テレビがあまり面白くないとは言っても、時には良い番組もある。
◆17日(火)フジテレビ系列21:00〜秋の特別サスペンス
湊かなえ原作「花の鎖」は見応えがあった。
ミステリーだがむごたらしい殺人場面などはなく、謎解きのやや難解な筋だった。
祖母、母、娘3世代を時系列に描くのではなく、ランダムに次々と入れていく。
初めは人間関係などが分かりにくく、どうつながるかが理解できなかった。
次第に3世代がつながっていくのが、謎解きのようで面白い。
2時間以上の話で、最後まで人間関係が分かりにくかったが
ネット検索で調べたら同じような感想の人も多いらしく、「人間関係図」を必要とするほどだ。
これだけの作品なら、映画並みの手間暇がかかっているのだろう。
エンディングロールに出てくる関係者の多いこと。
テレビドラマでも、映画並みの丁寧な作りで感動する番組もあるということだ。
この作品などは、2時間ずっと引き込まれるように観たので、感動作と言える。
原作も読んでみたいものだ。湊かなえさんは広島県因島市出身の作家だが、今まさに活躍中の人だ。
◆15日(日)テレ朝21:00〜の「いねむり先生」も良かった。
伊集院静の自伝的小説を映像化したもの。
作家・色川武大(ギャンブルの神様・阿佐田哲也)、夏目雅子、黒鉄ヒロシ、井上陽水など
実在の人物との交流が描かれる。
出演者も芸達者ばかりで、感動作品に仕上がっていた。
◆日曜のNHK大河「八重の桜」もやっと・・面白くなってきた。
新島襄が出てきてから八重にかなり焦点が当てられてきて、面白さが出てきた。
視聴率不評俳優とされるオダギリジョーが、皮肉なことに良い味が出ている。
不評なのはこの人のせいではなくて、作品によるものだと分かる。
「ゲゲゲの女房」の脚本家・山本むつみさんに期待をしたが、
これが同じ人かと思うほど面白くなかった。脚本家だけの責任ではなかろうが。
最近は別の脚本家になって、山本さんは「作者」の肩書きに変わっているのだ。
スタートのバックも明るいものに変わって、様変わりだ。
視聴率の低さへの苦肉の策だそうだが、よくぞここまでほっておいたものだ。
残り3分の1になってやっと面白くなるとは何とも・・・。
会津を描くにはあまりに壮大な歴史的事実があり過ぎたのだろう。
その中で八重を描くにはやや無理だった。京都生活こそが八重の人間性が生かされそう。
◆月曜日20時〜TBS「名もなき毒」も最後まで観たが、面白かった。
小泉孝太郎主演で、父親の小泉元首相があちこちで宣伝していたそうだ。
視聴率はあまり良くはなかったそうだが、私は面白く観た。
こちらは宮部みゆき原作のミステリーだった。
◆NHKの朝ドラ「あまちゃん」もあとは来週を残すのみになった。
続きの翌日を見たいと思わせる筋の運びになっていた。
共演者に一流俳優をふんだんに使って、主役を上手く盛りたてていた。
朝ドラは観出すとつい習慣になって毎日観てしまうものだ。
大好きというほどもなかったのに、いつの間にか毎日観ていたのだ。
これぞ朝ドラの魔力。「クドカン」の力量も大きい。
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