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■皆さんは、NHK総合金曜日の夜10時からある「世界ふれあい街歩き」と言う番組を見たことがおありだろうか?海外旅行が好きな方ならおそらく嵌ってしまう面白い番組だ。おまけに一度でも自分が行った場所ならなおさら面白さは倍加である。
平成17年(2005)に始まった紀行番組。この番組は、旅人の目線で世界の街を「歩く」ことにこだわる。ガイドブックにのっていない世界の街の日常や人々との出会い、発見などを通じて「歩く旅」ならではの楽しみを届ける。
「街を歩く気分の疑似体験」 2009年4月で放送回数は140回、50カ国を越えた。
普通の観光旅番組と違って、その近辺を45分間カメラがくまなく歩き回る番組なので身近だ。
自分たちが歩いた時を思い出すのだ。
あちこちを歩き道行く人に話しかける。そして時には家に招き入れてもらったりする。
どの人も気さくなものだ。日本とは少し違う。日本では見知らぬ人を招き入れることはあまりしない。
番組ではあらかじめざっとリサーチはするが、決してやらせのような打ち合わせはしないという。
どれもみな自然な流れで進行するのだという。それにしても懐かしかった。
カメラが特殊だ。
坂道や階段も歩いているのにどうしてカメラが揺れないの?
通称「ステディカム」という特殊な機材を使用している。この機材はもともと、映画やコンサート中継などの機材として開発された。カメラを担ぐなど、カメラと人体が直接触れたまま歩くと、どうしても揺れが画面に出てしまう。そこでカメラを、バネが仕込まれたアームを介して、腰で支える構造になっている。歩く時に生じる上下の揺れは、このアームの微妙な動きで吸収しているわけだ。カメラ本体やバッテリーを含めた総重量は、およそ20キログラム(機種によって軽いものもあります)通常の何倍も腰に負担がかかるので、カメラマンは専門の知識・技術・体力が求められる。
■12月10日(金)夜10時からあったのが「フランス・ストラスブール」だ。
「大聖堂と暮らす運河と木組みの家・鐘の音」だった。
私は今年5月に訪れた場所なので、懐かしくて思わず見入ってしまった。
その記事→「フランスのストラスブールへ・ドイツの旅17」
・フランス北東部、アルザス地域圏の首府が置かれているストラスブールは「街道の街」を意味する。街の中心はライン川の支流であるイル川の中州に築かれている。交通の要衝として、ローマ帝国の時代から栄えてきた。しかし、ドイツとの国境に位置するという地理的特徴から、フランスとドイツの間で領土争いが繰り返され、何度も“国籍”が変わるという波乱の歴史を歩んできた街である。1988年、ストラスブールの旧市街はユネスコの世界文化遺産に登録された。
出演した中に3度〜4度の国籍の入れ替わりを経験した人がいた。
国境の都市なので、今でも観光客はフランスだけでなくドイツや様々な国から来ている。
言葉も様々なものが飛び交っている。
古い建物が未だに残っていて、1500年代のものだというものが普通にあるのには感動する。
・ストラスブールにはEU(欧州連合)の議会がある。川沿いにある本会議場は現代的な美しいデザインで街の見どころのひとつだ。
ライン川を挟んでドイツとの国境に接しているストラスブールを含むアルザス地方は、かつて石炭や鉄鉱石などの豊富な資源をめぐり、フランスとドイツの間で領有権争いが繰り返された。ストラスブールは、19世紀以降だけで4回も“国籍”が変わっている。そんな波乱の運命をたどり第二次世界大戦後、フランスとドイツの歴史的な和解の舞台となった。そこで、ヨーロッパ統合にむけた象徴的な存在となり、EUの発足とともに欧州議会が置かれることになったのだ。欧州議会では、ヨーロッパ市民を代表する700人以上の議員がさまざまな議題について話し合っている。ヨーロッパの平和と統合のシンボルである欧州議会がストラスブールにあることを忘れないでほしい。 ・街のシンボルはなんといっても大聖堂。12世紀後半の着工から大工事の末、1439年に完成。この地方特産の、バラ色の砂岩の繊細で華麗な彫刻で飾られており、ゴシック様式の傑作とも言われている。
・ストラスブールから南に30km、同じアルザス地方のセレスタという街に、クリスマスツリーに関する記述がある世界最古の文献が残っている。1521年の市の帳簿には、そのころすでにモミの木がクリスマスツリーとして売られていたということを示す記載がある。クリスマスツリーは、フランスとドイツにまたがるアルザス地方が発祥の地と言われている。文献によると、昔のツリーはモミの木に飾りは赤いリンゴのみ、というとてもシンプルなもの。赤いリンゴは、生命の象徴。また、冬でも青々しさを失わないモミの木は、神や精霊が宿ると信じられていた。木には春への期待と豊穣(ほうじょう)の願いが込められている。
また、ストラスブールのクリスマスは、毎年大きなマルシェ(市)が開かれ、街中がきれいなイルミネーションで飾られる。クレベール広場には、巨大なモミの木のクリスマスツリーが置かれ、世界中から人々が集まる。特別なストラスブールが楽しめる。 ■この番組はこれから外国旅行に出かけたい人にとっても、またその機会がない人にとっても家に居ながらにして行った気分にさせられる番組だ。
しかし何よりも、実際に行ったことのある場面を見るほど良いものはない。
街角の隅々を歩くので、同じ場所を歩いた時には感動ものなのだ。
カメラとともに自分が歩いているような錯覚になる。あの旅の思い出が蘇えってくるのだ。
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2010年12月12日
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