|
最近読んだ本
▼「木を植えた男」
ジャン・ジオノ原作・フレデリック・バック絵・あすなろ書房発行
1989年12月初版発行・1997年4月50刷発行(かなりの人気が窺える)
第13回絵本にっぽん賞特別賞受賞
当時、有名になった作品ということは記憶がある。
次女の処分本を整理していて見つけ、せっかくなので読んでみた。
この本のことや絵を描いた人のことを、最近ローカルニュースでちょうどやっていた。
バックの絵が美術館で展示されているという事だった。
本を読んでみると、人気が出た訳が分かった気がする。感動作品である。
何の見返りも求めずに、ひたすら木を植え続けた男の話だ。
木は植えることによって何百年も生き続ける。
それは木の歴史でもあるが、人間の歴史にも通じるものがある。
早急な結果を求めるのではなく、長い目で先を見つめる事の重要さ。
今は取るに足らないほどのものでも、いつかそれは大きなものとなって実を結ぶのだ。
「人びとのことを広く深く思いやる、すぐれた人格者の行いは、長い年月をかけて見定めて、はじめてそれと知られるもの。名誉も報酬ももとめない、まことにおくゆかしいその行いはいつか必ず、見るもたしかなあかしを、地上にしるし、のちの世の人びとにあまねく恵みをほどこすもの。」で始まる。
舞台はフランスのプロヴァンス地方。原作者の体験をもとに書かれている。
絵を描いたザックはザールブリュッケン(現・西ドイツ領)に生まれ、フランスで育つ。
「魂の偉大さのかげにひそむ、不屈の精神。心の寛大さにひそむ、たゆまない情熱。それがあって、はじめて、すばらしい結果がもたらされる。この、神の行いにもひとしい、創造をなしとげた名もない老いた農夫に、わたしは、かぎりない敬意を抱かずにはいられない。」で終わっている。
「万年筆の旅(作家のノートⅡ)」▲
1986年8月第1刷・吉村昭著・文芸春秋社(文春文庫)
実家の父の本を借りてきた。
パラパラとめくって読むと面白そうなので、自宅でじっくりと読むことにした。
著者は戦争に関するものなどをたくさん書いているので、父好みの本だ。
私もこの作者の本はかなり読んだ。
「一つの事実の背後には、数多くの意外な面が隠されている。取材の過程でぶつかり、作品には表れなかったさまざまな思いがけないエピソードを、改めて紹介する。同時に、いかにして作家が素材を見つけ、資料を探し、取材をし、対象に肉迫して作品を完成させてゆくかをうかがわせる、興味深い好エッセイ集。(沢木耕太郎)」
北は北海道から南は沖縄まで、全国各地を訪ね歩き取材活動をしている。
ちょっとした会話の中にヒントを得て、取材をする。
それらを参考に物語を作り上げていくというのがこの人の手法だ。
それにしても粘り強い取り組みには感心させられる。文章も理路整然としている。
作品の中には単なる記録文ではない感動する要素が必ず盛り込まれているのだ。
▼ドイツ行きの前に公民館で借りて、忙しさの中で読み終えていなかった本2冊。
共に女性の作品。女性の作品は何かしらそのきめ細やかな表現に魅了される。
「刺繍する少女」小川洋子著・角川書店・1996年初版発行
「神様のすること」平安寿子著・1953年広島県生まれ・幻冬舎発行・2010年1月第1刷発行
英会話の本。学生時代に使っていた古い本だが、また出してきて暇に読んでいる。▲
毎日少しずつでも英語を忘れないために努力したいが、何分どこまで続くかやや不安。
それでも、「継続こそ力なり」を信じて、頑張りたいものだ。
本気でやるなら本よりはラジオやテレビの方が良いだろうが。
若い頃はラジオ番組をよく聞いていたが、今はそこまでの意欲はない。
ブログランキングアップにつながりますので、↑投票ボタンを押してくだされば嬉しいです。 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2012年07月21日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]





