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区の図書館で予約した本を読んだ。
▼「生きる力・心でガンに克つ」なかにし礼著
手術をせずに食道がんを「陽子線治療」という最先端医療技術によって消すことができた著者の、復帰までの書き下ろし告白エッセイ
ステージ3の食道がんが見つかった著者。慌てて掛かった名医たちは一様に 「抗がん剤・手術・放射線」をがん治療の三種の神器と唱え、手術による切除を強く勧める。
だが、心臓に不安を抱える著者は手術をためらい、切らずに治す方法はないのかと疑問を抱く。
消化器外科医にはじまり、抗がん剤治療の名医、内視鏡手術のゴッドハンド医師、緩和治療の専門医と訪ね歩き、「理想の治療法」探しの旅はついに「陽子線治療」に辿り着いた!
「変身」「審判」「城」「生還」という極めて簡単な目次になっている。
本書は平成24年2月20日から始まり、
3月5日にテレビで食道がんであることを発表後闘病に専念する。
最後は9月18日、ガン患者でなくなったところで終わっている。がんは消えたのだ。
自らの信念に従って夫婦でがんに立ち向かい、そして勝った。
奇跡にも似たこのようなこともあるのだという感動だ。
1938年中国牡丹江生まれ。過酷な引き上げ生活の体験が随所に出てくる。
カフカの「変身」やルソーの「告白」などの多くの作品が、これまた各所に登場する。
闘病生活時において、それらが折に触れ自らを奮い立たせる役割を果たしているのだ。
▲「拉致と決断」蓮池薫著
「北」での24年間を初めて綴った、迫真の手記!
監視下の生活、偽装経歴、脱出の誘惑、洗脳教育、'94年核危機 と開戦の恐怖、
検閲を潜った親父の写真、飢餓と配給、電撃帰国の真相……感涙のドキュメント。
蓮池薫
1957年新潟県柏崎市生まれ。新潟産業大学専任講師。1978年中央大学法学部3年在学中に拉致され、24年間、北朝鮮での生活を余儀なくされる。2002年10月15日、帰国。中央大学に復学。2005年、新潮社から初の翻訳書、『孤将』(金薫著)を刊行。2008年3月、中央大学を卒業。 2009年、『半島へ、ふたたび』で新潮ドキュメント賞受賞。『私たちの幸せな時間』『トガニ』など訳書多数。著書に『蓮池流韓国語入門』『夢うばわれても』などがある。
かの地での生活は想像を絶する。その中でもじっくりと観察する姿勢が見られる。
帰国は夢であったのに、事態は急転換し夢にも思わなかったことが実現したが、
残してきた我が子と、日本の親の狭間にあって苦悩する姿は深いものだ。
帰国後もう10年以上が過ぎた。24年間の異国での生活はこの人の人生にどう影響したか。
経験者でしかわからない奥深い思いの一端が伝わってくる。
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