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私の読書本は図書館で予約して借りたものが多いが、
以下の本は先日図書館へ立ち寄った時に見つけて借りたもの。
■「頼山陽にピアス」見延典子・南々社・2004年11月初版1刷
毎日新聞(広島県版・2001年10月〜2004年8月)掲載「わははのは」や、
その他新聞、雑誌に寄稿したものをまとめた初エッセイ集。
2004年10月より中国新聞に「頼山陽」の連載を開始。
著者は1955年札幌生まれ。見延さんについては
もう何度も書いているので、詳細は省く。
結婚後広島に住み、3人の子育てをしながら、
40代後半にこれだけの仕事をしていたことに驚く。
しっかりした印象の人だが、初めての出産子育てでは、育児ノイローゼも経験している。
その後子供を保育園に預け、徐々に著述を再開したという。
日常のさりげない出来事の中に、
問題意識を持って確固とした考えを述べている。
2001年頃には週1の地方テレビにも出演していた。
そのテレビの関係から韓国の大邱や金沢、
その他各地へも出かけている。
平家物語を読んだり、句会に参加したり、子供の学校の関係から教育問題にも言及している。
もちろん文学のことについてもあれこれ書き、地元の私大で小説の授業もしていたのだ。
書斎のこと、家を建てた話、父のこと・・・そしてこの本の題名だが、
今や見延典子と言えば頼山陽と切っても切れないものになっている。
我が子がピアスをつけたことから、頼山陽もかなりの親不孝者だったという話に結び付く。
頼山陽の調べ物からスタートして、江戸時代の人物にも言及している。
まさに脂の乗り切った頃の著作だ。地方にいても、主婦でもこんな仕事ができる見本だ。
■吉沢久子さんの4冊の本を借りて一気に読んだ。この人の著作は以前にも読んだ記憶がある。
「ていねいな暮らし」清流出版・2006年10月初版・初出月刊『清流』H15年〜18年
他「3冊」は海竜社・2008年4月、2009年8月、2011年3月発行。
新潟日報、クインテッセンス社月刊誌nico随筆、パンプキン連載などから集めたもの。
著者は1918年東京生まれ。今年で98
歳になる。夫は評論家の故・古谷綱武氏。
3人暮らしが長く続き、夫、姑を見送って
今は一人暮らしをしている。
今でも書くことなどの仕事をしながら、
周囲の人に助けられて、特に食生活には手抜きをせず自活している。
子供はいなかったが、親戚づきあいは広範囲にわたり、友人知人が多く、訪問者も多い。
それらの人からのもらい物が多いのには
何とも驚かされる。
もちろん頂くばかりではないだろうから、
折に触れてあげるものも多いのだろう。
頂いたものを喜び、有難く食べて、随筆に書けば、あげた人も喜ぶはずだ。そして長い付き合いが続く。
日々の生活を大切にして、今を自然体に生きている。食べることが大好きで、どん欲なほど。
長生きをする人には持って生まれた寿命というものがあるのだろう。
元気で自活できる長生きは素晴らしいことだ。この人は父よりも年上だ。
◆現在、見延さん60歳代、吉沢さん90歳代はやや対照的なタイプの人だが、
ともにしっかりと生きている姿に女として励まされるものがある。
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2016年07月18日
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