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このところ立て続けに映画を観た。 先般の「劔岳」に加えて、さらに2つの映画を観たのだ。 7月8日(水)レディーズデイなので1000円で観た。これも仕事をしていたら観れないものだ。 まず観たのは「愛を読むひと」だ。 ブログのお仲間の<machihitさん>の記事で知ったお勧めの作品だ。 第2次大戦後1958年のドイツが舞台。 21歳年上の謎めいた女性との恋に落ちた少年の禁断の愛と、 二人がめぐる悲壮な運命を描いたもの。 欲望から始まった恋が、30年の時を経て、無償の愛に変わるまでを感動的に描いている。 原作は日本でもミリオンセラーになったB・シュリンクの「朗読者」。 全世界の500万人が涙した本だという。 主人公の女性をあの「タイタニック」のケイト・ウィンスレットが好演している。 米アカデミー賞主演女優賞に輝いたもの。 ●原作も、この映画も知らなかったのだが、まことに感動する映画だった。 主人公の少年は15歳でその女性と出会って、危ういほどの熱情を注ぐ。 しかし、ある日突然その女性が目の前からいなくなるのだ。 その後の再会はなんと法廷だ。 ナチスドイツの裁判の被告として法廷に立つ女性を見つけたのは、法律を学ぶ学生となった男性だ。 結局、署名をすれば軽減される刑を甘んじて受ける女性。 この辺りから、そろそろこの女性の謎がわかりかけてくるのだ。 ・・文盲だったのだ。 そうとわかれば、これまでの不自然な行動がすべて理解できる。 男性から本を読んでもらうことが嬉しいその女性は、読みたくても読めなかった。 レストランに行ってもメニューから選ぶことも出来ない。 法廷で署名が出来ないということを訴えれば・・・刑は軽減できたろうにそれをもしなかった。 男性は結婚生活も上手くいかず、娘とも打ち解けない何かをずっと引きずる。 その理由がわからない娘は、それが自分のせいだと責めるのだ。 その後刑務所に入った女性に、かつて本を読んであげたように、今度はテープに吹き込んで送り続ける。まるで憑かれたかのように・・・。 その中からその女性は文字を覚えていき、返事が書けるまでになった。 そして刑期を終え、その男性が迎えに行った時にはもうすでに自らで死を選んでいた。 今さら世の中に出てどんな生活が待っているのか・・・・? 読み書きが出来るようになっても、未来に希望はないと考えたのだろう。 むしろ出来なかった若かりし頃の方がいかに輝いていたことか! 男性はその女性の墓参りにわが娘を連れて行き、これまでの過去のいきさつをすべて話し出すのだ。 ・・・・そこで話は終わる。 ●後半からは、ぐいぐいと引っ張るような展開で、じわじわと涙が出てくる。 男女の愛が、人間の愛へと昇華したかのようだ。 その男性の人生に大きな影響を与えた女性を通して、人間の生き方が描かれる。 その中には、アウシュビッツなども出てくるのだ。歴史的背景をバックに話は展開する。 重いテーマの話だったが、心にジーンと響いてくる映画だった。 長くなったので、
書こうと思っていた次の映画「ディア・ドクター」は別途ということになってしまった。 |

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