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5月15日(火)ドイツ滞在29日目
◆最近雨がよく降る。鯉のぼりはまだ出しているのだが、出したと思うと雨が降る。
風も強い。孫と公園に行ったらまた雨だ。公園の裏は林なので、風とともにゴーゴーと音がする。
家の中は暖かいが、外は寒い。温度計を外のテーブルの上に置いてみた。
一日中ずっとではないが、11℃という時間帯もあった。寒いはずだ。
アパートにはテレビがないので天気予報も見られないので、朝はベストを着て出ただけだ。
雨では仕方がないので公園から早々に帰宅するが、家の中でばかり遊ばせると良くない。
保育園の慣らし保育も1週間以上が経過したが、幼いなりに緊張もありストレスだろうか、
夜あまりよく寝てくれないそうだ。パパやママの姿を追うことも増えてきている。
そんな時はよほど頑張ってこちらに気分を集中させないといけないので、大変だ。
以前のような愛嬌良くしてばかりはいないのだ。
◆夕食は娘が作ったオーブン料理。鶏肉と野菜(ズッキーニ・トマト)をオーブンで焼いたもの。
それにパスタ。バジルのソースが絡めてあった。
娘の家では朝昼食は簡単で、夕食はしっかりとる。私の年齢ではそれは胃にやや重いのだが。
それもしっかりと肉食だ。オーブン料理も多いので、和風とはまったく趣を異にする。
ある本には「朝夕の食事はパンにハムやチーズを添えたカルテスエッセンが普通」
「留学生が度々お風呂に入ったり、毎食キッチンで調理したことで
水や火の無駄遣いをするといってトラブルになることもある。」とあった。
そういえば、2年前にドイツ観光をした時にも、民宿付属のレストランでも朝はパンやハムだった。
日本のホテルのような朝から豪華なバイキングではなかった。
電子レンジはない。ドイツはどこの家もそうなのだろうか?その代わり電気のオーブンが大活躍。
食器洗い機とオーブンがキッチンに組み込まれており、かなりのスペースを占めている。
この2つは私にはなかなか使いこなせないもの。長年の主婦業では縁がなかった。
◆寒い。16日(水)朝はさすがに温水暖房をつけた。
静かな朝では、その暖房機内で循環する水流がちょろちょろと聞こえる。
娘のマンションでは聞こえないから、これは旧型のものかもしれない。
しかし、たったこれだけの暖房設備なのに、それが結構暖かくなるのだから不思議なものだ。
少々の洗濯物などを上にかけておいても火事にもならず、これは安全な伝統的な設備のようだ。
どこの家庭にもホテルにもあるものだ。ドイツに住んだ日本人の随筆などにはよく出てくる物。
それに娘のマンションをよく見ると、すべて2重ガラス窓だ。
冬が厳しいのでこうなるのだろうが、室内では外の寒さを感じさせないほどの暖かさだ。
アパートは古い造りの窓なので、2重窓ではあるがかなり冷える。
◆スーパーのレシートを眺めていて気づいたこと。
ジュースが1.5Lでも0.39ユーロ(41円くらい)とかなり安い。あまりに安すぎるほどだ。
しかし、よく見ると、これに例のデポジット制のボトル代が別に0・25ユーロ(26円ほど)つく。
だから、合わせて67円なのだ。それでも安い。
しかしジュースは食品の7%と違って消費税率は19%なのだ。
67円の内、税が10円なのだ。ボトルにもしっかりと税はついているのだ。
ジュースを飲めば、ボトル代は取られるは、高い税率は払うは・・・・元が安いのだけが幸いだが
ボトルを返却しなければ損だと言うわけだが、手間隙がかかることではある。
日本ではこの手間隙が敬遠されることから、この制度に踏み込めないのだろう。
右は郵便局から出した国際郵便はがき代のレシート。日本までは0.75ユーロ(79円ほど)。
◆ ビールの値段はどうだろうか?
チラシを見ると1ユーロ(105円)以下のもあれば、それ以上のものもある。やはり安いようだ。
現在のユーロ価格は15日(火)で102円となっていた。
こうなれば、もう面倒くさい計算よりは、ほぼ100円で計算すると速くてわかりやすいだろう。
◆何だか綺麗で美味しそうなハムかと思って買ったのだが、
これはゼリーに野菜が入っているものだった。
あまりの鮮やかな模様につい買ってしまった。味はそれなりで、見かけほどではなかったのだが。
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3度目のドイツ2ヶ月半滞在記
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5月14日(月)
◆ドイツ滞在28日・・・ということはもう4週間になるということだ。
ここ最近また少し寒くなった。一時期、日中が31℃という日があったのが嘘のようだ。
夜もパジャマ姿では少々寒くて、上にベストを羽織る。
窓も少し開けて寝ていたが、今ではきっちりと閉めて寝る。
4月17日にこちらに来た当初は、夜は布団だけでは寒くて毛布をかけていたし、
温水暖房もつけていた。今は暖房はさすがにつけないが、その頃の寒さに戻った感じだ。
それに天気が安定しなくて、すぐに雨が降る。
今日の夕食は「関西風のお好み焼き」を私が作った。
去年は「広島風」を作ったが、これは時間がかかるし、「こて」もないのでひっくり返すのが難しい。
関西風を小さくして、何枚も食べられるようにたくさん作ったら、好評だった。
薄切り肉というのはこちらにはないので、ベーコンで代用したが焼け具合が食をそそる。
おたふくソースも常備している。ただ、キャベツは1個がずしりと重くて、やや硬い感じがする。
◆今日も一日孫の世話や家のことをして、その後アパートに戻った。
私より前に、車から降りてきた修道女さん2人が先に入った。
もしやこの人はアパートの持ち主の修道女さんではと思ったら、やはりそうだった。
実は、まだ挨拶をしていなかったのだ。
着いた当日は夜遅かったし、その後もわざわざ行く機会がなかった。
娘や婿さんは「挨拶はいつかで良いよ。」と言い、なかなかついていってくれない。
会話ができないので私一人では行く勇気がない。
出会えば挨拶をしようと思ったのだが、この28日間一度も顔を見ることはなかったのだ。
アンナさんというその人は2階に住んでいる。
家の入り口に、アパートの住人(?)と一緒に写した写真が貼ってあるので顔はわかっていた。
2階のその家の中からもう一人女の人が出てきて、玄関先で3人と話をした。全員修道女姿だ。
アンナさんは、他の2人に私のことを色々と説明をしている。
「ヤーパンからですね?」と最初はドイツ語だったが、そのうち英語でしゃべってくれた。
「部屋の居心地はいかがですか?」などと聞かれた。
「大変良いです。この度はご親切に有難うございます。」などと感謝の言葉を述べた。
お土産に持参した<桜模様の布コースター>を渡した。もう一人の人が「グラス?」と言っている。
私ときたら「グラス?草?」と考えるのだから鈍い。コースターとくればグラスの下に敷くものなのに・・・。
そのうちやっと理解できて恥ずかしいほどだ。こんな時せめて英語くらいは満足に喋りたいものだが、
流暢に喋れない割には変な度胸はついて、平然と片言英語でしゃべっている。
でも、やっとお土産が渡せて、本当にほっとした。ずっと気になっていたのだ。
来週は1週間ほど部屋を空けなければいけない。私の予約以前から先約が決まっていたそうなのだ。
せっかく慣れた生活なのに、荷物をまた詰めるのが今から少々気が重いのだが。
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5月13日(日)ドイツ滞在27日目
◆朝、パン屋さんに行って買い物をした。日曜日でもパン屋さんだけは開いている。
かなりのお客で長い列ができていた。さすがにパンの国だ。日本ではありえない。
◆今日は「母の日」。娘から花を貰った。娘は婿さんから花を貰っていた。
日本では照れくさいが、ドイツの地では花を贈る習慣は多く、さりげなく当たり前のようだ。
まあ、嬉しいことではある。早速アパートに持ち帰り、部屋に飾った。
その花束を持って帰る途中、年を取った女の人から話しかけられた。
ドイツ語で全くわからないが、まさか「英語でお願いします。」というわけにもいかないので
そのまま聞いていたら「・・・・mutter・・・・・」と「母」という単語だけが聞き取れた。
「母の日のお花が綺麗ね。」とでも言ってくれたのかもしれない。
◆◆孫が昼寝から目覚めた午後2時半から家族4人で出かけた。
高速道を使って東南の方向へ、片道1時間ほどかけて出かけた。
Hagmuhleという所だ。muhleは製粉所という意味で、その建物が今も残っている。
内部に入ると古い作りがそのまま残されていたが、外観は補修されたようだ。
昔馴染みのいわゆる「木枠組み」の家だ。
レストランも併設されており、さらに周囲はまさに風光明媚な所だ。
パパさんが会社の同僚から勧められた観光地だそうだ。
近くにはゴルフ場もあり緑がいっぱいだ。付近には林もあるので散策をした。
その林を抜けると草原が広がり、そこでしばらく時間を過ごした。気持ちが良いひと時だ。
またもとの場所に戻り、レストランで食事をした。ドイツ料理だ。
▲豚肉とポテト、キャベツのサラダ。 鶏肉とパスタ、カリフラワーと芽キャベツなどの野菜。 ▲
ソーセージとパンとポテト。▲ 3人で3種類別々の物を頼んだ。
夕方5時を過ぎると大勢いた客もほとんどいなくなっていた。
日曜日なので早めに帰ったのだろう。夏休みなどの休暇を利用してゆっくりとすれば良い場所だ。
夕食を取り、さらに1時間かけて帰宅したらもう19時になった。
孫もさすがに遊びつかれて車内で眠った。パパさんも運転お疲れ様。家庭サービスも大変だ。
◆しかし、このところ夜がいつまでも明るい。夜は9時くらいまでは明るいのだ。
9時半くらいになるとさすがに薄暗くなるが、まだ真っ暗ではない。
4月にこちらに来た頃よりももっと日が長くなった。6月の夏至までさらに長くなるようだ。
朝は6時過ぎにはもう太陽が見える。
4階の屋根裏部屋なので、遮る物もなくて朝日も特別早くから見えるのだ。
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街角風景観察
▼Hindenburgstrという名の通りがあった。ヒンデンブルグとはドイツの飛行船の名前だ。
一昨年には飛行船にかかわる「チェッペリン飛行船博物館」を訪れた。
人の名前やら、飛行船の名前やら、縁があるのかないのか不明だが通りには何でも名前がつくようだ。
▼金曜日の小学校の下校風景。10時半だが、もう下校している。
学校は平日でも午前中だけだから、金曜日ともなるともっと早くの下校になるのだろうか。
娘は「休憩時間ではないの?」というが、かばんを持って下校している様子だが・・・・。
昼までの下校では、親が働いている家も多いのだろう、
昼食用かあちこちでパンなどをかじっている姿が見られる。
それにしても、午前中だけだと年間にしたら相当数の授業時間が少ないのではないだろうか。
日本では、給食指導やら清掃、学級活動、クラブ活動など授業以外のものも多い。
ドイツでは生活指導などはなく、すべて家や個人の責任で、学校でするものではないらしい。
給食、掃除、部活などすべて無くして授業だけならそれでも午前中だけに収まるのかも知れない。
合理主義の国である。教師は勤務的にはかなり楽だろう。授業が済めばさっさと帰宅するそうだ。
夏休みも6週間丸々休むそうで、給料は低いだろうと思いきや、世界でも最高水準にあるという。
川口マーン恵美「シュツットガルト通信」には「教師になるなら小学校の先生に限る」とあった。
▼家の軒下に薪をうず高く積んだ家が見えた。暖炉用のものだろうか。
それにしてもかなりの量だ。後ろの太陽ソーラーとの対比が面白い。
▼週に1回、土曜日になると住宅街の片隅で、イチゴを売っている店が見られる。
見れば1パック3.7ユーロで、スーパーでは2ユーロくらいなので、ここのはやや高め。
しかし、パックも大きそうだし、新鮮で美味しいのだろう。多くのお客で賑わっている。
▼季節限定のホワイトアスパラガスも今が最盛期。ここも人気だ。
土曜日となると列をなしてお客が押しかけている。イチゴも売っている。
イチゴとアスパラガスは今の季節がまさに旬だ。
アスパラガスの販売期間は5月いっぱいくらいだろう。いつかの祝日を境にぱったりと閉まるそうだ。
▼駅前に紅白のカスターニアの木が大きく育っていた。
カスターニアの木はあちこちに見られ、並木になっている大木が多い。
ビヤホールの中庭にも見られる。植えることが義務付けられていると聞いたことがある。
初夏にかけて桃色や真っ白な花をつけ、緑豊かな木々の下に客席が並ぶ。
ドイツでは、ビアガーデンやビール醸造所には、この木を植える必要があるそうだ。
マロニエの一種である木からは冷気が出るといわれ、それによって地下の貯蔵庫を冷やし、
心地よい風をもたらすとされている。公園などにもかなり植えられている。
▼電話ボックス。Tのマークは、やはり電話会社のマークだった。
携帯が普及したので利用者は少ないだろうが、
それにしても日本のようにあちこちで携帯電話をしている風景はあまり見受けられない。
逆に言えば、日本の光景のほうが異常かもしれない。
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5月12日(土)前の記事の続き
一日お休みとなった土曜日に、昼食後は眠くなったので昼寝。優雅なものだ。
そのうち起きだして、また出かけることにする。
気温は朝よりは少し上がったようだが、念のために上着を着て出た。
商店街を通らずに、駅へ直進。店のほうを回らなければ10分少々で駅に着く。
ちょうど列車が到着したところだったので、写真を写した。
自転車もそのまま乗れる。去年は乳母車で何度も乗ったものだ。
Sバーンといわれるもので、赤い車体だ。
かなりの長い列車編成で、1輌だけ1等車がある。そのほかはすべて2等車だ。
自動販売機で切符を買い、機械で刻印をして、そのままホームへ行く方式だ。
改札はないので、出入りは全くの自由。出入り口というものがなく、どこからでも入れる。
1日に2度もわざわざ駅まで来たのは、駅前に「ケバブ」の店があるからだ。
この町には外食をする店が少ないので、今回の滞在ではまだ1度も外食をしていない。
家族とも1度は外食をしようと言っているが、なかなか実現しない。小さな子もいることだし。
このケバブの店は前から知ってはいたが、入ったことはなかった。kebapとある。
ケバブはドイツ料理ではなくて、中東のトルコなどのものだが、世界各地にある。
ここドイツでもあちこちで見受けられる。
外観は派手だが、中に入ってみると店員は1人だけで、意外と地味な店だった。
種類の違いもよくわからず、セット物もあったが単品を頼んだ。
注文の仕方もよくわからず、英語で頼むこともできそうになく、
写真入りのメニューを一応ドイツ語読みした。店員さんはトルコ人だろうか?
ドイツ語でしゃべってはいるのだろうが、英語はしゃべれないのだろうか。
店内と外にある看板メニューだけしかなくて、指差すわけにもいかないのだ。注文したのは一番左の物。
すぐにわかってくれたらしく、肉をそぎ出した。それをナンのような物に包むのだ。
そしてトッピングだが、10種類くらいある野菜のどれを入れるか聞いているような気がしたが
よくわからず、その人が指差すままにうなずく。トマト、紫キャベツ、レタス、玉ねぎが入っていた。
さらにマヨネーズのようなソースをかけて完成。これで3・5ユーロ(370円ほど)だ。
小さく見えるが結構大きい。肉も野菜もかなり多く入っている。
ナンは焼いているところを見落としたが、作り置きではないと思う。
写真を見ると右のほうにナンを焼く場所も見える。
「持ち帰りか、店内で食べるか?」と聞いているような感じだが、言葉がわからないのですべて推測。
店内で食べることにしたが、夕飯には少し早かったため食べきれないので持ち帰りにした。
英語で言ったら、あちらも予測で理解してくれる。アルミホイルに包み、ビニールの袋に入れてくれた。
土曜日の夕方だが、お客は3人だけだった。平素は流行っているのだろうか?
それでも、去年も一昨年も見たこのお店が今も続いているのはそれなりに儲かっているのだろう。
持ち帰った残りのケバブは家で食べた。
肉がやや塩辛かったので甘みが少しほしかったが、量も多くて満足感は残った。
帰る途中にアイス屋の前を通ったが、さすがにこの寒さでお客はほとんどいなくて
店員さんが手持ち無沙汰のようだった。気温は17:00には16℃に上がってはいたのだが。
木曜日のあの賑わいが嘘のよう。天候に左右される商売だ。それにこの店は夏季限定で開いている。
これでたまのお休みも、地味ながらもそれなりに優雅に終わった。
「還暦を過ぎた女一人、ドイツの片田舎の町散策を楽しむ」・・・かな?
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