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広島の原爆ドームにしばらくの間足場が組まれていたが
これはドームの「健全度調査」のためのものだった。
広島市が3年に1回行うもので、1992年から行っており、今回で7回目だ。
新聞にも載っていたが、2月の26日(日)に松井広島市長も視察をしたそうだ。
松井市長は同じ26日には「森下洋子講演会」の挨拶にも来ていたので
日曜日とはいえ、市長ともなると忙しいものである。
この調査と並行して、震度6弱の地震に耐えられるかの本格的な耐震調査も初めて実施されたという。
確かにこの大切な遺産を後世まで残していくためには、地震対策も必要となるのであろう。
それでなくても、いつまで持つかと思われるほど今にも崩れ落ちそうである。
健全度調査によって、必要とあれば保存工事をする。
過去の保存工事について調べてみた。
原爆ドームは、昭和28年(1953年)、広島県から広島市に譲与され、
ほぼ被爆後の原形のまま保存されていたが、年月とともに傷みが進行し小規模な崩落・落下が続いて
危険な状態となった。
そのため、昭和37年(1962年)以降は周囲に金網をはり、内側への立入りを禁止した。
保存を求める声が高まる中で、昭和41年(1966年)7月、広島市議会は原爆ドームの保存を決議し、保存工事のための募金運動を行ない、昭和42年(1967年)第1回保存工事を行なった。
その後、原爆ドームの現状を把握するために、3年毎に健全度調査を行い、保存対策を検討し、
必要に応じて補修工事などを実施することにした。
・第1回保存工事
工期 昭和42年(1967年)4月10日から8月5日まで 工事費 5,150万円(全額募金で充当) 工事内容 合成樹脂の注入による躯体の亀裂の接着、一部レンガ壁の立て起こし、内部への鉄骨補強 など ・第2回保存工事
工期 平成元年(1989年)10月31日から平成2年(1990年)3月31日まで 工事費 2億378万円(うち募金で1億円を充当) 工事内容 壁体・窓部の亀裂箇所等への合成樹脂の注入、壁上部及び窓台上部への防水モルタル被覆 など ・第3回保存工事
工期 平成14年(2002年)10月8日から平成15年(2003年)3月10日まで 工事費 7,237万円(うち広島市原爆ドーム保存事業基金で3,625万円を充当) 工事内容 壁上部及び窓台上部の防水モルタルを保護するための金属板での被覆 など 募金運動は記憶にある。かなりの額だが、工事には更に莫大な費用がかかるものなのである。
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2012年03月01日
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