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■昨日はさすがに暑かった。広島市は37.2度。今年一番の暑さだった。
暑くて外出する気にもならず、家にいても暑い。さすがに冷房なしでは耐えきれなくなった。
しかし、先日、長いこと冷房に当たっていたら、体がだるくなり動けなくなった。
外気とは違う冷たさは、やはり人工的なものではある。どうも体に合わない。
こんな時に動くのもしんどいが、だらけていても仕方がないので2階の掃除機かけをした。
もちろん冷房など掛けずに。汗がしたたり落ちるが、これも慣れれば案外耐えられる。
汗を垂らしながらの作業も案外快感なのである。慣れとは怖い。
◆先般、テレビドラマ「陸軍武官・小野寺夫婦の戦争」のことを書いた。
この本はその原作。
▼「消えたヤルタ密約緊急電」情報士官・小野寺信の孤独な戦い
岡部伸(のぶる)著・新潮社、2012年8月発行
「日本を滅亡から救えー小野寺は欧州諜報網をフル稼働させた。
独ソ線を予言し、対米参戦の無謀を説き、<ヤルタ密約>を掴み、
ソ連の日本参戦情報を打電する。しかし、我が国中枢の手で握りつぶされた。
欧米を震撼させた不世出の情報士官の戦果と無念を完全スクープ。」
学校の教科書では知りえなかった戦争の裏側にある様々な出来事。
外国との戦争では当然ながら相手を知り尽くさねばならない。
そのために影ながら活躍した人々がいたのだ。
戦局をどう持っていくかの判断の中で、それに反対する面倒な情報は潰される。
あの「命のビザ」を発給した杉原千畝とも交流があった。
「日本のシンドラー」と評価された杉原だが、その陰には諜報活動にも関わっていたという。
いつかテレビ番組で「日本のシンドラーはスパイだった」というタイトルを見た記憶がある。
この本では小野寺信に焦点を当てたもので、ドラマのような夫婦の姿はあまり出てこない。
奥さんの百合子さんの側から書かれた本「バルト海のほとりにて〜武官の妻の大東亜戦争」
の方が、ドラマの筋には近いようなので、これも近いうちに読んでみたい。
◆「孫と私の小さな歴史」佐藤愛子・文芸春秋・2016年1月発行▲
「初孫・桃子が1歳の時から、愛子は孫と2人で、扮装をして年賀状用の写真を撮り続ける。
お正月早々ドギモを抜かれた、と大評判の秘蔵写真を全公開。
「本当は嫌だった!」という孫の激白あり、20年分の撮影秘話あり、ファン待望の永久保存版。」
1992年のパンダから始まり、トトロ、カリブの海賊、幼稚園児、インディアン
カンフー、ドラキュラ、コギャル、運動会、赤ちゃん、幽霊と三つ目小僧、泥棒
晒し首、どじょうすくい、メイドカフェ、夫婦喧嘩、ままごと、大根踊り、
最後が2011年の<葬式>で全20回分。
その間には佐藤愛子の面白おかしい文が綴られている。
「バアさんにはならない、ジイさんになる!」と宣言して、
文筆生活を優先した愛子ばあちゃんの筆は冴える。大正12年生まれ。現在93歳。元気なものだ。
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2016年08月12日
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