍になりそうになり、突発性難聴にもなった。耳鳴りがして体調が最悪だった。 私は死を考えるようなことはなかったが、ひどい場合は自らで死を選ぶ教師もいるのだ。 私の場合は、 <子どもが全く可愛いと思わなくなった。むしろ憎く思うようになった。> <この子どもたちのために進路指導の苦労をしたくなくなった。> <こんな子どもたちのために体を壊すくらいなら、仕事を辞めても惜しくはない> と思うようにもなったのだ。さほどにしんどい年だった。 ●死を選ぶ人は、苦しさを他へ漏らすことがなく、敗北感からすべてを投げ打つようだ。 私は全く反対で、学年会の仲間に話したし、男性教師はなかなかわかってくれなかったものの、 女性教師の仲間には悩みを聞いてもらった。 管理職にも話し、休養したいと願い出たが、もう少し頑張れと励まされた。 苦労した1年間のことは校内の研修会で発表もした。 亡き母にも、電話で泣き言を言い励まされたり、同情されたりしたものだ。 今でも忘れられない、苦い思い出ではある。 ●しかし、結果的には1年限りの苦労であり、今もこうして教職を続けている。
現在は、生徒たちが可愛くてしようがない。 生徒に愛情がわかなくなって、可愛いと思えなくなった時には潔く仕事は辞めたいと思う。 とはいえ、残り少なくなった仕事がここまで続いたことも、今となっては不思議な感さえあるが、 今後も引き続き仕事を全うしたいものではある。 |
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2007年02月01日
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