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『「スマホ断食」ネット時代に異議があります』を読んだ。
藤原智美・潮出版社・2016年7月初版
この人の『「家を作る」ということ』と『ネットで「つながる」ことの耐えられない軽さ』を以前読んだ。
ブログ記事⇒「英国一家、ますます日本を食べる」『ネットで「つ... 2015・4・11
ともに深い洞察力に読んで感動したものだ。
私はスマホをいまだに使っていないガラケー使用者だが、強い信念や拘りがあるわけではなく、
なくても何の不便もないので、いまだにそうしているだけだ。
メールや電話はガラケーで十分だし、インターネットは家でパソコンを使用する。
ただ、外で自由に調べ物をすることは出来ないことだけは不便かもしれない。
携帯電話を使い出したのも遅かった。
母が最後に入院した時に必要に迫られて買ったのが初めだから、15年前になる。
何にでも時流に乗るのは最後になるのだ。
スマホを使っていないとはいえ、この本の内容は、今日的な大きな課題として真に迫るものがある。
新聞広告の宣伝文章は・・・・
「芥川賞作家が物申す!何かあるとすぐネットで検索。止まらないネットサーフィンで、
気づくと1時間。LINEの既読が気になって仕方がない・・・・。
そんなあなたに、「プチスマホ断食」が、人間関係に、仕事に、生活に劇的な効能をもたらす!」
この本の内容は・・・・・
「スマホ利用時間はガラケーの2倍」
「アメリカではキャンプを設営して3泊4日のスマホ立ちをするツアーがある」
「シンプルライフ、モノ捨て本のベストセラーが続く、新しい人生観や生き方提示」
「ミニマトリス(最小限主義者)、スティーブ・ジョブズもそうだった、
格差拡大と出生率の低下とかかわるもの」
「ミニマトリスはものに占有された暮らしからの離脱者、スマホを信奉する情報主義者」
「私が消えてデータだけが残る」「データに分析された私を誰かが見ている」
「ネット社会の匿名性」「著作権などいらないという新しい世代」
「無神経で軽率さがあふれたネット世界」「ネットでは「盗み」は知的作業なのか」
「ネットは21世紀のモンスターメディア」「ねつ造」
「ネット動画」「エスカレートする動画表現」「対抗するのは書き言葉」
「肉声より強力なLINEの言葉」「SNSは「私」を裸にする」「スマホがあなたを覗いている」
「紙の本が思考を鍛える」「黒板が無くなると学校も無くなる?」「ネットが言語能力を奪う?」
「紙の本が教えてくれる知性への謙虚さ」「スマホから逃れて自分を取り戻す」「短文化」
「電車内の静けさ、みなSNSで会話中のスマホ社会、物思いにふける・考え込む行為は
スマホ社会ではマイナスイメージだが、人間として必要不可欠の贅沢」
スマホは便利だからこの流れは止められないかもしれないが、
時には立ち止まり、考えることを忘れてはいけないのだ。
便利さの中に失ったものの大きさを振り返ることも必要だということ。
それにしてもこのIT社会の流れは本当に大きく、すべてを変えるほどの力を持つ巨大なものだ。
50年後、100年後の社会はどうなっているのだろう。
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2017年07月10日
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