氏本農園・祝島だより

万葉集に詠われ歴史豊かな自然あふれる、万葉浪漫の瀬戸内海「祝島」での暮らしを氏本農園からお伝えします

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祝島小の食育授業

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祝島小の食育授業
 昨日(17日)秋晴れのもと、祝島小学校の食育授業が氏本農園で開催されました。 校長先生以下PTA全員参加で、小3ミサキちゃん、小1リュウマくん、小学生予備軍4歳のカズマくんも入って総勢6人の、おそらく国内最小規模な食育授業の一つでしょう。
 試験出荷の日(23日)を控えて、元気に生活している豚たちと接するなかで、そのお肉を食することは豚の「いのち」をいただくことだということを、少しでも子供たちに伝えたいと考えました。
 農水産地で育つ子供たちは食育授業環境に恵まれていると思います。また小規模校であれば柔軟に対応できます。今回も校長先生や担任、父親のサトシくんも食育授業を提案したその場で、即決してくれました。
 祝島豚田兵の棚田再生を追跡してくれている地元テレビも取材に来てくれました。 離島や小規模さゆえの話題性だと思います。
 子供たちも私も最初はカメラを意識して(?)よそ行き風な進行でしたが、子供たちは慣れてくると豚に乗ろうとしたり、触って臭いを嗅いで「何も臭わんょ」と平常な行動が復活しました。 豚たちが開墾中の場所では鼻耕で倒しかけている雑木を子供たちが押してみて、豚の鼻力にビックリ。
 その後、豚たちが再生した場所に冬収穫用のジャガイモを作付け体験しました。 周囲の大人がハラハラして見ているなかで、ミサキ、リュウマ、カズマそれぞれが、たどたどしい包丁さばきながら種芋をちゃんと自分で切って、一つひとつ手植えしました。
 その傍には豚たちが食べこぼして生育したメロンが熟れてきていて、みんなで豚の仕業に感服し、果物も売っている父親のサトシくんは「うちの店で売れるで、こりゃぁ。」。
 最後に子供たちには私から、生き物はみんな他の生き物を食べあいながら生きていること、食事をするということは生き物のいのちをいただくことなので、食事のときにはちゃんと「いただきます」といって感謝して残さず食べてあげようね、と締めくくりました。 すると、校長先生が「ミサキはもうこれから弁当は残さないよな」とダメ押し。
 祝島小は小規模だという理由で、教育委員会の給食は出ていません。 次のステップとして島の食材を持ち寄って子供たちに手作り給食をしようということになっています。
 今回の食育授業でメニューの一つが決まりました。祝島放牧豚肉と子供たち自作のジャガイモで作る「ポークカレー」です。

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