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紆余曲折
ロハス&ヴァナキュラーな開墾生活。湖畔のログハウスでスローライフ?いや、悪戦苦闘しています。

書庫養殖、飼育

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「ヤマアカガエル」の卵が孵化し始めました。(3月15日の記事です)
早いですね。約一週間です。
孵化し始めた時の、次の2枚の画像と産卵直後の3枚目の画像の違いをご覧ください。
イメージ 1

小さなオタマジャクシが、時々ゴソゴソと動きます。
役目を終えたゼリー(卵白部分)は、分解されて植物プランクトンの栄養になります。
水が浅くて日が良く当たるので、窒素分のあるゼリーはドンドン藻類を増やします。
イメージ 2


産卵直後の状態です。
イメージ 3

透明なゼリーには張りがあり、しっかりと卵を守っています。


卵(黒いトコ)を包んでいるゼリー状の卵白に当たる部分の色が孵化直前には緑色になってるでしょ。
先日書いた「生き物が土地を肥やしている」の実例です。

卵を守っていたゼリーは孵化する頃には不要になるので、分解し始めるんですね。
するとタンパク質とかで出来てますから、窒素分を含んでいます。
水中で増え始めた藻類(植物プランクトン)の栄養になるんですね。
それでゼリーの表面で藻類が増えて全体が緑色になります。

カエルの卵は親の「ヤマアカガエル」が山林の林床で昆虫などを食べて成長して蓄積した養分から作られるワケですから、水場にカエルが集まって来て産卵するってコトは、山林から水場に栄養を集めて来ている事になります。

更に生まれたオタマジャクシは植物プランクトンも食べて成長するでしょうから、水を介して養分が循環しながら増えて行く結果となります。
イメージ 4

田んぼで藻類が増えた水は、一旦この地面に埋めたバスタブに入ります。
底に沈めた容器の砂の中には「マシジミ」が入っています。


そうやって育ったオタマジャクシがカエルになって再び山林に散って行きます。
カエルは他の動物の餌にもなります。糞や死骸は山林の植物の肥料になります。

水場がある事によって、生物が増え、生態系が豊かに発達して行くのだろうと思います。

自然農法で「無農薬」や「不耕起」「無除草」を言うのは、生き物の活動を妨げない事によって、生態系の発達した、生産力の高い環境を維持する為です。
「無肥料」はその結果として必然的に実現されます。

最近は流行りで「無肥料栽培」をウリにしている方もいらっしゃいますし、「肥料は害があるからやってはいけない」と言うルール的な解釈をしている流派?もあります。
酷いのになると「自然農法」を名乗る為にワザと肥料をやらずに栽培すると言う本末転倒も見られます。

つまり「無肥料」から先に入るのはナンセンスと言う事で、生命活動の盛んな「環境づくり」が最優先であり、栽培の全てです。

そして何時もひつこく申し上げております通り「無農薬」「無肥料」「不耕起」「無除草」の4つの自然農法の特徴は、この「環境づくり」が正しく行われた時に見られる「副作用」みたいなもので、ソッチが本質ではないのです。
当然、ルールや原則でもありません。

全ては作物が自律的に生育できる「自然な環境」が広がっていて、「栽培と言う人間の身勝手」と「自然と言う全体」の調和を保つ工夫、と言う事なんです。

圃場環境全体での生き物の生産力が高くなれば、当然、同じ生き物の一員である作物の生育も良くなる、と言う考え方です。


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