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予約していた本が4月末にやっと来た。実に半年もかかった。
本の名は「土佐堀川」(女性実業家・広岡浅子の生涯)。
NHK前回朝ドラ「あさが来た」の原作本だ。
予約したのは昨年10月上旬。12人待ちなのですぐに順番が来ると思っていたが、
いつまでたっても来ない。1人最長2週間、12人で24週、計算上は6か月待ちになる。
それにしても待たされた。1冊読むのに2週間もかかるはずはなく、私は2日で読んだ。
また貸しでもしたか?早くしないとドラマは終わってしまうと懸念したが、案の定そうなった。
今さら…とは思ったが、せっかくなので一応読んだ。
作者は古川智映子さん。現在83歳。初版は1988年なので何と30年も前。
作者自身が「びっくりぽんや」と驚いている。この本は第9刷。潮出版社。
読み進めていくうちに、本の内容はテレビドラマとはかなり違うことに気づく。
鉱山の取り組みがかなりのスペースを占めている。
その他、加島銀行、日本女子大学、大同生命の誕生などが書かれている。
少ない資料を探し求めて、三井文庫に通い、大阪と京都にも行き
加島屋本家の子孫や孫の存在を突き止め、聞き書きをした。
西宮市雲井町の広岡家にも行って、写真を見たり話を聞き小説の肉付けをした。
浅子は、肺結核、刃物で刺される事件、乳がんと3度も死にかけた。
それでも奇跡的に快復し、69歳で亡くなった。62歳でキリスト教を受洗している。
ここしばらく朝ドラの主人公はキリスト教の洗礼を受けた人が多いが、ドラマでは描かれない。
▼これは新聞の連載記事。
「花子とアン」の村岡花子とも親交があったので、朝ドラに登場するかと思ったが、それはなかった。
テレビドラマはドラマなりにかなりの面白さを加えて、まさに楽しめるものになっていた。
脚本もしっかりしていたし、脇役にも豪華な俳優陣を使い、予算も贅沢に使ったのだろう。
翌日が待ち遠しいほどのドラマになっていた。原作あってのドラマ化だが、原作とはかなり別物だ。
映像を先に見るか、原作を先に読むか…それぞれに良さはあるが、
今回は全く別物を2つ体験した感じで、ともに得した気分になった。
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2016年04月29日
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