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■最近面白い本にあまり出会えない。
公民館に行った時はついでに図書コーナーに寄るが、なかなか興味のある本が見当たらない。
朝ドラ「あさが来た」や大河「花然ゆ」の影響で、江戸時代のことについて読んでみたが、
感動するまでには至らない。
その「あさが来た」の原作本「土佐堀川」を市立図書館で10月に予約したが、
いつまでたっても順番が来ない。
◆そんな中、今年の1月に予約して、実に1年近く待たされて最近やっと手に入った本。
「フランス人は10着しか服を持たない」
パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣
ジェニファー・L・スコット著・神崎朗子訳、大和書房
2014年10月第1刷・2015年1月9刷
新聞記事の書評欄で見つけ、
かなりの売れ行きだと知っていたがあまり期待はしなかった。
しかし、読んでそのイメージは覆された。
実に心に響く内容だった。
「典型的なカルフォルニアガールだった著者は、
2001年南カルフォルニア大学3年生の時、
フランスに留学し貴族の家にホームステイすることになる。
その家を取り仕切るマダム・シックから学んだのは、毎日を“特別の日”のように生きることだった。」
書名にインパクトがあるが、服のことだけではなく衣食住に関する生活すべてのことだ。
たった半年のホームステイだったが、この人の人生観をも変えてしまうほどのものだった。
「食や健康」に関すること。
「おやつを食べるなら体に良いものを」「お腹をすかせて夕食を心から楽しむ」
「きちんとした夕食がいちばん大事」「味わうことに集中する」「朝食の前に着替える」
「フランス人はジムに通わない」「エクササイズは毎日の買い物で」
「衣や身だしなみ」に関すること。
「10着のワードローブで身軽になる」「自分のスタイルを見つける」
「ノ―メイクみたいにメイクする」「美肌のために水を飲む」「誰に会っても自信を持っていられるように」「作りこまないヘアスタイル」「女らしさの決め手は姿勢」「自分を表す香水を見つける」
「フランス人の女性の爪は短い」「髪の手入れに時間をかけない」
「シックに暮らす」
「素晴らしい家具に囲まれて暮らす」「上等な食器を普段使いに」「予算内で一番良いものを」
「物を買わない」「家族にも片付けの習慣をつけさせる」「決まりと規律のある暮らし」
「ミステリアスな雰囲気を漂わせる」「物質主義に踊らされない」
「教養を身につける・本、新聞、映画、アート、語彙、テレビの時間を減らす、旅行、新しいことを学ぶ」
「ささやかな喜びを見つける」「質の良さにこだわる」「良質な食べ物、質の良い服、
かけがえのない時間、暮らしの達人」「情熱を持って生きる」
お金をかけずに毎日を特別の日のように生きる方法をマダムから学んだのだ。
「フランスには、むやみに新しいものを欲しがる物質主義の風潮がない」
「自分をしっかりと持ち、他者と比べず、消費社会に流されない」
「半年の間に<人生の生き方>を多く学ぶ。<本当の意味で生きるということ>を。」
私自身、身の回りを見渡すと、いかに物にあふれた生活をしていることか。
まさに反省しきりである。少なくても良いもので豊かな生活をすることの重要性を知る。
今は「断捨離」など、不要なものを処分しようという世の中の傾向が出てきているように
日本も大量消費の弊害を見つめ直す時期が来ているように思う。
大量生産、大量消費の弊害を考え出しているのだ。原点回帰の良い傾向だ。
「著者のブログ<The Daily Connoisseur>(暮らしの達人)を
2008年から連載。その「パリの暮らしで学んだ20の秘訣」が元になった本。
ブログの反響が良かったので、さらに深く書きとめて本にまとめたもの。
12か国で刊行され、ベストセラーとなった。
イギリス人の夫と2人の娘とカルフォルニアのサンタモニカに住む。
毎年ヨーロッパに滞在して、シックなライフスタイルの秘訣を発信している。」
訳の神崎朗子さんは、以前読んだ「スタンフォードの自分を変える教室」の訳者だった。
上智大学文学部英文学科卒。
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2015年12月17日
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