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■昨日は洗濯や掃除をしたり、買い物に行ったりした他は何もしなかった。
一日中蒸し暑い日で、何もしなくても体が不調になりそう。
朝には震度2の地震があり、19時にはとうとう雷を伴う大雨になった。
何とも気候不順なことである。例年の夏とは大違いだ。
◆さて、取りたてて他に何もないので、読書記録でも書こうと思う。
黒岩比佐子著「忘れえぬ声を聴く」幻戯書房・2014年2月第1刷発行
「村井弦斎はNHKの朝ドラ<ごちそうさん>の
文士・室井幸斎のモデルになった」
とあるのに目が止まり、読んでみることにした。
著者の黒岩さんは、1958年生まれ。
慶応大学卒業後、PR会社を経て、
フリーのライター・編集者に。
1999年に「音のない記憶
―ろうあの天才写真家・井上孝治の生涯」でデビュー。
2004年『「食道楽」の人・村井弦斎』でサントリー学芸賞を受賞。
私はこれまで全く知らない作家だった。
子ども時代から読書が好きで、「いつか自分の本を出したい」夢を持っていた。
27歳で会社を辞め、フリーランスのライターとして活動を始めた。
20代では小説、30代になってからはノンフィクションを読むようになった。
人物の伝記や評伝に面白さを見出した。人間の人生というドラマほど面白いものはない。
評伝なら書けるのではという具体的な目標を持つようになった。
「井上孝治」「村井弦斎」「国木田独歩」などを書き、埋もれた歴史に光を当てている。
古本屋に入り浸り、思いもかけない資料本をどんどん手に入れていく。
2008年5月の「人生最後の一冊」という文章には、「墓碑銘に
<本を愛し、臨終の瞬間まで本を話さなかった>と彫ってもらえたら嬉しい」と書いている。
のめり込むように資料探しをして、独自の評伝を書いていった。
まだまだこれから多くの作品を書いてほしかったが、それは叶わない。
2010年11月に膵臓がんのために亡くなったのだ。52歳の若さだ。
この本は死後4年経って今年2月に出版された遺稿集なのである。
長生きしてもっともっと多くの作品を世に出してほしかった。
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2014年08月15日
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