航空整備士のお仕事

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操縦室の窓

操縦室の窓


操縦室の窓って、意外と大きいんですよ。

どれぐらい??えっと、普通の子どもの勉強机をちょっとだけ小さくしたぐらいです。

これがまたよく壊れるんです。

あ、壊れるといっても割れてしまう訳ではありません。

実はこの窓、常に暖めているんです。理由は簡単。

ひとつは、やわらかい方が柔軟性が向上します。そうすると、もしも鳥などがぶつかったときにも割れにくい。

もうひとつは、曇り防止ですね。

一般的に三層構造になっていまして、一番外側と中間はガラス。内側はガラスかプラスチックです。

この間にヒーターマットや、窓自体の温度センサーなどが取り付けられています。


この暖める機構が結構壊れてしまいます。

交換するときはもう大変!!

操縦室の外側からボルトで取り付けているのですが、ボルトの数が多いし、トルクも大きい。

しかも、隙間にはシーラント(コーキング剤ですね)がいっぱいあるので、なかなか外れない。

挙句の果てには、操縦室の内側から、蹴りを何発も入れることも・・・・・

イメージ 1

蹴りを入れても、こんなことには絶対になりませんので、ご安心を。。


また、大多数の飛行機は操縦室の窓が開くように出来ていますが、中にははめ殺しの飛行機も。

ジャンボも開きません。

だって、間違って窓から落ちたら死んでしまうでしょう??

整備士としては開いてくれる飛行機が良いんですけどね。。


イメージ 2

あとは、普通の窓の上にも小さな窓が付いていたりしますが、こいつじ今では無用の長物。

天測で飛行していた頃の名残です。もっとも軍用機は別ですが。


でも、操縦室からの眺めは最高ですよ!

昔は、普通の人でも簡単に乗せてくれたのですが、今はちょっと無理ですね。

やりにくい世の中になってきました。

一番前

一番前


飛行機の一番前には何があるのか・・・・

試験飛行をしたり小さな小型機を除く、一般的な旅客機の一番前の部分。

イメージ 1

こんな感じの、青色の部分には何があるのか??

大昔はこの部分の色は必ず黒色でした。いまでも黒に塗っている会社もありますが・・・

これには深い意味がありまして・・・・・

実はこの部分は絶対にプラスチックなんです。ここを金属にすると、天気の悪い日は飛べなくなってしまいます。

あ、プラスチックだから黒って訳ではありませんよ・・・


で、ここを開けると・・・・

イメージ 2

こんな風に大きな円盤が入っています。

大きな円盤は気象レーダーのアンテナでして、円盤に小さな孔がいっぱいあります。

この小さな孔、一つ一つがアンテナの役割を果たしています。

さらに気象レーダーの上と下にも小さなアンテナがあるのが分かるでしょうか?

これらも航法装置のアンテナになっています。

だから、金属だと電波を透過しないので、プラスチックな訳ですね。

でも、極まれにこの部分に(レドームって呼びますが)鳥が衝突することがあるんです。

小さな鳥だとたいした事は無いのですが、たまに鳶なんかが衝突するすると、

完全にヒビが入ります。

そうなると、ほんの小さなヒビでも飛ばすが出来ません。

だって一番前にあるので、空気の影響をモロに受けてしまって、どんどん割れが進行すると、

大変なことになってしまいますから。

飛行機を点検するときの重要なポイントの一つですね。

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