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「変な給食」2009年12月初版・「もっと変な給食」2012年2月初版
ともに幕内秀夫著・ブックマン社
新聞の「話題の1冊」にあったので、図書館で借りて読んだ。
少し前の本なのですぐに手に入った。
著者は1953年生まれで、東京農業大学栄養学科卒業。
食に関する講演会や執筆などを精力的にこなす。「粗食のすすめ」はベストセラーになった。
著者の主張は「米飯給食」にある。
パン給食は、脂質が多い、パンには添加物が多い、ホストハーベスト農薬が使われている、
輸入食品に依存する、食糧自給率を下げる、日本の食文化を崩壊させる、
日本の農業を衰退させる、洗剤の使用量が増える・・・。
それを米飯にするとすべて逆になると言うのだ。
昔から言われる一汁一菜を基本とする。そのためにはご飯でなければいけないと明快だ。
この本に載っている変な給食例には驚かされるばかりだ。
自分の子供時代もパン給食だったが、今は菓子パンやデザートがかなり増えている。
逆にこんな献立があるかと驚くほどの貧相な献立もあるのだ。
広島市の場合は、中学校の給食は長く実現せず、我が家も2人の子供の弁当はずっと作った。
私の退職する5〜6年前から、中学校でもやっと給食が始まった。
民間委託の配達弁当給食だったが、汁ものがないだけで、毎日献立はよく考えられていた。
ただし育ち盛りの中学生に合わせたカロリーなので、大人が食べるとカロリーオーバーになる。
それで、大人はご飯は半分残すくらいが良いと言われるほどだ。
パンは週に1回。あとは米飯なので、おかずは理想的な内容だった。
小学校の場合とはかなり条件が違うのだろうが、我が子が中学生時代にこの給食だったら
有難かったと思うくらい申し分ないものだった。
しかし、さすがに現代だ。給食は美味しくないという生徒もいて、弁当持参も多かった。
土曜日に出かけた「食育推進全国大会」でも給食のコーナーがあったので、興味を持って見た。
給食も昔はかなり貧相なものだったが、今は格段の進歩だといえる。
そんな中で、この本のような驚くメニューの給食もいまだに存在するのだ。
給食の意味、食の重要性を深く考えさせられた本だった。
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2013年06月25日
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