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「高齢者所在不明」がニュースになっている昨今だが、これも高齢者のことだ。先日、実家の父から聞いた話だ。
近所の90代の一人住まいの男性の姿が最近見えないので、町内の人々が2ー3日かけて探し回った。
そのうちやっと見つけたのは、隣町にあるその男性の亡き妻の墓前だった。
白装束で墓前で縊死していた。毎月命日に墓参りをするのを習慣としていたが、いつもはタクシーを待たせてお参りをするのに、その日に限ってタクシーを片道だけで帰らせたのだ。
子供もなく妻はもう17年も前に亡くなっている。月命日の墓参は欠かさなかったと言う。8月分の借家の家賃もちゃんと納めていた。
亡くなった後、業者が来て家の荷物をきれいに持っていったというから、処分費用も残していたのかも知れない。
長く生きても独り身の寂しさはたまらなかったのだろう・・・。
父はこの人と親しくはなかったが、年齢も近くかなりショックなことだったようだ。先日電話でも私に話していたのに、実家に行った時にまたしても色々と話してくれた。「最近は同じ年頃の人がよく亡くなって、知り合いがいなくなる・・。」と寂しそうだ。
父には我々子供がいるが、しょっちゅう行くわけでもない。
この暑さも相まってか、父も一気にふけたような気がした。
私も色々と考えさせられた。
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2010年08月09日
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