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先日、公民館に行った時に、図書コーナーにあったものを見つけて借りた本2冊。
▼「娘と私のアホ旅行」佐藤愛子著・集英社・1980年11月第1刷発行
non・no1979年7月号〜1980年9月号まで連載
56歳にして初めて外国旅行に行ったその記録。大学生の娘とカメラマンが同行。
飛行機のトイレに入ることができないため、一気にヨーロッパに行くことができない。
そこで、東京→バンコク→デリー→アグラ→カイロ→アテネ→ロードス島→ローマ→
フィレンツェ→ベニス→ロンドン→東京のルートで小刻みに進んでいく23日の旅。
費用はノンノ編集部持ち。帰国後、旅行記を連載している。
行く先々で出会った人々に、何とも面白いあだ名をつける名手だ。
佐藤さんの本を読んだのは初めてだが、とにかく面白い。
この作家はこんなに面白い人だったのかと、今まで読まなかったことを後悔するほどだ。
佐藤さんは1923年生まれで、今年で92歳になる。
1968年に「借金から身を守るための偽装結婚」という夫の説得で離婚。
旅に同行した一人娘は1988年に結婚、それ以後一人暮らしをしていたが、
1994年には2世代住宅を新築している。
借金返済のため、テレビ出演、全国の講演にと飛び回り、戦後の世相の乱れ等を厳しく批判する言動ゆえ、父同様「憤怒の作家」として知られ、一時「男性評論家」と呼ばれていた時期もある。
小説のほかにも、身の回りの人物や事件をユーモラスに描いたエッセイを多数執筆。
「娘と私」シリーズ等が知られている。近年は自身の心霊体験に基づく著作も多い。
最近では老いに関する著作も目にする。機会があれば読んでみたい。
「ワガババ介護日誌」 門野晴子著・海竜社・平成10年1月第1刷発行▲
「介護」という文字が目に入って借りた本だ。著者は1937年、東京は浅草の生まれ。
江戸っ子特有の威勢の良い物の言い方に、私はややついていけない感じだ。
著者のもの言いももちろんだが、その母親もさらに上を行く。そして娘も同じだ。
母親のことを「あんた」と言い「・・だろうが」というセリフを聞いて、息子の言葉だと思ったら娘だった。
とにかく元気の良い女3世代で、介護の暗さも吹き飛ばしそう。
しかし、私は何ともその口調にはついて行けないのだ。口が元気が良すぎる。
著者は、子育て時代には学校教育や受験戦争のことを書き、その後は介護のこと、
今はアメリカに住んでいる娘の子どもたちの関係から自閉症などの障害について書いている。
教育評論家、ノンフィクション作家。著書はドラマ化や映画化もされているのを知らなかった。
結構有名な人なのだ。
商社勤め、専業主婦を経て、様々な市民運動に参加。
奈良県に転居後は話し方教室の講師を務め、フェミニストセラピィ「いかるが」を開設。
1989年には「ちきゅうクラブ」から参議院比例区に立候補するも、落選した。
「寝たきり婆あ猛語録 」※NHK連続テレビ小説1998年度前期「天うらら」原案。
「星の国から孫ふたり」バークレーで育つ「自閉症」児 ※2009年に映画化。
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2015年06月14日
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