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キンキーブーツ

 スケベニンゲンのみなさんいかがお過ごしですか? いや、<A HREF="http://ankyo.at.infoseek.co.jp/chinmei/scheve.html">スケベニンゲン</A>というのはオランダに実在する地名のことです。あのデマスク、スケベの塊のような変態ブランドを育むあの国にさもありなんといったところです。
 さて、<A HREF="http://leah-dizon.net/profile/index.cgi">リア・ディゾン</A>さんというのは、アメリカ・ラスベガス出身の20歳のグラビアモデル。日本でCDデビューをすることが決まった歌手でもあります。写真をオフィシャルサイトでご覧いただければ分かるように、まあ何とも美しい人です。好きなファッションは「ブーツスタイル」というのも好感が持てますね。
 彼女の興味深いのは、もともと日本の音楽などに興味があって日本でのデビューをめざしていたのですが、当初専門学校の学費や生活費を稼ぐために、自前でウェブサイトを開設し、有料会員を(芸能事務所などの力を借りずに)「直(ちょく)で」集めていたという経歴。いまはあるのかどうか分かりませんが、自分のホームページに、<A HREF="http://bbs001.garon.jp/test/read.php/geino/1150400552/">下着姿やセミヌードの写真</A>を掲載して宣伝したそうです(実際撮影とかサイト制作とかは当然スタッフがいるんでしょうが)。その写真がネット上に出回ってブレークしたのです。
 このように、DIYで生活費を稼ぐばかりかブレークまで果たしてしまえ、という発想。しかも最初からエロエロ、トウが立った女優やタレントのリサイクルとしての「脱ぎ」ではなく、はじめから脱いでしまうという確信に満ちた「戦略」。はたして日本の同じようなグラビア・アイドルタレントにはあるのでしょうか。まあ、ないでしょう。日本人にはない、このDIYサバイバル感覚は、彼女が外国人だからというのもあります。しかしこれからはグラビアタレントといえども、こうした営業センス、ビジネススキルがあったほうが結果がまるで違ってくる、そういうことをリア・ディゾンさんは身をもって証明した格好です。素敵です。
 リア・ディゾンさんはもはやあまりエロくしなくても売れるようにはなってきたようですからもはや手遅れなのですが、無名時代に知り合っていればラバータレントにしてあげたかった、残念です。
 それはそうと、今日の本題にうつりたいと思います。
 映画<A HREF="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%84-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%89%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3/dp/B000KGGFZ8">『キンキーブーツ』</A>。みなさんもうご覧になりましたか? DVD発売になりました。まだ観ていない人はぜひ観てみることをお勧めします。この映画のあらすじはこうです。イギリスの片田舎にある、四代続く老舗のシューズメーカー。安い海外産に押されて経営は風前の灯火です。父親から会社を譲り受けた若い経営者チャーリーは、会社立て直しに、ニッチマーケットへ狙いを定めます。ニッチマーケットとは、男性サイズの女性靴(キンキーブーツ)という市場です。トランスベスタイト(服装倒錯者)やドラッググイーンが主なターゲットです。若い社長に、キンキーブーツのアドバイスをするのはローラというドラッグクイーン(黒人)。彼女のキャラクターがこの映画の奥行きを出します。ローラの力添えで、ミラノのショーにも無事キンキーブーツを出品。斜陽産業のこの会社の明るい前途を予感させつつ映画は終わります。
 まあ映画のあらすじを書くと観る気がしなくなってしまう人もいるかもしれませんから、このくらいにして、私はぜひ、すべてのフェティシストはこの映画を観るべきです。ローラの次のような台詞は特に瞠目して観るべきでしょう。
「ブーツはセックス」
「服装倒錯者は口紅を塗ったエリツィン」(これは正統なる美の探求者・具現者であるドラッグクイーンである自分との対比で、女装趣味者を揶揄)
 ほかにもフェティシストである私が見ていて、胸がずきんと痛むようなシーンが多々ありました。ブーツフェティシストとはこういうものだろう、みたいな作り手の意図がリアルに伝わってきて、そしてまたそれが図星だったりします。それを、フェティシスト以外のたくさんの観客が見ているわけです。わが家でも、妻子が見ていました。それだけにまるで変態の自分を公衆にされけ出しているようで、変に気恥ずかしさを覚えてしまいました。
 それでもこの映画をお勧めするのには理由があります。映画として面白いからです。加齢とともに涙もろくなっているこの私。何度か感動のあまり涙を落としそうになりました。

市川哲也
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