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有福温泉記事1・正月5日(土)
温泉好きの夫が、急に思い立って宿泊の温泉旅に行くことを言い出した。
目的地は有福温泉(島根県江津市有福温泉町)だ。
急たが宿泊可能かどうか当たってみると、すでに30人の客がいるが泊りは出来るという。
15時に夫は家の用事から解放されたので、それから早速出かけた。
17時半から夕食なので、それまでに着いてほしいと言われたのだ。
高速道路浜田道を利用して行くと17時前には到着した。
片道で110キロほど。土日を利用すれば高速も半額になる。
有福温泉にはたくさんの温泉宿があるが、今回利用したのは「有福温泉荘」だ。
「広島原爆被爆者有福温泉療養研究所」ともいう。
到着して宿泊名簿に記入した夫に、宿の係の人が「若いですね。」という。
60半ばを過ぎているのにそう言われることには驚きだ。
後でわかったのだが、利用者はほとんどが70歳代から80歳代なのだ。
この日の30数名の利用者のうち、我が夫婦が一番若かったかもしれない。
入浴中に話した人にも「若いね。」と言われた。
ここはいわゆる温泉旅館ではない。宿のサービスを期待して出かけるとがっかりする。
すべてがセルフサービスだ。布団の上げ下げはもちろん、食後の器の片付けも自分でする。
シャンプー、タオル、洗面用具も持参だ。トイレ・洗面は部屋にはない。
部屋には冷蔵庫とエアコン以外は何もないという感じだ。
食事の前にまず一度入浴した。露天などはないが、湯船は広かった。
風呂は21時までしか開いていないが、年を取れば早寝をするのでこれで良いのかも。
宿直以外の職員は18時には退所するという。消灯は21時半とあった。それでも遅くまでテレビの音が聞こえた。
夕食はこんな献立だ。豪華な宿から見ればかなり質素かもしれない。
でも、高齢者が多いのでたくさんは食べられないので、丁度良い量だ。これで1000円なのだ。
隣の席の人と話をした。
ほとんどが広島からの客で、車やバスで来ている。年末からずっと泊っている人もいるとか。
お正月も一段落してここに来て、3食の心配がなくゆっくり出来るのが良いという。
どこに行くでもなく、好きな時に寝て、テレビを見て、入浴をして、3食をとる。
そんな過ごし方をする人が多いのだそうだ。
宿泊料が安いので、何日も泊ることが出来る。豪華な宿の1泊分で2〜3日泊れる勘定だ。
この宿泊所は昭和42年に出来たものでもうかなり古い。
トイレやテレビ、エアコンなどは新しかったので、多少のリニューアルをしたようだ。
広島市や島根県、江津市などからの4911万円を補助金として出来た公的施設なのだ。
しかし、利用者は年々減るばかりで、今年限りで閉鎖する予定になっている。
来年のお正月の予約は取っていないと係の人が言っていた。
原爆被爆者の療養の目的で造られた施設だが、被爆者も高齢化するし数も減るのは当然だ。
以前は利用条件があったようだが、今は一般の人も自由に利用できる。↑
でも「このお正月にはたくさんの利用者があり、お風呂場などは芋の子を洗うほどだった。」
とお風呂で一緒になった人が言っていた。
結局土曜日のこの日は、寝るまでにお風呂に2回入った。
◆翌朝日曜日の朝食は8時からだ。合図の音楽が流れるが、ほとんど遅れる人もいなくて集まりが良い。
これが朝食。値段は500円だ。上に並んだ2皿(湯豆腐・サラダ・昆布の佃煮・鰹節の佃煮・かまぼこ)は
バイキングで自由に取れる。少ないようだが、これでも結構お腹いっぱいになる。
朝のお風呂は7時から開いているので、食事の前と後の2回入った。2日間で計4回入った。夫は5回だ。
お湯はぬるぬる感のある美人の湯だ。しかしここは源泉かけ流しではない。
共同浴場に行けば源泉かけ流しの良質のお湯が堪能できるので、夫はここではややもの足りなさそう。
しきりに外湯に入りに行きたがったのだが、以前何度か入ったので今回は止めておいた。
この日は10時頃にはチェックアウトをした。
ここは3食付きだが、昼食を取らないため600円引いてくれた。結局1泊2食で1人5900円だった。
贅沢をしたい人にとっては満足できないだろうが、のんびりしたい人にとっては安い価格は有難い。
豪華でもなく、かといって自炊をするわけでもなく、その中間で、贅沢を言わなければ良いものだ。
↑ 秋葉・前広島市長の名前の感謝状があった。
何とも面白い宿泊所体験をしたものだ。営業は今年限りというから、これで最初で最後の利用になるだろう。
この後、温泉街を少し歩き、カフェに寄った。(続く)
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