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紆余曲折
ロハス&ヴァナキュラーな開墾生活。湖畔のログハウスでスローライフ?いや、悪戦苦闘しています。

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雑草育種、第三弾は「カラスムギ」です。
これは未だ始めたばかりです。
これは色んな意味で、難しいと言うか、ヤヤコシイと言うか、分からない事や実用上のハードルが散在しています。

まず、名前です。
なんで「カラスムギ」なのか?ですよ。
この植物の栽培種は「エンバク(燕麦)」です。
燕麦なら、「ツバメムギ」じゃないんですかァ?

川の土手を探したら、野生の「カラスムギ」がたくさん実っていました。
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もしかしたらコレが名前の由来では?と思ったのですが、穂が熟してくると穀粒が黒くなるんですね。
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それで「カラスムギ」なのかと・・・
系統によりすべての穀粒が黒いものと、黒と白が交じるもの、ほとんど白くて少し黒いのが入るもの等々、色々あるようです。

栽培種の「エンバク」では、黒くならない。だから、野生種は色の印象から「カラスムギ」、栽培種は形の印象から「燕麦」ッて言う事じゃないかと・・・・

まあ、名前はその程度でイイとして、中身なんですが、コレがまた謎が多いんですよ。
普通に言う「エンバク」はヨーロッパやアメリカで栽培されている種類です。
ウチで以前から緑肥作物として栽培しているのは「タチイブキ」と言う品種です。
コレも元はと言えば野生種の「カラスムギ」から改良されて来たものなんだろうと思います。
野生種に比べて粒が大きく、脱粒性がありません。
「カラスムギ」は細い穀粒で、脱粒性なので熟したものからポロポロ落ちてしまいます。

それから栽培種の「エンバク」にはノギがありません。
野生種の「カラスムギ」には「くの字」に曲がった独特のノギがあります。
ノギは穀粒の脇から出て中程で直角に曲がっています。
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乾燥させたものに水滴を落とすと、乾く時に捻れた根元が戻るためグルーッとノギが回り、穀粒を地面にネジ込みます。

コレは根元がねじれていて、水に濡れるとくの字のノギがグルーッと回って、穀粒を地面にねじ込むような動きをします。
私は以前から「イネのノギは籾を地面に埋め込む為にある」と書いてきましたが、「カラスムギ」は更に巧妙な仕組みでタネを埋め込んでいるようです。

これは「タチイブキ」です。
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ノギは無く、脱粒性もないので穀粒は落ちません。
粒もやや大きく膨らんだ形をしています。

「エンバク」の学名はAvena sativa です。「カラスムギ」はAvena fatuaです。
sativa は「栽培されている」と言う意味です。
だから色んな作物にsativaがあります。
イネはOryza sativaです。レタスはLactuca sativaです。大麻はCannabis sativaです。
fatuaは「実らない、空の」と言う意味だそうです。
どうしてこんな名前が付けられたのかは良く分かりません。
穀粒が細いからでしょうか?
学名から見ても、「カラスムギ」は野生種で、「エンバク」は栽培種と言えそうです。

で、最初は、「タチイブキ」みたいな栽培品種の「エンバク」がエスケープして野生化したのが日本の「カラスムギ」なんじゃないかと思ったのですが、調べてみるとコレは間違いで、日本の「カラスムギ」は有史以前に伝搬して定着したものなのだそうです。
有史以前ですから縄文時代とかそんな感じですよ。

ソコで不思議なのは、古くから伝わってきているのに日本にはあまり「エンバク」の在来品種が残っていない、と言う事です。
野生の「カラスムギ」は各地に自生していますから、日本の環境にはとても適した穀物なのではないかと思うのですが、何故か欧米のように積極的に食料化はされなかったようです。

イネもオオムギもコムギも、日本ではほとんど野生化しません。イネ科穀物で野生化しているのはほとんど「エンバク」だけです。
古くから伝わっていて、こんなに日本の気候に適応出来ているのに、栽培作物としては発展しなかった・・・・何故なんでしょうか?

まあ、収量が少ないとか、オオムギ作った方が早いとか、そういう事なのかもしれませんが、そんなら、ムギの本場のヨーロッパでは栽培化されているってのは何で?ってなりますよね。
牧畜の盛んな地域では、飼料作物として発達したのかもしれません。

もう一つ、とても気になる事があります。
それは、中国の莜麦(ユーマイ Avena satova subsp. decorcata)です。
これは裸性のエンバクだそうです。粉にして麺の材料にするようです。
一方、ヨーロッパにもハダカエンバク(Avena nuda)と言うのがあって、これはまた別系統の裸性のエンバクのようです。

これは「ハダカエンバク」かも知れない・・・と不確かな情報で入手したものです。
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短いノギがあります。
晩生で草丈が1.5m以上ある大きなものです。
まだ青いので正体が判明するのはもう少し先です。

では、日本の野生種「カラスムギ」はどうかと籾を剥いてみると、比較的容易に中身が出て来ます。裸性かもしれません。
日本の野生種は古い時代に中国のユーマイが伝搬して野生化したのかもしれませんね。

ただ、細かい事を言うと、エンバクの皮性、裸性の区別はオオムギほどハッキリとはしていないような気がします。
「タチイブキ」なんかでも、爪で籾のオシリを押すとプリッと中身が出て来ます。
皮性のオオムギでは、皮は穀粒に張り付いていて、ゴリゴリこすっても容易に剥げません。
エンバクの場合は、穀粒と皮がくっついていると言うより、皮が固く合わさって開かないので中身の穀粒が出にくいだけのようにも見えます。

野生の「カラスムギ」をたくさん収穫?してきました。
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外側の皮を唐箕で飛ばすと、内側の皮に包まれた細長い穀粒が出て来ます。
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この中にうすっペラな穀粒が入っています。
皮は比較的容易に剥がれるのですが、中の穀粒が柔らかいので、すり鉢などで強く擦ると潰れてしまいます。
この皮をどうやって簡単に剥くかが課題ですね。

「エンバク」「カラスムギ」には色々不思議な点があります。
栽培容易で、オートミールやグラノーラにして食べたり、カントリークッキーを焼いたりと、色々用途も広く健康にも良いようですので、ボチボチ探ってみたいと思います。
ハダカムギの様に簡単な道具でチャチャッと精麦して食べれる品種があれば家庭菜園でも楽しめると思います。


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4月20日頃、燕麦の「タチイブキ」も出穂しました。
着粒数も多く、大きな良い穂が出揃いました。
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燕麦は麦と言っても雑草的な雰囲気です。

茂り方も丁度良いくらいで、なかなか華やかです。
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最近は飼料米に多額の補助金が出ているみたいですが、水田は運用コストが高いので、飼料ならコーンや燕麦の方が良いんじゃないかと思います。

不時出穂で不調だった二条大麦(ビール麦)も一応、出穂してくれました。
年明けに躓いたのでチョット大人しい感じです。
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なんだか穂がガタガタしている感じがします。
受粉状態が悪いのかもしれません。
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隣り合った畝で、同じように栽培して、一方は年明けに不時出穂、一方は正常にしかもなかなかの上出来、何が違うのか?って事ですが、麦類には「播き性」ってのがあるんですよ。
「春播き性/秋播き性」と言ったり、「播き性程度」と言ったりもします。
「播き性程度」と言う場合は、機銑困離蹇璽淇字で程度を表します。
あれッ、VIIってのもあったかな?よく覚えていませんが、まあ、段階があるワケです。

何の事かと言うと、どのくらい低温に遭ったら穂が上がり始めるか、みたいな感じです。
春に花を咲かせる植物には「バーナリゼーションVernalization」と言う現象と言うか性質と言うか、そんなのがあります。
「春化現象」とか言います。
一定期間、冬の低温に晒されて、その後に暖かくなると花芽が形成される性質です。

良く暖冬の年なんかに、ソメイヨシノが揃ってビシッ!と咲かずに、ズルズル、ダラダラと咲く事がありますが、アレなんかもしっかりと低温に当たっていなくて、熟睡できずに一晩中ウトウトした朝の寝覚めの悪さみたいな感じなんでしょうね。

イネの様な夏場の作物は、成長度合いと日長(昼の長さ)で開花時期が決まるので、バーナリは関係ないのですが、麦類の場合は秋に播いて初夏に収穫なので、この性質が非常に重要になります。

最もこの性質が弱いのが「春播き性」とか「播き性程度機銑供廚箸言われる「春播き小麦」です。
大麦にも春播きのヤツがあるみたいです。
これらは低温に当たらなくても穂が出るので、春に播いて夏に穂を出して秋に収穫する作型が可能です。但し麦ですからね、暑い地域ではムリで、北の方の夏が涼しい地域の作型ですね。

逆に「播き性程度此廚らいのバーナリの強いヤツは「高度秋播き性」とか言われて、しっかりと低温に長期間(6週間くらい)当たっていないと穂が出ないので、春に播いても葉ばっかり茂ってダメって事です。
低温と言ってもムチャクチャ低い温度ってワケではなくて、4℃くらいで良いみたいです。
まあ、日本の気候なら冬場の霜が降りたり氷が張ったりする0℃前後の期間ですね。
今回の燕麦「タチイブキ」が不時出穂しなかったのは、不時出穂した「二条大麦」より低温の要求度が高かったと言う事だろうと思います。

雑草は春先の伸び始めにカウンターパンチで刈り込み入れたので、ちょうど良いくらいに収まりました。
不耕起草生だと倒伏はあまりないので、土寄せはしなくて良いだろうと思いますが、草刈りはもう一回やった方が良いかな?って感じです。
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やや伸びてきましたが、まだ冬雑草です。
コレを良いタイミングで刈り倒しておくと、夏雑草の発芽伸長が遅れます。
麦刈り前に条間に夏作物を播く事ができれば、麦刈り後に麦わらでマルチして夏雑草を更に抑える事もできます。
チョット面倒臭いけど・・
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こうやって麦の株元から生えて登って来る「カラスノエンドウ」がヤナ感じですね。
麦刈りがやりにくくなるし、倒伏の原因にもなります。
登ったら手で取るしかないので、伸び上がる前に刈らなければいけないのですが、株の中に生えるとアウトです。
同じマメ科のレンゲなんかを生やして競合させてカラスノエンドウの自生量自体を抑える事が出来ないものかと悩んでいます。
来年はレンゲのタネを多目に播いて、試してみたいと思います。


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「エンバク」です。漢字で書くと「燕麦」です。
どう言うワケか、今年はとても良い出来です。
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播きっぱなしで放置しましたが、たまたま播種密度が良かったのか、ガッシリと育ちました。
まあ、放置と言っても2回くらい麦踏みはしましたけど。

先日、条間を草刈りしたので益々元気です。
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刈払い機のトンボ刃を通して条間もスッキリ。

走り穂が出始めています。
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かなり茎は太いので倒伏の心配はないと思いますが、株の中に生えているカラスノエンドウがこれから伸びて登ってくるのでチョット心配です。
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これはタネを採って痩せ地の緑肥として使います。
麦類の割には播ける時期が広いし、雨にも強いので、重宝します。

燕麦なんかウチから川沿いに下って行くと、野生化したのが道端にススキみたいにゾワゾワ生えているので、穂が出たらそれを集めてくれば良いだけなんで、ワザワザ栽培する必要なんかないんですけど、土壌線虫を減らしたり、地中の硬盤(土が固まって水が通らなくなった層)を破砕して水捌けを良くしたりと圃場環境の為に良いので、肥えた畑にも時々作付けます。

それにワラがたくさん穫れるのでマルチに使えますしね。
それから、あまり見かけませんが裸性のヤツがあるので、それを入手して食用に栽培したい、と言う思惑もあります。

エンバクと言うと馴染みがないけど、要するに、「オートミール」ですからね。
例の「種子法」の対象にもならないし、これ案外良いかも!!


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「燕麦」です。以前、簡単に精麦できる、とご紹介したのですが・・・申し訳ございません。ガセでしたm(__)m
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播種用のタネ麦を選別する時、久々にチョット食べてみようと籾摺りを試みました。
すり鉢で摺ってみたのですが、皮が剥けません。
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外皮は剥けるのですが、一番内側の皮が残ります。
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根元を爪で押してやると、中から玄麦が出て来ます。
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大麦のように内側の外皮と玄麦がくっついているワケではないようです。
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気長にやれば剥けるだろうと、ゴリゴリやっていたら、半分くらいは剥けるようですが、今度は剥けた玄麦が潰れてしまいます。
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こんなはずではなかったのです。簡単にプリッと玄麦が出てくるハズだったのです。
以前ご紹介した時に、お客様から皮が剥けなくて調理できなかったと言う意味のお問い合わせをいただいていました。
大麦と勘違いしていらっしゃるのではないかと思ったのですが、違っていたのは私の方でした。


色々調べてみると、燕麦はやはり剥きにくい様です。
しかし、以前栽培していたものは、確かに簡単に剥けていたのです。
「ありゃ?ライ麦かなんかとゴッチャになったのかな?」とも思いましたが、ひつこく調べていると「裸燕麦」というものがある事が分かりました。
中国北部で古くから栽培されている系統の燕麦は、裸性で容易に皮が剥けるのだそうです。
15年くらい前に穀物の栽培を始めた頃、ある大学の先生から沢山の種類の雑穀の種子をいただいたことがありました。
たぶん、最初の燕麦はその中に含まれていたのだと思います。
おそらくそれが「裸燕麦」で、その時、収穫して容易に皮が剥けたので、それ以来燕麦は簡単に皮が剥けるものと思い込んでいたのだろと思います。
その後、燕麦は緑肥として栽培し続けていましたが、穀物として収穫する事はなかったので、簡単に剥けるものと思い込んだままになっていました。


申し訳ございません。訂正いたします。
普通の燕麦は簡単には精麦出来ません。
家庭菜園での栽培には「裸燕麦」をご利用下さい。


と言っても「裸燕麦」のタネはどこにも売っていません。
さすが、原産国の中国のサイトにはたくさん出ているようです。
食品や飼料としては「ネイキッドオーツ」などの名前で販売されています。ただこれは、品種としての「裸燕麦」の事を言っているのか、機械などで精麦して裸にした燕麦の意味なのか良く分かりません。


本物の「裸燕麦」のタネを探しています。
ご存じの方がいらっしゃいましたらお教え下さい。


麦類では、燕麦と二条大麦の裸性のものが入手できていません。
どちらも存在する事は間違いないようです。


確認の為にもう一度整理しておきます。
精麦機等が無くても容易に皮を剥いて麦ごはんや全粒粉として利用できるのは、「小麦」「デュラム」「裸麦」「ライ麦」の四種です。
「裸麦」は「六条大麦」の裸性の品種です。「弥富モチ」などがコレに当たります。
小麦はだいたい皮が剥けますが、「カムット」や「エンマー」などの古代小麦には剥けにくいモノがあります。

燕麦と二条大麦(ビール麦)は、普通は皮が剥けにくい様です。
普及していませんが、裸性のものもあるようですので、家庭菜園での栽培にはそのようなものを利用すれば便利なのだろうと思います。

しばらく、裸性の麦類の収集に努めたいと思います。

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燕麦はオートミールの原料です。

燕麦は小麦、裸麦などと同様、籾から穀粒が簡単に出てきます。
コメの場合は籾殻が玄米にくっついているので、籾摺り機を使って籾殻を剥ぎ取らなければなりません。
大麦やビール麦はもっと大変で、「皮麦」と言う言い方もあるくらい穀粒の皮が剥げにくい作物です。
その為、一般の家庭菜園では大麦を栽培しても麦茶などの皮付きのままでの利用以外は難しいでしょう。
それに対して、小麦、裸麦、燕麦は、皮が玄麦にくっついておらず、穀粒を包んでいるだけなので、手で軽く揉むだけで簡単に玄麦が出てきます。

コメの場合は、籾摺り機で籾殻を剥がして玄米にして、それから、精米機で穀粒の表面のヌカを剥がして白米にします。
大麦も同様に皮を剥がし(機械でないと剥がれません)、糠層を削り取ってロールで潰して押し麦にします。
小麦は皮は勝手に剥がれるので簡単ですが、穀粒表面の糠層(フスマ)が物凄く硬くて容易に削れないので、精麦機がない場合は、そのまま製粉機に入れて粗挽きします。
製粉機を一番粗い目盛りにセットして穀粒を潰すくらいにかけ、目の細かいフルイで振るうと、小麦粉とフスマに分けることができます。粉の方を更に細かく製粉すると白い小麦粉ができます。
製粉してすぐに麺やパンに加工する場合は、丸ごと粉にする全粒粉でもOKです。パンなどはむしろ全粒粉の方が香ばしくて美味しいくらいですが、全粒粉は劣化が激しく日持ちしないそうなので、保存には注意が必要です。

今回はじめて知ったのですが、燕麦も全粒で用いるそうです。
簡単に皮が剥がれて、精麦の必要もない、となると麦類では最も簡単に調理できる種類なのかもしれません。

皮を取り除いた燕麦を押しつぶしたものがオートミールです。精麦しない全粒でそのまま用いるので栄養豊富です。
小麦粉と混ぜてクッキーにすると「カントリークッキー」ができます。あのサクサク感は燕麦の食感なのでしょう。
砂糖や植物油を混ぜて、途中でかき混ぜながら焼くと「グラノーラ」ができるそうです。

こうして見ると結構重要な作物ですね。機械無しで家庭菜園でも利用できるので、麦作り入門用にお勧めです。
栽培は簡単で、ワラはマルチに用いたり鋤き込んで土壌改良に役立てる事ができます。
深根性で地下に1mも根が伸びるので、枯れた後の根穴が気相となって土壌が改良されます。
不耕起栽培では、鍬や鋤の代わりに燕麦の根が耕してくれるのでとても重要な要素です。
センチュウなどを抑える働きもあるそうです。

とても重要で「不耕起草生栽培」に役立ちそうなので、新たに書庫を作ってレポートすることにしました。

最初の品種は「タチイブキ」です。極早生、極短稈の緑肥用品種です。食用品種ではないので飼料を除いて子実収穫には向かないかもしれません。
昨年10月中旬に不耕起でバラ播きしました。
あとは放ったらかしで雑草と混じって成長しました。
栽培場移転のバタバタでよく観察していなかったのですが、5月上旬に出穂し始めたと思います。
5月20日に刈り取りしました。
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畑の内側は草刈りの時に雑草と一緒に刈り込んだので、ヒコバエが小さな穂を出しています。
石垣の縁に残した株が大きな穂を上げています。短幹種なので草丈はせいぜい80cm程度です。
緑肥や草マルチ用としてなら、もっと背丈が高くワラがたくさん取れる品種や、ライ麦のような大型の種類が良いかもしれません。
短幹種は倒伏させたくない場合などに適します。
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不耕起で放任栽培したせいか、生育はバラバラで、まだ穂の青いものや既に黄色くなったものが混じっています。
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収穫せずにマルチにする場合は、青いうちに刈払い機でバッサリやった方が楽です。
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よく熟したものを集めてみました。乾燥させて来秋のタネに用います。
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地上部を収穫しても地下部にはかなりの量の根が残り、徐々に分解して寝穴を作り、微生物のエサになり、「生物耕」が行われます。
何も作付けていない場所にはバラっと播いておけば、いろいろ畑に良い事をもたらしてくれるかも知れません。









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